2019年8月12日 更新

白粉彫りとは?刺青との違いは?タトゥーの種類や彫る意味とは

白粉彫り(おしろいぼり)は普通の刺青とは少し違ったミステリアスな魅力を持ち、いつかは入れてみたいと憧れている人も多くいます。白粉彫りとはどのようなもので、どうすれば入れることができるのでしょうか。様々な刺青の種類や刺青を入れる理由も併せてご紹介します。

アートメイクは、皮膚に針を刺し、色素を入れて肌を染色します。眉やアイライン、リップラインに用いられ、メイクと違いその効果は数年間持続します。メイクが面倒くさい、汗をかいたり花粉症だったりでメイクができないと言った悩みを解決できる他、怪我や病気で眉の形が変わってしまった場合にも用いられます。

皮膚に針を刺して染色するという点ではタトゥーと似ていますが、実は似て非なるものです。タトゥーは皮膚の真皮まで針を刺しますが、アートメイクは表皮のみです。そのため、数年たつと新陳代謝により薄れたり消えたりします。

眉の形やリップラインには流行りがありますので、ファッション目的であれば、消えてしまうのも一つのメリットであると言えます。

傷跡を隠すため

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手術痕や、家庭内暴力もしくは自傷による傷を隠す、または修復する目的で、傷跡の上にタトゥーを入れる人もいます。リストカットの跡を隠すために手首に花のタトゥーを入れた人は、「毎日傷跡を見なくて済み、代わりに新しい、美しいものを見られるのは大きな救いです」と語っています。タトゥーによって、困難を乗り越えた自分の強さを誇りに思い、前向きに生きていく力を持つことができるのです。

また、逆に傷を彫りこむ人もいます。米カンザス州に住むジョシュ・マーシャルさんは、脳腫瘍の手術痕を気にしていた息子を精神的に支えるために、頭に同じ形の傷を模したタトゥーを入れています。 息子は自信を取り戻し、お父さんと双子みたいだ、と喜んでいるそうです。これもまた、タトゥーによって勇気を得られた素晴らしい一例です。

持病や障がいを知らせるため

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ファッションとして入れるイメージの強いタトゥーですが、全く違った用途で使われることがあります。メディカル・アラート・タトゥーはアレルギーや糖尿病など、見ただけではわからない持病をタトゥーに入れます。

それにより、意識がなくて話せない場合でも、周囲に自分のことを知らせ、適切な処置を受けることができます。脈を取るときなどにすぐに見つけてもらえるため、手首の内側に入れることが多いようです。

持病を知らせる手帳やカード、アクセサリーもありますが、なくしたり火事で焼失することもありますし、バッグに入れている場合発見が遅れることもあります。タトゥーであればそのような心配はありません。
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また、右耳が聞こえない女性は、右耳の後ろにスピーカーに×印が描かれたミュートマークを彫りこんでいます。聞こえない側の耳から話しかけ、無視されたと怒る人が多かったための処置だということです。

日本ではタトゥーに対して良いイメージを持っていない人も多いですが、このような目的でタトゥーを入れる人がいることや、そのタトゥーの意味を理解していかなくてはなりません。

タトゥーのデメリット

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タトゥーはカッコいい、きれい、気分が上がると言ったメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。タトゥーを入れることによるデメリットとその対処法をご紹介します。タトゥーを入れるのは、デメリットを受け入れられるかどうか、デメリットを受けないよう適切に対処できるかどうかを良く考えてからにしましょう。

銭湯やプールへの規制

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銭湯やプールではタトゥーを入れていると入場を断られることがあります。入浴施設に限っての統計ですが、2015年の時点で56%もの施設がタトゥー禁止であったということです。

衛生上の理由、と説明する施設もありますが、それはあくまで建前で、実際はタトゥー(刺青)が反社会勢力のイメージを持っているからです。銭湯やプールなど、特に無防備になるところにそのような人が来ると、周りの人がくつろげない、楽しめないということから、施設独自の判断、もしくは警察や自治体の指導により、タトゥーを禁止しているのです。
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しかし、2020年の東京オリンピック開催を控え、海外からのゲストを受け入れるためと言うこともあり、タトゥーOKの施設も増えてきました。中にはシールやラッシュガードで隠すことを条件に挙げている施設もあります。

「タトゥースポット」というサイトで、タトゥーがあっても利用できる施設を検索することができますので、タトゥーが入っているけどプールに行きたい!という場合は調べてみると良いでしょう。

アミューズメントパークへの規制

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銭湯やプールのような肌を出す施設よりは少ないですが、遊園地やアミューズメントパークでもタトゥーの入っている人の入場を禁止している施設があります。こちらもやはり、反社会勢力を連想させるからです。中にはシールやペイントすらNGの施設もあります。

タトゥースポットでタトゥーOKの遊園地やアミューズメントパークを探すことができます。また各施設のサイトもチェックして、タトゥーOKかどうか調べてから行くようにしましょう。

極道のイメージ

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日本ではタトゥー(刺青)は極道の印だというイメージが未だぬぐい切れていません。2012年には、橋下知事の号令の下大阪市の職員における刺青の有無を調べ、刺青を入れている職員の人事配置を見直す方針を立てました。また、自衛隊や一部の企業では、タトゥーをNGにしています。これも、刺青の持つ極道のイメージによるものだと考えられます。

現代ではもちろんファッションや決意の表明など、様々な理由で、普通の人もタトゥーを入れます。しかし、「怖い」、「危ない」、「親からもらった体に傷をつけるなんて…」と偏見の目で見られることもあります。価値観は人それぞれですが、タトゥーだけでネガティブなイメージを持たず、その人のことを知り、良さを認められるような柔軟性を持ちたいものです。

健康上の問題

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タトゥーを入れることによる健康被害も忘れてはなりません。何しろ、皮膚の深いところに針を刺すのですから、健康上の問題が全くないとは言えないのです。最も心配されているのは、針の使い回しによるB型肝炎やC型肝炎への感染です。これらの肝炎は、悪化すると肝硬変や肝臓がんを発症する危険性もあります。

ただし、きちんとしたスタジオでは針は使い捨てにし、使い捨てできない器具は徹底的に滅菌しています。HPなどで滅菌方法を紹介しているスタジオもありますので、チェックしてみると良いでしょう。
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また、タトゥーを入れているとMRIを受ける時に問題が生じることもあります。タトゥーのインクの中に鉄分が含まれていることがあり、そのままMRIを受けるとやけどをする恐れがあるのです。現在のインクは大分改善されていますが、検査技師はタトゥーの部分を保冷剤で冷やしながらMRIをおこなうなど慎重な対応を迫られ、大きなストレスを感じることもあるようです。

さらに、最近の研究により、極微量ながらインクの成分が白血球細胞を通して血液やリンパ節に運ばれることが分かりました。インク内に有毒な金属成分が含まれている場合、健康被害を引き起こす恐れもあります。今のところ人体への影響ははっきりしていませんが、健康上のリスクが0であるとは決して言えないでしょう。

一生消えない

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