目次
- 江東マンション神隠し殺人事件の概要・時系列は？
- 帰宅した姉が部屋の異変に気付く
- 2008年4月会社員女性が行方不明となり捜索願が出される
- 神隠し事件として多くのメディアで取り上げられる
- 行方不明女性が住んでいたマンションの住人全員から事情聴取
- マンション住人がマスコミの取材に答える
- 2008年5月行方不明女性の隣の隣に住む星島貴徳を逮捕
- 2008年6月殺人容疑で星島貴徳を再逮捕
- 江東マンション神隠し殺人事件の真相
- 2008年2月星島貴徳が事件現場となるマンションに引っ越す
- 2008年3月被害者女性の家族が同じマンションに引っ越してくる
- 2008年4月上旬に星島貴徳は被害者女性に狙いを定める
- 犯行の目的は性奴隷とするため
- 被害者女性の帰宅を待ち伏せ拉致し、自宅へと連れ帰る
- 帰宅した姉が部屋の異変に気付き警察へ通報
- 一度目の警察の訪問時には被害者女性は死亡していなかった
- 事件の発覚を恐れ女性を殺害・解体
- 臓器や脳を取り出し下水道に流す
- 家宅捜査があり、その際は関係のないダンボールを見せ逮捕を逃れる
- 2008年5月1日までに遺体をすべて処理
- 2008年5月25日住居不法侵入の容疑で星島貴徳を逮捕
- 逮捕後の様子
- 逮捕後部屋を調べた結果、下水から肉片等が発見される
- 2009年1月裁判員裁判制度モデルケースとして注目される
- 一般人である裁判員の前に証拠の肉片・骨などが表示される
- 残忍な手口から検察側は死刑を求刑する
- 生い立ちや前科がないことを理由に弁護側は死刑回避を主張
- 2009年2月残虐極まりないとまでは言えないという理由から無期懲役
- 検察側が不服とし起訴
- 2009年6月再度検察側は死刑を求める
- 2009年9月更生の余地がある等の理由から控訴を棄却
- 上告理由がないとし上告を断念したため無期懲役が確定
- 星島貴徳が自殺したという噂はデマ
- 星島貴徳が自殺未遂したことがあるのは事実？
- 犯行現場となったマンションは当時の場所で存在する
- マンション名・オーナーが変わったことから入居者が増えている
- 星島貴徳が逮捕から逃れられた理由
- 任意であったため踏み込んだ捜査ができなかった
- 薬品を使い指紋を消していた
- 大胆な行動を取ることで捜査をかく乱した
- マンションの管理会社へクレームを入れ、あくまで無関係を装った
- 遺体が見つからなかった
- 星島貴徳の生い立ちを紹介！家族は？
- 厳格な税理士の父親・消極的な母親
- 祖父は政治家
- 妹が1人
- 岡山県で生まれ育つ
- 国籍は？在日という噂も
- 理数科目が得意な少年時代
- 幼少期の火傷をコンプレックスに感じる
- 高校卒業後大手ゲームメーカーへ就職
- 仕事内容に不満を抱く
- ゲーム会社を退職後、派遣社員として働く
- 収入も安定し、不自由のない状態で起こした事件
- デリヘル以外でのセックス経験は無し
- 星島貴徳が犯行に及んだ理由と考えられているもの
- 女性を性奴隷にしたい
- 自分に従順な女性を作りたい
- 四肢切断への執着
- 検察側が提示したおぞましい証拠・シーン
- 死体の頭から髪の毛を切り取った
- 耳・鼻・唇を切り取り目玉をえぐりだす
- 頭蓋骨をのこぎりで切断し脳を切り出した
- 骨を鍋に入れ茹で、解体しやすい状態にした
- 過去に星島貴徳が作成した同人誌の中身
- 星島貴徳の現在は？
- 星島貴徳の犯行動機は今も謎のまま
大胆な行動を取ることで捜査をかく乱した
via pixabay.com
星島は、バレては自分の人生が終わってしまうと、何とか遺体を消そうと焦っていたわりに、大胆な行動を取って徹底的に疑われることを避けようとしていました。
そもそもが、凶器なども用意せず、瑠理香さんを拉致出来ると行動に出たことや、靴跡を残さない為に靴下で侵入しています。また、拉致した時に、頭から血が出ている瑠理香さんを見て、星島はもう一度部屋に戻り、血や自分の指紋などをふき取っています。
捜査が始まると、まだ生きている瑠理香さんを部屋に残しながら、警察に「何かあったんですか？」などと状況を聞いてみたり、指紋採取や事情聴取にも協力した上、遺体の入ったダンボールを「見ますか？」と誘導するほど、大胆な行動を取っていました。それらの事で、捜査をかく乱したとも言えるでしょう。
そもそもが、凶器なども用意せず、瑠理香さんを拉致出来ると行動に出たことや、靴跡を残さない為に靴下で侵入しています。また、拉致した時に、頭から血が出ている瑠理香さんを見て、星島はもう一度部屋に戻り、血や自分の指紋などをふき取っています。
捜査が始まると、まだ生きている瑠理香さんを部屋に残しながら、警察に「何かあったんですか？」などと状況を聞いてみたり、指紋採取や事情聴取にも協力した上、遺体の入ったダンボールを「見ますか？」と誘導するほど、大胆な行動を取っていました。それらの事で、捜査をかく乱したとも言えるでしょう。
