2019年9月5日 更新

見世物小屋で話題となった蛇女の現在は?蛇女はどこで見られる?

見世物小屋で一時期話題になった蛇女の小雪太夫という女性がいましたが、突如消えてしまいました。今は新しい蛇女が活躍していますが彼女はどこへ行ったのでしょう?ここでは蛇女の見世物や正体以外にも、お祭りの風物詩である見世物小屋について詳しくご紹介していきます。

花男は江戸時代によく出演していた見世物芸人で、江戸の両国で演芸をはじめた見世物芸人で、おなら芸でとても人気でした。この花男のおなら芸は、見世物はじまって以来の珍興行として知られており、毎日のように見物人が殺到したそうです。

花男の芸は、まず見世物小屋の舞台に座り、下座の囃子のあわせて屁をこき、ニワトリの鳴き声をおならで表現したり長唄や浄瑠璃に合わせて、リズムにあわせて器用に音色を変えながら屁をこき続けました。
伊藤廣道 on Instagram: “#城下街のとある風景📷 @ise_joukamachi_ #伊勢忍者キングダム #今日は雷雨になるのか #⚡️☔️ #新造 #着物 #和 #江戸 #江戸時代 #時代劇 #伊勢 #日本 #Japan #historicalplay #love #instagood…” (607065)

あまりにも花男の人気が高いせいで、近くにあった見世物小屋がつぶれたほどで、花男として江戸で成功した後は、関西へ移り、京都や大阪で興行し、そこでも大人気でした。

叶福助

Mitsugu Suzuki on Instagram: “長いこと我が仕事部屋を見守ってくれている福助さん。昨日テレビでなんとお多福さんと夫婦しかも福助さんの一目惚れで!という衝撃の事実を知り、これはいかん、今までなんと寂しい思いをさせていたのだ、寂しいのは自分だけで十分(やかましいです)と慌ててお多福さんを発注したらちっさいお多福さん来た。大きさ確認しなかった。まあこれはこれで可愛いからよし。心なしか幸せそうな顔になった気がする福助さん。今後ともよしなに。…” (607081)

これは現在でもよく目にすることの多い叶福助です。この叶福助とは、頭が大きく上下を付けた人形で、福助人形とも呼ばれており、願い事を叶えてくれると、江戸の文化元年ごろから流行した福の神の人形です。

この人形は、幸運を招く人形とされて水商売の家や遊女屋、茶屋などに飾られていて、その後一般家庭でも飾られるようになったといいます。頭が大きいので、福助人形という言葉自体は頭が大きな人を例えるときの比喩にも使われたりします。
高島商店 on Instagram: “🙋🏻‍♂️🙋🏻‍♀️ 高島商店の今年の営業は終わりました 1年ありがとうございました! みなさま良いお年をお迎えください 明日から休み やったー!!!!! ● 年末年始の営業のお知らせ ● 12/29(土)-1/6(日)はお休み致します 年始の営業は1/7(月)10時からです…” (607078)

この叶福助の流行がもとになり、見世物小屋でさっそく同年から12〜13歳の頭の大きな奇形児の子に柿色の上下を着せて「これぞ生福助である」と紹介されたのです。特に頭の大きな奇形児は珍しいものではありませんでしたが、当時の福助人形の流行があったので、連日満員だったそうです。

中国の蛇女の伝説

玉川麻衣 on Instagram: “F4「蛇遣い 2」見世物小屋のお姉さんは、プロフェッショナルなエンターテイナー。#蛇遣い #蛇女 #蛇#見世物小屋 #見世物#ペン画#絵#Serpent #snake #pendrawing #art” (597127)

世界各地で蛇女の伝説は言い伝えられていますが、なかでも中国の蛇女の伝説「白蛇伝」は、小説や舞台、アニメ化になるほどの人気ぶりです。

「白蛇伝」は、白い蛇の妖怪が白い着物を着た美しい女性に化けるところから始まります。そして、その女は淫欲を満たし若い男性を食べてしまうために男性と関係を持つというお話でした。
@greenleaf_rider on Instagram: “白蛇伝豪華資料付きブルーレイ出るらしい気になる#白蛇伝#なつぞら#朝ドラ#10月9日” (606641)

しかし時代を超えて、話の内容をが徐々に変化し、今では人間である男性と、もともと白蛇だったが人間に化けた美しい女性の恋愛物語となっており、それらは戦後日本でもアニメ化されています。

お祭りの風物詩「見世物小屋」を楽しもう

デリシャスウィートス on Instagram: “見世物小屋札幌まつり無事終わりました*ご来殿ありがとうございました!次は9月博多・放生会へ参上#カッパ御殿#デリシャスウィートス#札幌まつり#見世物小屋” (597315)

娯楽が今のように多くない昭和の初め頃の時代は、お祭りの見世物小屋に人々が非日常や娯楽、そして刺激を求めて、多く詰めかけました。

しかし、テレビや映画など戦後さまざまな娯楽が人々を魅了するようになって以降、見世物小屋は全国各地から徐々に姿を消していきました。しかし、この見世物小屋をなくさずに後世に伝えようとする人々も今なお存在します。
URI on Instagram: “少女椿のイメージが強すぎて微妙だったが、ずっと観たかったから観れてよかった🙌#酉の市#祭り#見世物小屋#新宿#少女椿#丸尾末広” (606657)

今でも不定期ではありますが、1年に数回ほど日本のどこかでは見世物小屋を見ることができます。ほんの20分か30分ですが、その短時間に凝縮された普段見ることのできないような刺激的な舞台を、ぜひ一度見てみてはいかがでしょう?

見世物小屋に入る値段も、1回映画を見るよりもリーズナブルで、気軽に入りやすい料金となっています。友達や家族、恋人と思い出作りに一度行ってみるのもいいかもしれません。

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