2019年8月19日 更新

犯罪者予備軍の特徴とは?オタクに多い?ならないための方法とは

最近ニュースなどで犯罪者予備軍という言葉を耳にしますが、私達は彼らのことをどれだけ理解しているのでしょうか?例えば、罪を犯した人が偶然アニメ好きだっただけで、オタク=犯罪者と決めつけていませんか?今回は誤解されやすい人の特徴と実際の予備軍について解説します!

家庭環境が複雑

Child Education Fear - Free photo on Pixabay (386851)

凶悪犯罪者と呼ばれる人達の育った家庭環境を見ると、あまりにも酷過ぎる状況に言葉を失うことがあります。こうしたことからも育った家庭環境が、そ人の人間性や人格に多大な影響を与えることは間違いないでしょう。

子供はみんな母親の愛情を求めていますが、特に男の子の場合、自分が一番愛されたいと思っている母親の人間性に問題があった場合、間違った価値観や考えを持つことで人格が歪んでしまい、犯罪に走りやすいという傾向があるようです。

目が死んでいる

Girl Model Portrait - Free photo on Pixabay (386863)

犯罪予備軍の人は目が死んでいると言われますが、具体的にはどういうことなのでしょうか?歴代の犯罪者と呼ばれる人たちの目をみると、多くは『三白眼』と言われる目をしているのだそうです。三白眼とは左右の白目部分に加えて、正面を向いている時も目の下に白目があるような眼です。

もちろん三白眼は有名な芸能人にも多く見られるのですが、犯罪者の三白眼と違うところは、目の中にキラキラとした輝きがあるということです。しかし犯罪者の多くは、目に輝きがなく重苦しく澱んでいる、いわゆる死んだ目をしているのだそうです。

すぐに手が出る

Punch Fist Hand - Free photo on Pixabay (386908)

極端に怒りっぽい人やキレやすい人は、怒りの感情に支配されると暴言や暴力が抑えられず、すぐに手が出るので傷害事件などに発展してしまうことがあります。

こういった人たちは我慢が足りないと思われがちですが、本人の中ではかなり我慢していて、そのストレスを上手く発散できず、ついには手が出てしまうという人もいるようです。

彼らがすぐに手が出る原因には、本人の性格もあるのかもしれませんが、たいていの場合は強い劣等感を抱えていることが多く、それに気づかないまま怒りを募らせているケースが多いようです。ですが怒って手を出しても何も解決しませんので、自分自身が感じていることに気づくことが解決の糸口です。

社会に恨みがある

Blood Crime Scene Murder - Free photo on Pixabay (391921)

凄惨な事件を起こした犯人の中には、犯行動機として社会に対する恨みをあげる人がいます。恨みとは、誰かに酷い仕打ちをされてした嫌な思いを、我慢し続けた結果出てくる感情と言われています。もちろん客観的に見て本当に酷い仕打ちをされている場合もありますが、恨みを持っている当人の勘違いや思い込みということもあります。

犯罪を犯して逮捕される人の多くは無職であることが多く孤独です。もちろん孤独であってもその状態を楽しんで、現状を改善するために行動する事が出来るタイプであれば違うのですが、犯罪に走ってしまう人の多くは現状を変えるために努力したり行動することが得意ではありません。

そうすると視点が自分ではなく、自分の外側に向くようになります。『仕事が上手く行かなくなったのは世の中のせいだ。世間はなんて自分に冷たいんだ。』こうした感情が積もり積もっていくと、いつしか『世間』や『社会』と言った、ざっくりとした曖昧なものに仕返しをしてやりたいと敵意を抱くようになるのだそうです。

誰にも言えない秘密がある

Secret Lips Woman - Free photo on Pixabay (391926)

誰にも言えない秘密がある人というのは、秘密がバレるのではないかといつも不安を抱きながら暮らしています。もちろん人によって秘密とは、小さな嘘の場合もありますし、知られてはいけないことを隠したいという場合もあります。多かれ少なかれ人は秘密を抱えて生きているものなのかもしれません。