マンションの管理会社へクレームを入れ、あくまで無関係を装った
via pixabay.com
星島は、徹底的に無関係を装う為に、なんとマンションの管理会社へ、「もっと監視カメラを増やせ」とクレームの電話も入れています。あくまでも、ただの事件に巻き込まれた住人を演じていた星島。
事件後も普通に仕事に行っていましたが、飲み会の席で「お前が犯人じゃないの？」とからかわれた時も、「あの事件は自作自演な気がする」「水商売の女に見えた」など、被害者女性を愚弄するとも言えるような発言をしています。
更にテレビのインタビューにも、堂々と答え、顔も晒してしまう星島。一体、何を考えていたのでしょうか？しかし、このような堂々とした星島の行動が、尚更逮捕に辿り着けなかった理由の一つでもあるのです。
事件後も普通に仕事に行っていましたが、飲み会の席で「お前が犯人じゃないの？」とからかわれた時も、「あの事件は自作自演な気がする」「水商売の女に見えた」など、被害者女性を愚弄するとも言えるような発言をしています。
更にテレビのインタビューにも、堂々と答え、顔も晒してしまう星島。一体、何を考えていたのでしょうか？しかし、このような堂々とした星島の行動が、尚更逮捕に辿り着けなかった理由の一つでもあるのです。
遺体が見つからなかった
via pixabay.com
指紋や血痕が一致しても、最終決定が中々出来なかったのは、遺体が見つからなかったことでしょう。星島の部屋は、少なくとも事件発覚直後には、警察も聞き込みに来ていますし、同じフロアなのですから、警察も毎日いることになります。
遺体やそれらしき、怪しい大きさのものを、星島が外に出そうとしていたなら、早々に疑われたのでしょうが、バラバラにしてしまっては分かりません。
しかし、警察は何度か星島の部屋を捜査している間、胴体や頭など、大き目の遺体はまだダンボールの中にありました。何故、臭いなどで気付くことが出来なかったのでしょう。そのことが、ただ残念でなりません。
遺体やそれらしき、怪しい大きさのものを、星島が外に出そうとしていたなら、早々に疑われたのでしょうが、バラバラにしてしまっては分かりません。
しかし、警察は何度か星島の部屋を捜査している間、胴体や頭など、大き目の遺体はまだダンボールの中にありました。何故、臭いなどで気付くことが出来なかったのでしょう。そのことが、ただ残念でなりません。
星島貴徳の生い立ちを紹介！家族は？
via pixabay.com
星島貴徳は、この事件が初犯だったこともあり、何故突然このような事件を起こしてしまったのか？両親始め、会社関係者達も、とても信じられなかったと証言しています。
星島は公判中、両親を殺してやりたいと言うほど憎んでいたのですが、公判中に寄せられた、両親の調書からは、息子に対する愛が無かった訳ではないように感じるのです。もっと早く、この親子が向き合っていれば、もしかすると誤解を解くことが出来たかもしれません。
星島も公判中に、自分の逆恨みだったかもしれないと答えています。一体どこで、星島の心は歪んでいくのでしょう。ここでは、星島貴徳の生い立ちを紹介していきます。
星島は公判中、両親を殺してやりたいと言うほど憎んでいたのですが、公判中に寄せられた、両親の調書からは、息子に対する愛が無かった訳ではないように感じるのです。もっと早く、この親子が向き合っていれば、もしかすると誤解を解くことが出来たかもしれません。
星島も公判中に、自分の逆恨みだったかもしれないと答えています。一体どこで、星島の心は歪んでいくのでしょう。ここでは、星島貴徳の生い立ちを紹介していきます。
厳格な税理士の父親・消極的な母親
via pixabay.com
父親は、税理士だったとも税務署職員だったとも言われていますが、転勤族だったことは間違いありません。厳格で、躾にも厳しくしてきたと、公判中に寄せられた父親の調書で本人が答えています。しかし、他の家庭と比較して厳格すぎるという印象はないと多くの人が考えています。父親は、基本的に息子とのかかわりが少ないようでした。いわゆる「昭和の父親」を連想するとイメージしやすいでしょう。
一方、母親は普通の母親だったと言われています。他の犯罪者の母親のように、厳しすぎることもなければ甘やかすこともなかったようです。ただし、星島自身は「母親に相談したことは全て父親に伝わるから信用できない」と感じていたようです。
一方、母親は普通の母親だったと言われています。他の犯罪者の母親のように、厳しすぎることもなければ甘やかすこともなかったようです。ただし、星島自身は「母親に相談したことは全て父親に伝わるから信用できない」と感じていたようです。
祖父は政治家
