2019年8月12日 更新

白粉彫りとは?刺青との違いは?タトゥーの種類や彫る意味とは

白粉彫り(おしろいぼり)は普通の刺青とは少し違ったミステリアスな魅力を持ち、いつかは入れてみたいと憧れている人も多くいます。白粉彫りとはどのようなもので、どうすれば入れることができるのでしょうか。様々な刺青の種類や刺青を入れる理由も併せてご紹介します。

タトゥーは一旦入れると一生消えることはありません。入れ直す必要がないという点ではメリットと言えますが、逆に消したいときはデメリットとなります。例えば、恋人の名前を入れたけど別れてしまった、子供ができたけどタトゥーがあるために一緒にプールに行けないと言った理由で、タトゥーの除去手術を受ける人もいます。

除去手術はレーザーで色が入っている箇所の細胞を破壊するレーザー治療、皮膚を切り取って縫い合わせる切縫法、ヤスリのような器具で皮膚を削るアブレーションといった方法がありますが、いずれも高価な上、範囲が広い場合は何度かに分けて手術を受けなくてはならず、時間もかかります。また、傷跡や色素沈着が残ることもあります。

気軽に入れられるタトゥーですが、一生付き合っていくと思うと大変です。後悔はしないか、もし除去したくなった時のコストとリスクを受け入れられるか、入れる前に良く考えるようにしましょう。

白粉彫りは都市伝説である

 (353874)

ミステリアスな白粉彫りは、残念ながらミステリーのまま伝説の中に埋もれてしまいました。しかし、白粉彫りに負けない美しく斬新なタトゥーが次から次へと生まれ、肌の上に鮮やかな物語を描いています。

ファッションとして、決意表明として、勇気を得るために、自分の体と命を守るために…様々な理由で人はタトゥーを入れます。その一つひとつがその人にとって大切な物語であり、それを非難する権利は誰にもありません。

タトゥーを入れているのは暴力団、危ない、怖いという先入観は、人の視野を狭くします。まずはタトゥーというのはどのようなものかを知ること、またそれを入れる人それぞれの背景に想いを馳せ、理解するよう努力することが大切です。そうすれば、新しい世界が目の前に広がることでしょう。まるでいつもは見えない白粉彫りが、赤みのさした肌に浮かび上がるように。

5 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