目次
- 見世物小屋で1番人気の蛇女の現在
- 蛇女とは?
- 見世物小屋とは?
- 見世物小屋とは?
- 日本の見世物小屋
- 西洋の見世物小屋
- 日本の見世物小屋
- 見世物
- 見世物小屋が衰退した理由
- 見世物小屋で有名な蛇女
- 蛇女の小雪太夫
- 蛇女の見世物の内容
- 小雪太夫は逃亡した?!
- 小雪太夫の正体
- 小雪太夫の現在は?
- 蛇女は本当に蛇を食べているのか?
- 小雪太夫の後釜?!狂ったOLとは?
- 狂ったOLの芸
- 見世物小屋を見られる場所は?
- 現在ある団体は大寅興行社
- 全国で見られる場所や時期
- 現在見られる演目は?
- お化け屋敷の場合も
- 見世物小屋の見世物の歴史
- とりくご
- 大女房・一寸法師
- 三本足
- ふたなり
- 花男
- 叶福助
- 中国の蛇女の伝説
- お祭りの風物詩「見世物小屋」を楽しもう
しかしコストの面から、ほとんどの蛇は使いまわしで、頭のついた蛇を食べていたのは1時間に1回だったそうです。蛇にコストがかかりすぎるなんて、観客として見ているだけでは全く想像がつかないものですが、裏ではそんな苦労もあるようです。
小雪太夫の後釜?!狂ったOLとは?
via pixabay.com
そんな大人気だったアイドル的存在の蛇女、小雪太夫が蛇女を引退した今、後釜とされているのが狂ったOLと呼ばれている女性です。名前が「狂ったOL」と呼ばれている女性は、白い長袖シャツに黒のベスト、タイトスカート、黒いパンプスという出で立ちのまさにOLの格好をして舞台に登場します。
そして「はいホチキス刺したい人いませんかー?、今しか刺せませんよ」と眼鏡の地味な事務員のような狂ったOLは棒読みで客席に話しかけます。
そして「はいホチキス刺したい人いませんかー?、今しか刺せませんよ」と眼鏡の地味な事務員のような狂ったOLは棒読みで客席に話しかけます。
狂ったOLの芸
via pixabay.com
それを皮切りに狂ったOLの芸は始まります。OLは上着のポケットからホチキスを取りだし、無表情で自分の服にホチキスを刺し始めるのです。その様子を見て観客席から悲鳴が上がります。そして腕、足にもホチキスを刺していくのです。
観客にも額や体のあちこちにホチキスを刺させたうえに観客に次はホチキスを抜かせ、さらに抜いたところから鼻筋を通って唇にまっすぐ血を垂らしながら平然と「おっ、いい刺しっぷり」と言い、無表情で楽屋に戻るのです。
観客にも額や体のあちこちにホチキスを刺させたうえに観客に次はホチキスを抜かせ、さらに抜いたところから鼻筋を通って唇にまっすぐ血を垂らしながら平然と「おっ、いい刺しっぷり」と言い、無表情で楽屋に戻るのです。
見世物小屋を見られる場所は?
見世物小屋が見られる場所は、かつてはお祭りの風物詩ともいわれ、夏祭りなどで多くみられていましたが、時代が進むにつれてその数は激減してしまい、今や見世物小屋を営業している団体は大寅興行社一社だといわれています。
ここからは、いつ日本全国のどこへ行けば、大寅興行社の見世物小屋が見れるのかや、見れる時期と場所、そしてその演目などを詳しくみていきます。
ここからは、いつ日本全国のどこへ行けば、大寅興行社の見世物小屋が見れるのかや、見れる時期と場所、そしてその演目などを詳しくみていきます。
現在ある団体は大寅興行社
さまざまな規制や取り締まりが厳しくなった日本では、昭和の初期のように何でもありの見世物小屋を運営する団体も激減してしまい、今では日本で興行を行っている会社は大寅興行社1社のみとなってしまいました。
大寅興行社は、現在日本で見世物小屋を運営している唯一の団体で、主に東京の新宿にある花園神社の酉の市で見世物小屋の興行を行い、新宿以外でも、埼玉県の川越まつり、北海道の札幌祭りなどで見世物小屋の興行を行っているようです。
大寅興行社は、現在日本で見世物小屋を運営している唯一の団体で、主に東京の新宿にある花園神社の酉の市で見世物小屋の興行を行い、新宿以外でも、埼玉県の川越まつり、北海道の札幌祭りなどで見世物小屋の興行を行っているようです。
全国で見られる場所や時期
全国でこの見世物小屋の興行が見ることのできる場所は限られていますが、場所や時期が決まっています。まず最初は、毎年5月に東京の府中市にある大國魂神社で行われる「くらやみ祭」、6月に北海道札幌市の中島公園で行われる「札幌まつり」、7月に東京都千代田区の靖国神社で行われる「みたままつり」があります。
そして、9月に福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)で行われる「放生会」、10月に埼玉県川越市にある氷川神社で行われる「川越まつり」、11月に東京都新宿区の花園神社で行われる「酉の市」などがあります。
そして、9月に福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)で行われる「放生会」、10月に埼玉県川越市にある氷川神社で行われる「川越まつり」、11月に東京都新宿区の花園神社で行われる「酉の市」などがあります。
これらはすべての興行は大寅興行社ですが、このうちのいくつかはその時によって、見世物小屋ではなくお化け屋敷が興行されることがあります。
現在見られる演目は?
そんな見世物小屋で現在見ることのできる演目は、2足歩行の人魚のおまめちゃんがいます。このおまめちゃんは、火のついたろうそくを口の中に入れたり出したりする芸や、燃える50本のろうそくを口の中に垂らします。
その後、炎を口から一気に吐き出す人間火炎放射などがあります。おまめちゃんがたてた火柱に悲鳴とどよめきが起こる時もあるそうです。
その後、炎を口から一気に吐き出す人間火炎放射などがあります。おまめちゃんがたてた火柱に悲鳴とどよめきが起こる時もあるそうです。
そして摩子、チャーマー、チムニーという名のカッパの3姉妹がマジックショーを行うという演目の「カッパ御殿」というものがあります。
このカッパ御殿は、歌ありダンスありのミュージカルで、箱に入ったチャーマーがチムニーと一瞬で入れ替わったり、皿回しをしたり、長い風船を全部飲み込んだりと体を張ったカッパの3姉妹の芸を見ることができます。
このカッパ御殿は、歌ありダンスありのミュージカルで、箱に入ったチャーマーがチムニーと一瞬で入れ替わったり、皿回しをしたり、長い風船を全部飲み込んだりと体を張ったカッパの3姉妹の芸を見ることができます。
via pixabay.com
他にはヤモリ女という演目もあり、体の左側にうろこがあり、容姿は非常に美しく名前はみゆきといいます。屋根裏で発見された美女と称され、ハエやムカデ、毛虫などを食べる芸を披露します。
お化け屋敷の場合も
先ほど、見世物小屋を見ることのできる全国のお祭りをご紹介しましたが、東京都府中市の大國魂神社で行われる「くらやみ祭り」などでは10年に1回くらいのペースしか見世物小屋を見れず、ほとんどはお化け屋敷というパターンもあります。
場所や年によってはお化け屋敷と見世物小屋の両方が出ているところもありますが、北海道札幌市にある中島公園で行われる「札幌まつり」では見世物小屋の出店は不定期とのことでした。
場所や年によってはお化け屋敷と見世物小屋の両方が出ているところもありますが、北海道札幌市にある中島公園で行われる「札幌まつり」では見世物小屋の出店は不定期とのことでした。
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