目次
- 底なし沼は本当にある？！底なし沼の実態を詳しく解説
- 底なし沼に底はある？
- 底なし沼の深さ
- 底なし沼の仕組み
- 底なし沼の土壌成分
- 底なし沼になってしまう仕組み
- チキソトロピー
- 宮城県大衡村の八志沼での死亡事故
- 親子3人の死亡事故
- 八志沼の実態
- 底なし沼はどんな所にある？
- 日本に実在する底なし沼
- 蛇の穴（和歌山県)
- 坂ノ下神社の龍神沼（北海道）
- やちまなこ（北海道）
- 底なし御池（鹿児島県）
- 世界の底なし沼
- 砂漠の流砂
- モーカム湾の流砂
- ルイジアナ州バイユー・コーン付近の湿地帯
- 底なし沼の脱出方法
- まずは落ち着く
- 体を寝かせる
- 脚を沼面に出して這い出る
- 掴まれる木や草がないか周囲を確認
- バッグやジャケットを利用する
- 底なし沼の脱出法（救助方法）
- ジャケットやロープを使用する
- 頑丈な樹木を橋渡しにする
- 底なし沼に落ちないことが重要
- 底なし沼の恐ろしさを体験できるツアー
- 底なし沼が登場する作品
- 童話「底なし沼の話」
- 映画「悪魔の沼」
- 映画「ネバー・エンディング・ストーリー」
- 映画「サイコ」
- 底なし沼とアリジゴクの違い
- 底なし沼は本当に恐ろしい沼
底なし沼の脱出方法
via pixabay.com
底なし沼は、絶対に抜け出すことが出来ないように思えますが、脱出方法は何通りかあります。思いがけず底なし沼にはまってしまうこともあるかもしれませんが、抜け出し方や、注意点を知っておけば、しっかりと脱出することができます。ここでは、底なし沼からの脱出方法をみていきましょう。
まずは落ち着く
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まず、底なし沼から脱出するためにすることは、落ち着くことが一番であり、底なし沼は、パニックに陥り、バタバタと動いてしまうと、飲み込まれていく仕組みになっています。すぐに心を落ち着かせることは難しいでしょうが、深呼吸を数回繰り返し、心と身体を落ち着かせていきましょう。
身体を動かさずにいると、沈んでいってしまうのではないかと思われますが、流砂について説明したように、すぐには沈むことはありませんので、安心して心と身体を落ち着かせ、対処法を考えていきましょう。
身体を動かさずにいると、沈んでいってしまうのではないかと思われますが、流砂について説明したように、すぐには沈むことはありませんので、安心して心と身体を落ち着かせ、対処法を考えていきましょう。
体を寝かせる
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心と身体を落ち着かせたあとは、周囲を確認して、次に身体を仰向けにしてください。底なし沼は、流砂の特徴上、衝撃を与えなければ、早くに沈んでいき、すぐに死亡といったことはありません。
身体を寝かせることに恐怖を感じるでしょうが、泥水に対して体の面積を広げ、体重を分散させ、底なし沼にのみこまれない為にも、体を横にする必要があるのです。この際には、靴を脱いでおくと身体を動かしやすくなりますので、注意してみてくださいね。
身体を寝かせることに恐怖を感じるでしょうが、泥水に対して体の面積を広げ、体重を分散させ、底なし沼にのみこまれない為にも、体を横にする必要があるのです。この際には、靴を脱いでおくと身体を動かしやすくなりますので、注意してみてくださいね。
脚を沼面に出して這い出る
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心と身体を落ち着かせ、身体を仰向けにして足が自由に動かせるようになったのならば、次は足を泥から引き出す作業を行います。この際には、泥水のせいで足が重く感じることが多いでしょう。
しかし、底なし沼に衝撃を与えると、沈んでいってしまい、生存確率が下がっていきますので、なるべく泥水に衝撃を与えないように、ゆっくりでいいので泥水から足を引き出していきましょう。足を出すことが出来れば、半径が狭い底なし沼であればすぐに脱出が出来ますし、半径が大きくとも、生存確率は大幅にアップします。
しかし、底なし沼に衝撃を与えると、沈んでいってしまい、生存確率が下がっていきますので、なるべく泥水に衝撃を与えないように、ゆっくりでいいので泥水から足を引き出していきましょう。足を出すことが出来れば、半径が狭い底なし沼であればすぐに脱出が出来ますし、半径が大きくとも、生存確率は大幅にアップします。
掴まれる木や草がないか周囲を確認
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心と身体を落ち着かせることを一番に言いましたが、その際に周囲確認ができる方は良いですが焦っていると出来ないことが多いです。足を泥水から引き出すことができると、脱出はできる確率があがりますが、もし、足が抜けない場合は、周囲確認を行い、捕まることができる木々や草がないか確認をしてみてください。木々や草があれば、できるだけ大きいものに捕まり、身体を腕の力で引き上げることができますので、周囲確認は必須と言ってもいいでしょう。
バッグやジャケットを利用する
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脱出方法には、バッグやジャケットを利用する方法もあります。バッグはショルダーバッグであれば、長い紐を木々に引っかけることにより、身体を底なし沼から引っ張り上げることが可能です。
