目次
- ヤクザ用語の意味まとめ!正しい意味を把握しよう!
- 業界用語が使われるようになった理由
- 知っている物同士での意思疎通
- 意思疎通をしやすくする
- 今使われている言葉も元々はヤクザ用語
- ヤクザ用語集【あ~な行】
- 姐さん
- アヤをつける
- アンコ
- 一本(一本独鈷)
- 指詰(エンコ)
- 大物をたれる
- おとしまえ
- 親分(親父)
- 稼業
- ガサ入れ
- カスリ
- カチコミ
- カッパ
- 兄弟
- 組
- ケツを割る
- サツ
- シャバ
- スケ
- スミ
- タマ
- チラシ
- チャカ
- チンコロ
- 鉄砲玉
- 殺る(とる)
- 野良をつく
- ヤクザ用語集【は~わ行】
- 場
- 花屋
- 破門
- パクられる
- プーヤ
- もます
- 寄せ場、ムショ、ダイガク
- レンコン
- ヤクザ用語は意外と一般にも普及している?
兄弟は、ヤクザ社会における疑制的血縁関係の一種です。ヤクザは同じ組の者同士は、紐帯を深めたり上下関係を明確にするために兄弟関係を結びます。
兄弟とは言っても兄貴分と弟分で力の差が生じることがあり、「五部の兄弟」「五厘下りの兄弟」「七三の兄弟」「二分八の兄弟」などの種類に分かれており数の差が力の差を示します。
また兄弟にも種類があり、兄弟盃を交わした兄弟や、同じ親分から盃を下ろされた子分同士を指す暖簾兄弟などがあります。
兄弟とは言っても兄貴分と弟分で力の差が生じることがあり、「五部の兄弟」「五厘下りの兄弟」「七三の兄弟」「二分八の兄弟」などの種類に分かれており数の差が力の差を示します。
また兄弟にも種類があり、兄弟盃を交わした兄弟や、同じ親分から盃を下ろされた子分同士を指す暖簾兄弟などがあります。
組
via pixabay.com
組というのは、ヤクザ組織の最も普遍的な名称のことです。慣習として初代の親分の名前を冠することが非常に多いです。実在する例としては、現在の日本最大のヤクザ組織である山口組が初代組長であった山口春吉の名前からつけられています。
昔からヤクザ組織は、箔を付ける為に武家組織から名前を借りることも多いです。この「組」という名称は、ヤクザの元祖と呼ばれる旗本奴白柄組や六法組などの武家の組織単位である「組」に由来しています。
昔からヤクザ組織は、箔を付ける為に武家組織から名前を借りることも多いです。この「組」という名称は、ヤクザの元祖と呼ばれる旗本奴白柄組や六法組などの武家の組織単位である「組」に由来しています。
ケツを割る
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ケツを割るというのは、一言でいえば逃亡することです。なぜ、ケツを割るというのかというと、江戸時代の職人用語が由来しています。
依頼をされた仕事に対して「欠」けて、手に負えない仕事を打ち明けて仕事を続行することを「こと」わるという事を略して、ケツを割るといいます。
ヤクザ社会では、組のお金に手を染めてそのまま持ち逃げしたり、やましいことや悪だくみがばれて制裁されるのを恐れてケツを割る人も少なからず存在します。よく「トぶ」とも言いますね。
依頼をされた仕事に対して「欠」けて、手に負えない仕事を打ち明けて仕事を続行することを「こと」わるという事を略して、ケツを割るといいます。
ヤクザ社会では、組のお金に手を染めてそのまま持ち逃げしたり、やましいことや悪だくみがばれて制裁されるのを恐れてケツを割る人も少なからず存在します。よく「トぶ」とも言いますね。
サツ
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こちらは、ご存知の方も多いでしょう。ドラマや映画で、「おい、サツがきたぞ!バックレろ!」なんてセリフを聞いたことはありませんか?そうです、サツとは警察のことを指します。
「警察(けいさつ)」を倒語した「さつけい」を略して「サツ」と言うようになりました。一応、ヤクザ用語ではありますが、誰が聞いても警察の事だと分かりますよね。
元々は、泥棒業界で使われた業界用語で、間抜けな新人が逃げ遅れないように分かりやすくしたという説もあります。
「警察(けいさつ)」を倒語した「さつけい」を略して「サツ」と言うようになりました。一応、ヤクザ用語ではありますが、誰が聞いても警察の事だと分かりますよね。
元々は、泥棒業界で使われた業界用語で、間抜けな新人が逃げ遅れないように分かりやすくしたという説もあります。
シャバ
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こちらも有名所ですね。ドラマの出所シーンなどで「シャバの空気はうめぇなぁ」なんて言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。シャバというのは、仏法の娑婆から来ています。
娑婆というのは、人が生きる世界のことを指し、四苦八苦の苦しみに耐える自由のない世界です。しかし俗語的には刑務所内の人にとって自由な世界を指します。これは、江戸時代に遊郭を娑婆に対する極楽浄土の地と例えたが、働く女郎にとっては娑婆こそ自由な世界だったためです。
