2019年3月31日 更新

日本の即身仏とは?即身仏になるための修行法や失敗例

即身仏とは何なのか、どうやって作るのか、どんな人が即身仏になるのかなどを知りたいと思っている方のために、即身仏と関係の深い弘法大師空海を取り上げ、実際の即身仏の作り方やその失敗例、現代日本での即身仏の捉え方、海外の反応などをご紹介しています。

ここまで、即身仏とは何なのか、どうやって作るのか、どんな人が即身仏になるのかなどを知りたいと思っている方のために即身仏についてご紹介してきました。即身仏になるための修行が、想像を絶するほどに究極の苦行であったことがお分かり頂けたのではないかと思います。そして、そのような苦行を僧たちに乗り越えさせたものは、苦労を美徳とする精神ではなく、自身の身を犠牲にしてでも飢餓や病気に苦しむ人たちを救いたいという思いだったのではないでしょうか。
海外の反応に日本人は長時間労働などの苦労を美徳としているといった意見がありました。もちろん長時間労働で体を壊したり、無理をすることを良しとは思いません。ただ、サラリーマンが何のために苦労して働くのかというと、それは守りたい家族がいるからではないでしょうか。人は自分のためではなく他人のために行動するとき、とてつもない力を発揮出来るのだと言われています。
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山形県の本明寺で334年間、即身仏として人々の厚い信仰を受けてきた本明海上人は、入定前にこのような言葉を残されています。『自分はこれから即身仏になるから、のちの世の人々が自分に対してお願いすることは、どんな願いでもかなえてあげよう。』と

究極の苦行を乗り越えて即身仏になった僧も、長時間労働に耐えるサラリーマンも、誰かのために頑張り、苦労(苦行)に耐えている。そう考えると、苦労を背負うことは必ずしも悪いこととは言い切れないと思うのです。

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