ジャケットに至っても、ジャケットの両手首部分を結びあげ、木々に引っ掛けたり、岩などがあれば、岩に引っ掛け、バッグと同様に自身の身体を底なし沼から引っ張り上げることが可能になります。ジャケットは、バッグよりも丈夫なことが多いので、より脱出には向いているでしょう。
ジャケットに至っても、ジャケットの両手首部分を結びあげ、木々に引っ掛けたり、岩などがあれば、岩に引っ掛け、バッグと同様に自身の身体を底なし沼から引っ張り上げることが可能になります。ジャケットは、バッグよりも丈夫なことが多いので、より脱出には向いているでしょう。
底なし沼の脱出法（救助方法）
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底なし沼に落ちた場合、落ちた本人の行動を説明してきましたが、ここでは、底なし沼に落ちた人を助ける方法を紹介していきます。底なし沼に落ちてしまうと大変なことになりますが、助けるにはどのような方法があるのでしょうか。
ジャケットやロープを使用する
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底なし沼の救助方法として、すぐに思いつくのは、ジャケットやロープを使用した救助方法でしょう。完全に流砂に足を囚われてしまい、動けなくなってしまった人が居たら、その人はかなり厳しい状況に置かれていることになります。
ロープを手に持ち、沼の底から引っ張ってもらっても、足が流砂にしっかりと食い込むと、空気が入り込む余地がなくなるので、それだけでは流砂から抜け出るのは無理に等しいのです。ただ引っ張るだけでは、足と沼の泥の間が真空状態となっており、強い力で足を引きあげるために、片脚を抜くだけでも小型車を1台持ち上げるのと同等、またはそれ以上の力が必要だとされているのです。
ジャケットも同様ですが、まずは、沼にハマった方がハマった時点である程度の対処をしておかないと、深い底なし沼で脱出することは難しいので、救助隊が到着するまでの時間稼ぎとしてジャケットやロープを使用しましょう。
ロープを手に持ち、沼の底から引っ張ってもらっても、足が流砂にしっかりと食い込むと、空気が入り込む余地がなくなるので、それだけでは流砂から抜け出るのは無理に等しいのです。ただ引っ張るだけでは、足と沼の泥の間が真空状態となっており、強い力で足を引きあげるために、片脚を抜くだけでも小型車を1台持ち上げるのと同等、またはそれ以上の力が必要だとされているのです。
ジャケットも同様ですが、まずは、沼にハマった方がハマった時点である程度の対処をしておかないと、深い底なし沼で脱出することは難しいので、救助隊が到着するまでの時間稼ぎとしてジャケットやロープを使用しましょう。
頑丈な樹木を橋渡しにする
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底なし沼に落ちた人に、腕を最大限に伸ばしても、ジャケットを投げても届かない、ロープもない状況であれば、周囲を見渡し頑丈な樹木などを探して、底なし沼に橋渡し、脱出の足がかり・手がかりにして底なし沼から脱出する抜け出し方法があります。樹木を底なし沼にハマってしまった方に渡すことで、嵌まり込んだ人も、体重を預けることができ、浮き上がりやすくなるため、道具が何もない状態であれば、この、橋渡し方法が最適です。
底なし沼に落ちないことが重要
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まず、底なし沼には落ちないことが最も重要です。流砂に埋もれて溺れ死ぬことはめったにありませんが、足を取られて動けなくなる可能性は非常に高く、そうなってしまえば暑さや寒さなど、過酷な気象環境の影響を受けて熱疲労や低体温症などに陥る恐れは十分にありますので、流砂を軽くみてはいけません。
流砂が発生しやすい場所は、湿地や干潟など、水気の多い沼地は要注意ですので、日頃から気をつけてみていきましょう。また、地震のあとの液状化現象も、流砂のひとつですので、近寄らないようにしましょう。
地面から、水がポコポコと湧き出ている場所を見かけたら、その場所はかなり危ない場所だと用心し、地面がどれだけ堅いか、疑わしい場合は木の枝などで、地面を突いてみてください。もしそこが流砂の場合は、目に見えて枝が地面にめり込んでいきますので、地盤が分からない場所は、率先してみていき、底なし沼がある場所では、基本的な安全対策を怠らないことが特に大切で、携帯電話や、可能であれば無線機を持ち歩くことが最悪の事態を防ぐことに繋がります。
流砂が発生しやすい場所は、湿地や干潟など、水気の多い沼地は要注意ですので、日頃から気をつけてみていきましょう。また、地震のあとの液状化現象も、流砂のひとつですので、近寄らないようにしましょう。
地面から、水がポコポコと湧き出ている場所を見かけたら、その場所はかなり危ない場所だと用心し、地面がどれだけ堅いか、疑わしい場合は木の枝などで、地面を突いてみてください。もしそこが流砂の場合は、目に見えて枝が地面にめり込んでいきますので、地盤が分からない場所は、率先してみていき、底なし沼がある場所では、基本的な安全対策を怠らないことが特に大切で、携帯電話や、可能であれば無線機を持ち歩くことが最悪の事態を防ぐことに繋がります。
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