娑婆というのは、人が生きる世界のことを指し、四苦八苦の苦しみに耐える自由のない世界です。しかし俗語的には刑務所内の人にとって自由な世界を指します。これは、江戸時代に遊郭を娑婆に対する極楽浄土の地と例えたが、働く女郎にとっては娑婆こそ自由な世界だったためです。
スケ
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スケとは「なお助」の略で、女性を意味し、戦後不良を中心に普及した言葉です。本来、「なお助」の「なお」の部分が女性を意味しており、「スケ」には特に意味はなかったそうですが、あだ名が変化していく過程において肝心な「なお」の部分が省略されてしまったようです。
また、「スケ」には助平(スケベ)という意味も含んでおり、好色な女性を指して使われていました。いずれにしろ、女性を蔑んだニュアンスが含まれており現在はあまり使われません。
また、「スケ」には助平(スケベ)という意味も含んでおり、好色な女性を指して使われていました。いずれにしろ、女性を蔑んだニュアンスが含まれており現在はあまり使われません。
スミ
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スミというのは、刺青のことを指します。「イレズミ」だと江戸時代に行われた囚人への懲罰となってしまうので「ホリモノ」「キズ」などと言ったりもします。
入れ墨の刑罰といった否定的なニュアンスに対し、彫り物は芸術的な意味合いに加えて、痛みに耐えた我慢強さといった肯定的なニュアンスで用いられることが多いです。
ただ、若者が入れるファッション感覚のタトゥーのことは彫り物と言わず、主にヤクザが組織や裏社会に忠誠を表した刺青に対して使われます。
入れ墨の刑罰といった否定的なニュアンスに対し、彫り物は芸術的な意味合いに加えて、痛みに耐えた我慢強さといった肯定的なニュアンスで用いられることが多いです。
ただ、若者が入れるファッション感覚のタトゥーのことは彫り物と言わず、主にヤクザが組織や裏社会に忠誠を表した刺青に対して使われます。
タマ
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こちらはご存知の方も多いことでしょう。任侠映画などで、ヤクザが相手に銃を突き付けたりしながら「タマとるぞ!」なんていうセリフを聞いたことがありませんか?
「タマ」というのは、命のことです。命と言っても魂の方の命を指し、「たましい」の頭二文字を取って「タマ」というようになりました。
命ということでは、命も魂の命も同じなのですが、任侠時代からの名残で、相手の魂は信念であり命であると考えられています。
「タマ」というのは、命のことです。命と言っても魂の方の命を指し、「たましい」の頭二文字を取って「タマ」というようになりました。
命ということでは、命も魂の命も同じなのですが、任侠時代からの名残で、相手の魂は信念であり命であると考えられています。
チラシ
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チラシというのは、回状のことを指します。また、ヤクザ社会の儀式である襲名披露や結縁、放免祝いや冠婚葬祭の案内状のことを意味します。
ヤクザというのは、義理事を重んじる慣習が強いため、仲の良くない組織であったとしてもチラシに名前を載せたり、チラシを配るのが普通です。そのため、チラシに名前が載ってなかったりすると抗争が勃発したりもします。
興味のある人は東宝映画の「日本の仁義」を見る事をおすすめします。
ヤクザというのは、義理事を重んじる慣習が強いため、仲の良くない組織であったとしてもチラシに名前を載せたり、チラシを配るのが普通です。そのため、チラシに名前が載ってなかったりすると抗争が勃発したりもします。
興味のある人は東宝映画の「日本の仁義」を見る事をおすすめします。
チャカ
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こちらも有名なので、ご存知の方も多いと思います。チャカというのは、拳銃のことです。拳銃の隠語には他にも「ハジキ」「パチンコ」などがありますが、チャカはその中でも最も新しい呼び方であると言われています。
チャカと呼ばれるようになった理由は、引き金を引く際の「カチャッ」という音をひっくり返したものという説が有力です。また、これとは別の理由として、外来の刀という意味で明治時代に使われたチャカからきたという語源説もあったりします。
チャカと呼ばれるようになった理由は、引き金を引く際の「カチャッ」という音をひっくり返したものという説が有力です。また、これとは別の理由として、外来の刀という意味で明治時代に使われたチャカからきたという語源説もあったりします。
チンコロ
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