ですが、犯罪者予備軍と呼ばれる人の秘密には、バレると刑事罰を受けたり、経済的に大きな損失を被るような場合もあり、その秘密を隠し通すために新たな罪を重ねてしまうということもあるのです。

犯罪者予備軍にならない為に

Man Dead Death - Free image on Pixabay (396762)

どうして人は犯罪を起こしてしまうのでしょうか?もっと罪を重くすれば犯罪を減らすことが出来ると考える方もいるかもしれませんが、それは根本的な解決には繋がらないような気がしますね。

凶悪な犯罪を起こす人たちの多くは、孤独な状態の中で絶望に押しつぶされてしまった、経済的に追い込まれてしまった、怒りや恨みの感情から理性を失ってしまったなど様々な理由があるでしょうが、それだけで全ての人が犯罪に走るわけではありませんね。

それでは犯罪者予備軍にならないために、日ごろからどんな事に気を付ければ良いのか見ていきましょう。

ストレス解消方法を見つける

Runners Silhouettes Athletes - Free photo on Pixabay (395891)

法務省が公表している『犯罪白書』には、平成26年度時点で男性の一般刑法犯(窃盗・殺人・強盗・詐欺等)の検挙数が女性のおよそ4倍という数字が出ているのだそうです。こうした男性の犯罪者が多いという背景には、男性はストレスを溜め込みやすく、発散するのも上手ではないということがあげられます。

特に『強い男であるべき』という風に育てられてきた男性は、群れることが苦手で自分がストレスを感じている事すら自覚していない場合もあるのです。

ストレスの解消法方には、好きな音楽を聴いてくつろいだり、自然の中を散歩する、美味しい物を食べる、買い物をする、自分で料理を作る、DIYをしたり部屋の模様替えをする、旅行に行ったりカラオケで歌うなど色々ありますが、まずは自分がどのぐらいストレスを感じているのかを自覚することから始め、自分に合った解消法を見つけて行きましょう。

普段から人づきあいを円滑にしておく

People Women Talking - Free photo on Pixabay (395901)

人は同じようにストレスが加わったとしても、相談相手がいる人といない人では、受けるストレスの程度に差が出てくると言われています。

友人と食事やスポーツを楽しんだり、家族と食事をしながら話したり、仕事仲間とお酒を飲んだり、趣味仲間とお茶をするなど、様々な交流の仕方がありますので、普段から人づきあいを円滑にしておくと良いでしょう。

また最近では、インターネットを使った交流の仕方もあります。自分の気持ちを傾聴してくれる人がたった一人でもいてくれると、心強いですよね。

精神的に不安定なら病院へ行く

Doctor Tomograph I Am A Student - Free photo on Pixabay (395904)

精神的に不安定だったり、実際に精神の病を抱えている人達というのは、社会からの差別を恐れて助けを求めようとしないケースの方が多いと言われています。

例えば『心の病気というレッテルを貼られるのが嫌だ』『世間体を気にして生活したくない』『自分が住んでいる地域の人に病気のことを知られるのが嫌だ』という思いから、自分一人で抱え込み、存在を隠すかのように、ひっそりと暮らしている人がいるのです。

そして彼らは何か事件や犯罪が起きると『悪者』や『犯罪予備軍』として都合の良い問題解決の対象にされてしまうことがあるのです。しかしそれは、精神的に問題を抱えている人の実態を知らない無知から起こるとも考えられます。
Blue Denim Jacket - Free photo on Pixabay (396785)

もし同じように苦しんでいる人が実は沢山いることが分かれば、それは個人の問題では無く社会全体で考えて行く問題になります。あくまでも病院に行くのは一つの手段ですが、『助けて欲しい』という声をあげることは決して無意味ではありません。

自分の殻に閉じこもらない

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