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ネットでは、星島貴徳の祖父は政治家だったのではないか？と言われています。元は弁護士で、立憲国民党から立候補して衆議院議員となった、星島二郎（ほししまにろう）が、疑われているのです。
しかし、この人は明治20年生まれなので、両親や星島貴徳の年齢などを考えると、少し無理があります。たまたま、同じ出身地と姓だというだけで、何ら証拠はありません。
星島貴徳の父親の名前も不明なので、この話は信憑性が低いと言っていいでしょう。
しかし、この人は明治20年生まれなので、両親や星島貴徳の年齢などを考えると、少し無理があります。たまたま、同じ出身地と姓だというだけで、何ら証拠はありません。
星島貴徳の父親の名前も不明なので、この話は信憑性が低いと言っていいでしょう。
妹が1人
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星島貴徳は2兄妹の長男で、妹が1人います。星島は、両親に対しては殺してやりたいほどの恨みを持っていたようですが、この妹だけは、連絡を取っていたと証言にもありました。
星島は、社会人になってから両親とは2回しか会ったことはありません。母親には、「もう会うことは無い」という縁切り電話のようなものをしています。
しかし、妹とは連絡を取ったり、会うこともあったようで、関係性は悪くありませんでした。両親は、この妹からたまに息子の様子を聞いていたようです。
星島は、社会人になってから両親とは2回しか会ったことはありません。母親には、「もう会うことは無い」という縁切り電話のようなものをしています。
しかし、妹とは連絡を取ったり、会うこともあったようで、関係性は悪くありませんでした。両親は、この妹からたまに息子の様子を聞いていたようです。
岡山県で生まれ育つ
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1975年（昭和50年）1月、星島貴徳は岡山県で産まれました。公判中の母親の調書によれば、幼稚園でも転入しており、広島県と岡山県の2つの幼稚園に通っています。
父親の証言でも、小学校時代に2回、中学校時代は1回転校しているとあることから、転勤族らしくあまり定着した学校生活では無かったことが分かります。
特に中学は、4月に入学してからわずか4か月後の8月に転校しているので、星島としては中々馴染めずいたのかもしれません。
父親の証言でも、小学校時代に2回、中学校時代は1回転校しているとあることから、転勤族らしくあまり定着した学校生活では無かったことが分かります。
特に中学は、4月に入学してからわずか4か月後の8月に転校しているので、星島としては中々馴染めずいたのかもしれません。
国籍は？在日という噂も
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星島の国籍に関しては確かなことは分かっていません。ただし珍しい名字であることやインタビュー時の画像が韓国人らしい顔をしている部分もあることから「在日では？」のような噂がネット上を中心に流れています。
しかしながら、特にネット上では猟奇的な事件や凶悪事件の犯人に対して「やっぱり在日だ！」などの噂が立ちやすいと言われています。星島の国籍だけではなく、他の事件の犯人の国籍に関しても、安易に決めつけることは危険でしょう。
しかしながら、特にネット上では猟奇的な事件や凶悪事件の犯人に対して「やっぱり在日だ！」などの噂が立ちやすいと言われています。星島の国籍だけではなく、他の事件の犯人の国籍に関しても、安易に決めつけることは危険でしょう。
理数科目が得意な少年時代
via pixabay.com
ネットでは、星島が理系科目が得意だったと書かれていますが、確実に裏付けできるものはありませんでした。しかし、のちの仕事がプログラマーだったことや、高校では情報処理科を選択したことなどから、理系が得意だったとは言えます。
母親の調書によれば、小学生時代は学校から帰ると、まず宿題をきちんとしてから、ファミコンで遊んだり、友達と遊びに行っていた星島は、当時の子供を考えてみれば良い子の部類に入るでしょう。
ゲームも、ファイナルファンタジーやドラクエなど、昭和の子供がほとんど遊んでた平均的なもので、特段異常性が見られることはありませんでした。
母親の調書によれば、小学生時代は学校から帰ると、まず宿題をきちんとしてから、ファミコンで遊んだり、友達と遊びに行っていた星島は、当時の子供を考えてみれば良い子の部類に入るでしょう。
ゲームも、ファイナルファンタジーやドラクエなど、昭和の子供がほとんど遊んでた平均的なもので、特段異常性が見られることはありませんでした。
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