2019年4月14日 更新

フェティッシュの意味とは?メジャーなものからマイナーなものまで!

「フェティッシュ」という言葉に、聞き馴染みのない人がほとんどでしょう。その意味とは?歴史は?語源は?気になる事や「フェティッシュ」との違いなどを解説していきます。知っているようで知らなかった「フェティッシュ」とは、どんな言葉か具体例もあげながら解明してきます。

マスク

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花粉大国として知られる日本ではかなり馴染んだマスクもその対象になりえるのです。ドラッグストアに行けば数多くのマスクが陳列されているので、こちらは例にあげずともその数の多さは実感できるでしょう。

また、最近ではデザイン性や小顔効果などをうたったものが製品化され「フェティッシュ」の幅も同時に拡大されているのです。また表面にデザインが施されウィルスから身を守る、という要素よりも「ファッション」として活用されるものもあります。

視野を広げてみると、一概にマスクと言ってもやはり多岐にわたるデザインなどがあり、その数だけ「フェティッシュ」は生まれ、増え続けていくのです。

靴下

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続いての実例も生活に慣れ親しんだ「靴下」です。現在は靴下専門店もあるほどレパートリーも豊富なものです。ファッショントレンドになるほど注目度の高いアイテムでもあります。

また、更に幅を広げて見てみると足袋やタイツなども含まれてくるでしょう。新品であること、使い古されている事などそのものの状態だけでなく、布製品という事もあり「匂い」という要因も含まれることでしょう。

匂いも加わるとなると更に広がりますが、やはり共通しているのは「際限が無い」ということです。人と物体の状態の掛け合わせの数だけフェティッシュは存在しているのです。

毛髪

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こちらの例えは共感を得やすいのではないでしょうか。特に女性の毛髪に対する憧れや理想は言うまでもなく、女性自身も気を使いお手入れをしている方が大多数と言えます。

しかし、必ずしもCMや広告のようにストレートのツヤ感のある髪ばかりが対象とは言い切れないことは前述の例に挙げたとおりです。綺麗なものだけがフェティッシュではないのです。

日常でみれば魅力的とは言えない毛髪も、ある人から見たら言葉にできないほど高揚感を感じるものにもなり得るのです。そう考えると、自分のコンプレックスも前向きに捉えられる事が増えるでしょう。

毛皮

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毛皮というと、少し残酷なイメージが先行することもあるでしょう。しかし、リアルファーからフェイクファーはもちろん、生きているからこそ魅力を感じる事もあるのです。

言葉のイメージに惑わされては本質を見逃してしまいます。想像力を膨らませ、自分のアンテナを張り巡らせたときに気付けることもあるのです。

どんな動物かなどの例えは前例にも共通するところとなる為、今回は省略しますが、いったいどんな「フェティッシュ」があるのか、ぜひ想像してみてください。

フェティッシュが近年増えている理由は

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前述で上げた例えはもちろんごく一部です。ではなぜ近年、ここまでフェティッシュが増えているのでしょう。考えられる3つの要因があります。

近年ならではの理由も大きく、耳にする事おおくなった「多様化」ということも含まれるでしょう。そしてそれだけ魅力的なものが増えたともいえます。

では具体衣的にその理由を解明していきましょう。

人に欲情しなくなった?

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まずは最も考えられやすい「人に欲情しなくなってきた」というものです。昔に比べ、人同士の関係性が希薄になってきたことに関連しているのです。

当然ですが、興味のわかないものには興奮も欲情もありません。そのため人に欲情しなくなった分、非生物への興味・関心の対象が増えるのは自然な事でしょう。

こう聞くと、少しさびしい様な気持ちになるかもしれませんが、人間関係を築く範囲が狭まったということと、人間同士のつながりや絆が希薄になった、というわけではありません。
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以前は広く浅い人間関係が大半を占めていた事に対し、現在は狭く深くという傾向にあります。かならずしも人間に欲情しなくなった=人間関係が希薄になったという訳ではありません。

狭く深くなったからこそ生まれた「フェティッシュ」もあるでしょう。その為に活性化した社会や文化もあることは、前例の人形にも当てはまる事です。

人間に欲情しなくなり、物体への欲情を覚える事で、それを共有できる喜びも数多く生まれてきたと考えるのが自然なことでしょう。

魅力的な物が増えてきた

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2つめの理由は「魅力的なものが増えた」という事です。科学技術の発展に伴い、世の中には数多くの魅力的なものが溢れるようになりました。

日本での代表的な例といえば、「フィギュア」がその1つでしょう。海外からも注目されているように、その精巧さは世界でもトップクラスの技術です。

しかも、現実ではおよそ再現不可能な体型や質感なども叶えてくれます。かっこよさ、可愛さを感じることから始まり、どんどんその魅力に取りつかれていく人は後を絶ちません。

萌えブームが広がってきた

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そのフィギュアにも関係のある、「萌えブーム」の広がりも要因の1つと言えます。1990年代後半からブームの始まりを見せ、2000年代初頭にはテレビでも取り上げられることが増えた社会的なブームでした。

その印象に大きく関わってくるのは「美少女コンテンツ」「オタク」「秋葉原」といったもののイメージが大きい人が多くを占めているでしょう。

アニメキャラクターなどの2次元に対しての可愛い、かっこいい、憧れなどの様々な感情を一言で表した「萌え」という言葉の普及によって光を浴びる世界もあったのです。
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ただ、「萌え」と聞くとそのターゲット層は男性と思われがちです。いわゆる萌えアニメやメイド喫茶ブームも加わり、よりその印象は強いでしょう。

しかしながら、性別問わず「萌え」の広がりはあります。女性の母性本能をくすぐるようなアニメや舞台、漫画などのコンテンツも数多く存在するのが証明になります。

現在では2次元物を擬人化し、というゲーム等も増えその勢いはとどまるところを知りません。これからも多くのブームとフェティッシュを生み出していくでしょう。

フェティッシュに似たフェチと言えば

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