2019年9月4日 更新

サファリパークや動物園の事故一覧!事故の原因やその後の対応は?

意外と知らない?この記事ではサファリパークや動物園で起こった死亡事故などを詳しく紹介していきます。そしてサファリパークを楽しむ為の注意事項なども一緒に紹介していくので、来場予定がある人はもちろん動物好きな方も要チェックです。

動物による死亡事故は頻繁に起きている?!

Safari Park Monkey Wildlife - Free photo on Pixabay (585544)

この記事では意外と知られていない、動物による死亡事故を詳しく紹介していきます。
今では動物園やサファリパークなどで身近に動物と接することが出来ますが、やはり言葉の通じない動物です。いつ、どんなタイミングで襲ってきてもおかしくないのです。

日本には現在11のサファリパークがありますが、日本国内でも動物による死亡事故が何件も起こっています。自分たちがどのような事に気をつけながら楽しむべきなのか知りながら記事を楽しんで頂ければ幸いです。

さらに【最強生物28選】を詳しく書いた記事もあるので、そちらも合わせてチェックしてみて下さい。

群馬サファリパーク

Africa Namibia Landscape - Free photo on Pixabay (585548)

まずは群馬サファリパークで起きた事故について詳しく見ていきたいと思います。1979年5月1日開園のサファリパークで100種類以上、約1.000頭羽の動物が飼育されています。

今でも人気のあるサファリパークですが、死亡事故があった過去は忘れ去られているのか頻繁に耳にする機会もありません。

今後行く予定のある方は、これを機にどの様な事故があったのか、頭に入れておいた上で楽しむ方が良いかもしれません。園からの注意事項をしっかり守って楽しみたいです。

1990年・象に襲われ飼育員死亡

Elephant Safari Animal - Free photo on Pixabay (585549)

まずは、飼育員が動物に襲われてしまうケースです。

1990年8月、夏の暑い日に普段通り、象舎からゾウを出す作業をしていた飼育係の男性(21歳)がオスのアフリカゾウに襲われました。

なぜ襲われたのか等、詳しい状況は公開されていませんが、象の鼻に巻かれて、男性は頭や胸の骨を折り即死でした。まだ若い青年の命が一瞬にして奪われてしまったのです。

この事故が群馬サファリパークオープン以来初の死亡事故となりました。

1997年・老夫婦がトラに襲われ死亡

Animal Tiger Big Cat - Free photo on Pixabay (585550)

この事故は、1997年8月に家族で訪れた観光客の老夫婦がトラに襲われ亡くなってしまったという痛ましい事故です。

園内を走行中に孫が泣いてぐずった為、祖母が別の車に乗っていた母親に孫を渡そうと車を降りた所、トラに襲われました。それを見て助けようとした祖父も別のトラに襲われてしまいます。

孫は従業員が救助し無事だったのですが、どんな状況であろうと車の外に出るのは絶対にしてはいけない行動だと言うのがよく分かります。

夏休み中の繁忙期に起きた何とも痛ましい事故です。園側に責任はありませんが、やはり客足は遠のいてしまうのでしばらくの間は苦労したという情報もあります。

2016年・ツキノワグマに襲われ従業員死亡

Bear Brown Animal - Free photo on Pixabay (585551)

こちらはかなり最近起きた事故ですが、女性飼育員がクマに襲われて亡くなっています。当時、窓にパイプが取り付けられている軽乗用車に乗ってパーク内を巡回していたところ、熊に襲われたのです。

女性は熊に胸や腹などを噛まれ意識不明の状態でドクターヘリで運ばれましたが、その後死亡が確認されています。

なぜこのような事故が起きたのか、しっかりした説明がなかったので、当時ネットには「絶対行かない!」「行く予定があったがキャンセルした」など、批判のコメントが多くありました。

2000年2月3日町田市の動物レンタル会社

Crime Scene Dead Marks - Free vector graphic on Pixabay (585552)

次に紹介するのは、2000年、東京町田市にある「池田動物プロダクション」で、従業員の男性がベンガルトラにかまれ、死亡した事故です。

飼育係の男性がトラに餌を与えようとしたところ、首を噛まれてまもなく死亡しました。普段は別の飼育員が餌を与えていたとの事なので、この日だけ餌やりをしたスタッフが運悪く噛まれてしまったのです。

その後、トラは薬殺されましたが、もともと東京都に届け出をしていなかったり入手方法も違法だった為、このプロダクションは閉鎖しています。

2003年4月23日九州自然動物公園

Elephant Herd Of Elephants African - Free photo on Pixabay (585553)

続いて九州自然動物公園での事故です。
こちらにはアフリカンサファリというサファリパークがあり、そこで監視員をしている男性がライオンに噛まれて亡くなりました。

監視員の車に数匹のライオンが群れをなしていたそう。その異常事態を別の車に乗っていた職員が発見し、すぐにライオンたちは追い払われたのですが、男性職員は残念ながら亡くなってしまいました。

発見した時には群れをなしている状態だったので、どのようにしてライオンに襲われてしまったか等は分からないままです。

2005年3月26日富士市ファミリーパーク

Elephant Flock Mother - Free photo on Pixabay (585554)

事故が起きたのは2005年3月。男性飼育員がクマに噛まれて死亡しています。こちらの事故については、詳細等の情報がほとんどありませんが、死亡事故が起きているのは確かです。

こうして見ていると、来場客に比べ、やはり動物とより近い距離で接する事の多い、飼育員や監視員の事故がほとんどです。

言葉の通じない動物なので、狭い檻の中でストレスがたまっていたのか、本当に何が起きるか分からないのが怖いところです。

富士サファリパーク

Giraffe Wild Wildlife - Free photo on Pixabay (585555)

ここからは、静岡県にある大人気の富士サファリパークで起きた事故を紹介していきます。

1980年4月に開園して以来、変わらぬ人気がありますが実は2件も死亡事故が起きています。どちらも飼育員が動物に襲われてしまう事故なのですが、やはり死亡事故直後はしばらく休園をし、改修工事をしたり対策を考えています。

1度死亡事故が起きてしまい、2度目の事故は防げなかったのでしょうか。やはり会話の出来ない大きな動物を飼育するのは難しいのかもしれません。ではその2件の事故について詳しく見ていきたいと思います。

2005年:クマに襲われ飼育員死亡

Grizzly Bears Playing - Free photo on Pixabay (585556)

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