2019年4月14日 更新

フェティッシュの意味とは?メジャーなものからマイナーなものまで!

「フェティッシュ」という言葉に、聞き馴染みのない人がほとんどでしょう。その意味とは?歴史は?語源は?気になる事や「フェティッシュ」との違いなどを解説していきます。知っているようで知らなかった「フェティッシュ」とは、どんな言葉か具体例もあげながら解明してきます。

それでは「フェティシズム」の意味について詳しく掘り下げていきましょう。前述のようになにかに傾倒する人などを表す事が最もポピュラーですが、それ以外にも意味は勿論あるのです。

それは元々の「フェティッシュ」の語源にもあったように、呪物崇拝や物神崇拝などの意味も含まれるのです。特に日本では心理的な「性的に興奮する対象がある人」としてあらわされることが多いですが、本来はもっと広義で使わている言葉と言えます。

しかも、日本で使われているように「普通より好き」という度合よりは、「それがないと生活や基本行動がままならない」というレベルに到達して初めて「フェティシズム」と言えるなど、意外とハードルは高い物となります。
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たとえば男性陣からの「フェティシズム」として代表的なものは「胸」や「美脚」などがあげられます。これらが自分の中のハードルを満たしていなければ交際から進めない、性的興奮を覚えないとなれば「フェティシズム」と言えるのです。

しかし、自分のハードルをクリアしていなくても交際できたり他の要因で性的興奮を覚えるとなれば、それは「フェティシズム」とは言えないのです。その為、本来の意味などにしっかりと当てはめて使用するとなるとかなり発言には覚悟が必要となると言えます。

フェティッシュな物とは

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ここまでの解説でなんとなく意味をわかり始めた方も多いでしょう。これからは具体例をあげながら、より身近に迫っていきます。

ポピュラーなものから、そんなものにまで?と思われるものまでありますが、その人次第ともいえる範囲のため「フェティッシュ」や「フェティシズム」には範囲や対象物への縛りは無く、その為に奥深さを叶えているともいえるのでしょう。

下着

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一口に「下着」と言っても、ご存じの通り様々な種類があります。素材、形、色、ワイヤーの有無…女性と男性の観点はもちろん違います。その為、肌触りやホールド感を重視する女性より、素材や形を重視する男性は多い傾向にあります。

ただ、ここでの話題は「フェティッシュ」ですのでここでは異性の下着に対する一種の執着に着目してみましょう。男性目線の女性下着、逆もしかりですので女性目線の男性下着も対象となります。

それではまず、男性目線の女性下着で考えてみましょう。日常的に女性下着を目にしたり触れたりする男性は少ないでしょう。それゆえに、「フェティッシュ」は生まれやすいのです。
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詳しくないからこそ、自分の理想を詰め込みそれに執着出来る事もあります。その代表例が異性の下着とも言えるでしょう。一種の「夢」に近いともいえます。

黒のレースでホールド力のあるもの、白のシルクで無地、ヒョウ柄であれば形や素材は問わずなど、例をあげれば枚挙に暇がありません。下着フェティッシュの対象数だけ、答えがあるのです。

また逆に女性目線の男性下着にも同じことが言えます。ボクサーやトランクス、ブリーフなどの形や色、柄、ブランドなど女性ほど多くはないかもしれませんが、やはりこういう下着の男性が良い!と言う方や、ここのブランドのこの型でなければ無理などがあるでしょう。

ハンカチ

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続いての例は少し以外かも知れません。それは「ハンカチ」です。ハンドタオルが大多数を占める中希少になりつつあるハンカチに特異なまでのこだわりを持つ方もいるのです。

たとえば、ハンカチを持っていればそれでいい。少し高級感や品の良さを感じさせるハンカチがサッと出てくるその瞬間に高揚感を覚える型もいます。

もしくは、白のシルクでレースの縁取り、イニシャルの刺繍がある、特定のブランドのもの、こちらも一例にすぎず、ハンカチフェティッシュの人の数だけその対象例があります。

指輪

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続いてはさらに例が豊富にあげられます。指輪の種類自体もかなり多岐にわたり数多くのブランドなどもあります。当てはめる石の種類やカット方法、シルバーやプラチナ、ゴールド、形などから始まり、どの指にはめているかにこだわりのある人もいるでしょう。

果ては大人がつけているような指輪ではなく、子供向けのオモチャの指輪にただならぬこだわりがある方もいるでしょう。そのきっかけが子供時代にあることや、大人になってからの経験の方など、指輪の例に限らず何がきっかけで「フェティッシュ」が生まれるのかはその人にしかわかりません。

そのものに「フェティッシュ」を覚えない方には理解しがたい事も、当人にはかなり重要なこと。というのが「フェティッシュ」の共通点と言えます。

人形

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こちらの例は少し掘り下げてお話していきます。人形の種類は世界規模となります。各国に特有の人形があり、更に細分化され、地方特有の人形もあるでしょう。

フランス人形や日本人形に代表される様な、まさしく人型の人形もあれば、テディベアなど動物を模した人形もあります。衣服を着ているもの、動物であれば毛皮の再現度、果てはタグの表記などこちらもかなりの対象となる数があります。

ただ、こちらは近年になりかなり広まり注目され始めた「フェティッシュ」です。テレビや雑誌のコーナーなどで、部屋一面が人形に覆われた部屋などを見る機会が増えたのもその一つと言えます。
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また既製品に留まらず、自らカスタムできる人形で自分の「フェティッシュ」を詰め込んだ作品を作り上げる人たちもいます。作製資金や時間を費やし、自分の究極の「フェティッシュ」へと高めていくのです。

この人形は市場展開もされ、ある種のジャンルを確立しています。目の色や髪の色、クセ、長さから始まり、肌の色、服装、靴、ポーズなど既製品では敵わない細部までこだわれることで「人形フェティッシュ」の人たちからの支持を得ているのです。
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これはある意味、理にかなっていると言えます。作り込んでいかなければ自分の生活がままならなかったり、感情の満足を全く得られず虚無感があるなどを打ち破る為、自分の為に自分の欲望を満たす。

「フェティッシュ」の行きつく先ともいえ、満たされた時の満足感や高揚感も並々ならぬものです。それを経験したからこそ、どんどん追及し、さらに高精度な製品を市場に提供できる、「フェティッシュ」は市場の活性化にも影響を及ぼす力を秘めているのです。

コイン

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続いてはコインです。日本でも新デザインの貨幣が折に触れ発行され、その度に過去デザインの貨幣の価値があがる、などの話題を聞いたことがある人がほとんどでしょう。

そのデザインの精密さ、地方記念貨幣、外貨、ゲームセンターのコイン、製造年など、これ以外にも思い浮かばないような箇所に高揚を覚える方がいても当然です。

また、新元号を機会に新たなデザインの貨幣が発表されましたがこれを機にまた新たな「フェティッシュ」が生まれる事も予想されます。

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続いての靴はファッションアイコンとしても注目度の高い物です。そのため、靴にかなりのこだわりを持った方も多い事でしょう。ただ、この「こだわり」の度合いで「フェティッシュ」とまで言えるのかが分かれます。

ただファッションの重要なパーツとしてのこだわりがあるのであれば、それは残念ながら「フェティッシュ」とは言えないのです。この形、この色、この靴でなければ外を歩くことが出来ない。そのレベルに達してやっと「フェティッシュ」といえるのです。

こういった身近な例で比べてみると、自分のそれが「こだわり」なのか「フェティッシュ」なのか自覚が持ちやすくなるのでおすすめです。

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