目次
- 神戸連続児童殺傷事件の概要
- 別名「酒鬼薔薇事件」
- 神戸連続児童殺傷事件の詳細
- 第一の事件
- 第二の事件
- 第三の事件
- 男児の首と手紙が発見される
- 犯行声明文がきっかけで事件解決
- 犯行声明文詳細
- 正門に置かれていた声明文
- 事件後郵送された声明文
- 加害者の奇怪な行動
- なかなか死なない男児に腹を立てる
- 首を切断し射精
- 切断した首との会話
- 男児の血を飲む行為
- 首をじっくり観察
- 興味を失い家に持ち帰る
- 事件の真相は?真犯人は別にいる?!
- 正門に置かれた首の位置
- 科捜研の筆跡鑑定は完全一致ではなかった
- 別の不審者の目撃証言多数!
- 胴体発見場所に元々遺体はなかった?!
- 犯行声明文の切手にコーティング
- 真犯人=元警察官説
- 声明文に警察が手を加えた説
- 加害者の精神鑑定や犯行の動機は?
- 過去には動物虐待
- 精神鑑定について
- 犯行動機は
- 加害者のこれまでや現在
- 関東医療少年院に収容される
- 東北少年院へ移送
- 被害者や遺族側とは示談が成立
- 出所後「絶歌」を勝手に出版
- 名前を変えて整形手術も?!
- 加害者のこれまでの足取り
- 加害者の現在は?家族がいる?!
- 当時中学生の少年が起こした猟奇的な事件
真犯人=元警察官説
二通目の犯行声明文の中には警察用語と思われる言葉が使われています
嘘偽りないボクの本命である・・・本命は警察用語で犯人を呼称します
捕まればおそらく吊るされるであろう・・・一般的には死刑と言いますが吊るされるという言葉を使っている。
このように当時14歳の少年Aがとうてい知り得ないであろう警察用語を使っています。仮にテレビや本などで目にしたとしても日常的に使っていないとなかなか出てこない言葉です。このようなことから真犯人は元警察官ではないかという疑いの声もあります。
嘘偽りないボクの本命である・・・本命は警察用語で犯人を呼称します
捕まればおそらく吊るされるであろう・・・一般的には死刑と言いますが吊るされるという言葉を使っている。
このように当時14歳の少年Aがとうてい知り得ないであろう警察用語を使っています。仮にテレビや本などで目にしたとしても日常的に使っていないとなかなか出てこない言葉です。このようなことから真犯人は元警察官ではないかという疑いの声もあります。
声明文に警察が手を加えた説
少年Aが書いたとされる犯行声明文は大学生でも書くことが難しいほど文法や言い回しなど完璧な文章だと言います。しかし、少年Aの国語の成績は2です。少年Aがいくら漫画や本などから引用して書いたと言ってもそのような完璧な文章を書くことは難しいのではないでしょうか。先にもありましたように二通目の犯行声明文に警察用語が使われていることもあり警察が犯行声明文を書きかえたのではないかという見方をする声もあります。
加害者の精神鑑定や犯行の動機は?
via pixabay.com
少年Aに対して行われた精神鑑定や犯行の動機など見ていきましょう。
過去には動物虐待
via pixabay.com
少年Aは小学校5年の頃から動物に対する殺害を始めています。初めは、なめくじやかえるのような小さな動物からだんだんと猫のような大きな動物が対象になっていきます。少年Aは友人に猫を20匹殺したと言っています。
通常、性に目覚める年齢になると性的関心と暴力的な行動は分離されていき、自慰行為や異性との性交渉により精神的、肉体的に成長していきます。しかし、少年Aはこの分離がうまく行えなかったため、動物に暴力をふるい殺害、遺体を損壊することに性的な興奮を感じるようになりました。
通常、性に目覚める年齢になると性的関心と暴力的な行動は分離されていき、自慰行為や異性との性交渉により精神的、肉体的に成長していきます。しかし、少年Aはこの分離がうまく行えなかったため、動物に暴力をふるい殺害、遺体を損壊することに性的な興奮を感じるようになりました。
精神鑑定について
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通常、未成年者の犯罪に関する審判や精神鑑定結果などは非公開です。しかし、神戸児童連続殺傷事件に関しては、世間からの注目が高く例外的に公開されました。精神鑑定の結果、CTやMRIによる脳の検査や染色体、ホルモン検査に異常は見られませんでした。
犯行時、鑑定時とも精神疾患等はなく、別人格の犯行ではないとされています。14歳相応の知能があったといわれています。つまり、責任能力を問うことができる状態であったということです。
犯行時、鑑定時とも精神疾患等はなく、別人格の犯行ではないとされています。14歳相応の知能があったといわれています。つまり、責任能力を問うことができる状態であったということです。
犯行動機は
via pixabay.com
少年Aは、自分以外は人間ではなく野菜と同じだから殺害したり切断しても誰も悲しまない、あの時あの場所を歩いていた男児が悪いと述べています。
動物の殺害を繰り返す中で猫よりもさらに大きなものを殺害し遺体を損壊して快感を得たいと強く思いはじめます。またそれは自分がやるべきことで運命のようなものだと思い込み事件を起こしました。人を殺すこと、遺体を損壊することそのものに快感を覚える快楽殺人であったと言えます。
動物の殺害を繰り返す中で猫よりもさらに大きなものを殺害し遺体を損壊して快感を得たいと強く思いはじめます。またそれは自分がやるべきことで運命のようなものだと思い込み事件を起こしました。人を殺すこと、遺体を損壊することそのものに快感を覚える快楽殺人であったと言えます。
加害者のこれまでや現在
少年Aの逮捕から出所後までを見ていきましょう。
関東医療少年院に収容される
1997年(平成9年)10月13日
神戸家庭裁判所は少年を医療少年院送致が相当と判断し関東医療少年院に移されます。
少年Aの矯正教育のため、精神科医や法務省教官などの専門家で作るプロジェクトチームを編成し、父親役、母親役を配置して「疑似家族」を作り上げました。一定の成果をみせたかのように思えましたが別の収容者が母親役の女性精神科医を馬鹿にするような発言をして少年Aは激昂します。また、少年院では大人しくしておかないといけないなどと反省しているとは思えないような発言もしています。
神戸家庭裁判所は少年を医療少年院送致が相当と判断し関東医療少年院に移されます。
少年Aの矯正教育のため、精神科医や法務省教官などの専門家で作るプロジェクトチームを編成し、父親役、母親役を配置して「疑似家族」を作り上げました。一定の成果をみせたかのように思えましたが別の収容者が母親役の女性精神科医を馬鹿にするような発言をして少年Aは激昂します。また、少年院では大人しくしておかないといけないなどと反省しているとは思えないような発言もしています。
東北少年院へ移送
2001年(平成13年)11月27日
治療が順調であるとの判断により東北中等少年院に移ります。
ここでは、別の収容者たちからいじめを受けます。そして、収容者の1人が教官のもっていたファイルを盗み見し、少年Aが酒鬼薔薇聖斗であることが収容者にばれたといいます。いじめはますます過激になり少年Aは突如半裸状態になり近くにあったカッターナイフで自分の性器を切りつけるという奇行にでました。
治療が順調であるとの判断により東北中等少年院に移ります。
ここでは、別の収容者たちからいじめを受けます。そして、収容者の1人が教官のもっていたファイルを盗み見し、少年Aが酒鬼薔薇聖斗であることが収容者にばれたといいます。いじめはますます過激になり少年Aは突如半裸状態になり近くにあったカッターナイフで自分の性器を切りつけるという奇行にでました。
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