2019年9月5日 更新

見世物小屋で話題となった蛇女の現在は?蛇女はどこで見られる?

見世物小屋で一時期話題になった蛇女の小雪太夫という女性がいましたが、突如消えてしまいました。今は新しい蛇女が活躍していますが彼女はどこへ行ったのでしょう?ここでは蛇女の見世物や正体以外にも、お祭りの風物詩である見世物小屋について詳しくご紹介していきます。

Instagram post by H.T. • Oct 18, 2012 at 7:37am UTC (605724)

しかしコストの面から、ほとんどの蛇は使いまわしで、頭のついた蛇を食べていたのは1時間に1回だったそうです。蛇にコストがかかりすぎるなんて、観客として見ているだけでは全く想像がつかないものですが、裏ではそんな苦労もあるようです。

小雪太夫の後釜?!狂ったOLとは?

Flash Tesla Coil Experiment High - Free photo on Pixabay (603863)

そんな大人気だったアイドル的存在の蛇女、小雪太夫が蛇女を引退した今、後釜とされているのが狂ったOLと呼ばれている女性です。名前が「狂ったOL」と呼ばれている女性は、白い長袖シャツに黒のベスト、タイトスカート、黒いパンプスという出で立ちのまさにOLの格好をして舞台に登場します。

そして「はいホチキス刺したい人いませんかー?、今しか刺せませんよ」と眼鏡の地味な事務員のような狂ったOLは棒読みで客席に話しかけます。

狂ったOLの芸

Secret Hands Over Mouth Covered - Free photo on Pixabay (603864)

それを皮切りに狂ったOLの芸は始まります。OLは上着のポケットからホチキスを取りだし、無表情で自分の服にホチキスを刺し始めるのです。その様子を見て観客席から悲鳴が上がります。そして腕、足にもホチキスを刺していくのです。

観客にも額や体のあちこちにホチキスを刺させたうえに観客に次はホチキスを抜かせ、さらに抜いたところから鼻筋を通って唇にまっすぐ血を垂らしながら平然と「おっ、いい刺しっぷり」と言い、無表情で楽屋に戻るのです。

見世物小屋を見られる場所は?

@marimarie11 on Instagram: “お祭り#北海道神宮祭#札幌#さっぽろ#sapporo#中島公園#見世物屋#レトロ#happy#like#札幌祭り#面白い#一瞬女芸人のキンタローと勘違いして興奮して写真とる#後ろにいた子供に違うと教えてもらい気づいた” (597192)

見世物小屋が見られる場所は、かつてはお祭りの風物詩ともいわれ、夏祭りなどで多くみられていましたが、時代が進むにつれてその数は激減してしまい、今や見世物小屋を営業している団体は大寅興行社一社だといわれています。

ここからは、いつ日本全国のどこへ行けば、大寅興行社の見世物小屋が見れるのかや、見れる時期と場所、そしてその演目などを詳しくみていきます。

現在ある団体は大寅興行社

中嶋文香 on Instagram: “いかがわしくて最高だね!#花園神社 #酉の市 #二の酉 #見世物小屋 #見世物小屋2018 #ゴキブリコンビナート #樺太からきた野人 #伝説の女総長 #串刺し #鼻芸人 #やもり女 #狂ったol #寄ってらっしゃい見てらっしゃい #大寅興行社 #新宿 #shinjuku…” (597413)

さまざまな規制や取り締まりが厳しくなった日本では、昭和の初期のように何でもありの見世物小屋を運営する団体も激減してしまい、今では日本で興行を行っている会社は大寅興行社1社のみとなってしまいました。

大寅興行社は、現在日本で見世物小屋を運営している唯一の団体で、主に東京の新宿にある花園神社の酉の市で見世物小屋の興行を行い、新宿以外でも、埼玉県の川越まつり、北海道の札幌祭りなどで見世物小屋の興行を行っているようです。

全国で見られる場所や時期

けむし on Instagram: “おほほおほおほ。#見世物小屋#お祭り” (597323)

全国でこの見世物小屋の興行が見ることのできる場所は限られていますが、場所や時期が決まっています。まず最初は、毎年5月に東京の府中市にある大國魂神社で行われる「くらやみ祭」、6月に北海道札幌市の中島公園で行われる「札幌まつり」、7月に東京都千代田区の靖国神社で行われる「みたままつり」があります。

そして、9月に福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)で行われる「放生会」、10月に埼玉県川越市にある氷川神社で行われる「川越まつり」、11月に東京都新宿区の花園神社で行われる「酉の市」などがあります。
康裕 高木 on Instagram: “#札幌まつり #見世物小屋” (605708)

これらはすべての興行は大寅興行社ですが、このうちのいくつかはその時によって、見世物小屋ではなくお化け屋敷が興行されることがあります。

現在見られる演目は?

Mugiko on Instagram: “✳︎ 昨日、北海道神宮祭という年に一度の昭和レトロなお祭りに行って来た。 今年は勇気をふりしぼって見世物小屋に入ってみることにした。 空いてると思いきや満員でタイムスリップしたかのようでイメージ的に昭和30年代っぽい感じがした。…” (597253)

そんな見世物小屋で現在見ることのできる演目は、2足歩行の人魚のおまめちゃんがいます。このおまめちゃんは、火のついたろうそくを口の中に入れたり出したりする芸や、燃える50本のろうそくを口の中に垂らします。

その後、炎を口から一気に吐き出す人間火炎放射などがあります。おまめちゃんがたてた火柱に悲鳴とどよめきが起こる時もあるそうです。
mai on Instagram: “今日は北海道神宮祭の露店目当てで中島公園に行ってきました🎵 とにかく凄いの一言!こんなに多い露店も初めてだったし、見世物小屋やお化け屋敷まであるの👻👻👻 お化け屋敷は苦手なので見世物小屋へ…中身はヒ・ミ・ツ❤…” (606621)

そして摩子、チャーマー、チムニーという名のカッパの3姉妹がマジックショーを行うという演目の「カッパ御殿」というものがあります。

このカッパ御殿は、歌ありダンスありのミュージカルで、箱に入ったチャーマーがチムニーと一瞬で入れ替わったり、皿回しをしたり、長い風船を全部飲み込んだりと体を張ったカッパの3姉妹の芸を見ることができます。
Gecko Lizard Tokhe - Free photo on Pixabay (606625)

他にはヤモリ女という演目もあり、体の左側にうろこがあり、容姿は非常に美しく名前はみゆきといいます。屋根裏で発見された美女と称され、ハエやムカデ、毛虫などを食べる芸を披露します。

お化け屋敷の場合も

MICHIKO on Instagram: “蓮馨寺にあるお化け屋敷。笑毎年見るけど一度も入ったことない笑 前は見世物屋もあったんだけどなー笑 お祭りでお化け屋敷があるとかレアすぎる笑 さすが川越。笑#川越#川越祭り#小江戸#小江戸川越#お化け屋敷#見世物屋#屋台#お祭り#縁日#おばけ #蓮馨寺#川越散策 #川越散策” (597202)

先ほど、見世物小屋を見ることのできる全国のお祭りをご紹介しましたが、東京都府中市の大國魂神社で行われる「くらやみ祭り」などでは10年に1回くらいのペースしか見世物小屋を見れず、ほとんどはお化け屋敷というパターンもあります。

場所や年によってはお化け屋敷と見世物小屋の両方が出ているところもありますが、北海道札幌市にある中島公園で行われる「札幌まつり」では見世物小屋の出店は不定期とのことでした。
URI on Instagram: “酉の市。買っておけばよかったなーって思うけど使う用途がない😂#酉の市#祭り#見世物小屋#新宿” (606634)

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