2021年4月18日 更新

ごうのとらの意味とは?ごうのとらの性格とひのえうまの違い

36年に1度生まれると言われる五黄の寅(ごうのとら、ごおうのとら) よく聞くけれど意味はあまりわからない、もっと知りたいという方のために、その意味や特徴をまとめました。また、60年に1度生まれる丙午(ひのえうま)との違いや特徴についても見ていきましょう。

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ひのえうまは、十干十二支の中の46番目にあたり、「丙午」と書きます。(十干十二支については、次でご紹介したいと思います)十干と十二支、五行思想のうち両方において【火】の運気を持つ丙午は、中国では古くから、火が激しく燃え盛ることを表し、丙午の年は火災が多く、災いの年であると信じられてきました。

そして、日本でも江戸時代には、八百屋お七という女性が丙午の年に、「火災が起これば愛しいあの人に会える」と、江戸の町に放火した事件が起こりました。当時の火災は今のような設備もなく、すべてを焼き尽くすと恐れられていましたので、お七の激しい恋心が「丙午の女性は気性も荒く、夫の身を滅ぼす・寿命を縮める」と恐れられてきました。ただし、お七の事件は資料等は残っておらず、迷信にすぎないかもしれません。

十干十二支

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さきほどご紹介しました、丙午は、干支の一つで、干支には十二支と十干があります。それを組み合わせたもので、十干十二支と呼ばれます。十干十二支とは、陰陽五行思想をもとに作られていて、木、火、土、金、水を割り当てて、さらに、陰陽説の表す「兄(え)」と「弟(と)」に分けたものを言います。

十干とは、甲(きのえ・こう)、乙(きのと・おつ)、丙(ひのえ、へい)、丁(ひのと・てい)、戊(つちのえ・ぼ)、己(つちのと・き)、庚(かのえ・こう)、辛(かのと・しん)、壬(みずのえ・じん)、癸(みずのと・き)の十干からなります。

例えば十干十二支の最初は甲子(きのえね)で、つぎは乙丑になります。このような組み合わせは60通りあり、「丙午」は、46番目に当たります。さきほどの五行思想の十干の丙=火、十二支の午=火、にあたり、丙午はどちらも【火】にあたります。

ひのえうまの年は出生率が激減?

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ひのえうまの年は、古くからの迷信が影響し、出生率が激減すると言われています。60年に一度なので、我が子に起こりえる悪い要素は少しでも減らしたい、というのが親の思いです。

実際のデータで見てみると、明治39年(1906年)の丙午の年には、出生率かが前年に比べ、4%減少しました。明治39年生まれの女性は、その後結婚適齢期になると、迷信が影響し、直前に婚約破棄されるなどして、自殺したという報道が多くされました。

そしてその次の60年後、昭和41年(1966年)は前年に比べて25%も減少したそうです。これは、前回の事件などを執拗に報道したせいで、迷信を恐れ、もし女児が誕生したら…と恐れた夫婦が中絶などをしたりしてしまったそうです。ですが今の世の中は少子化でこの頃の丙午の年よりも更に低い出生率を年々叩き出しています。次の丙午は2026年です。せっかくできたお子さんですから、大事に育てたいですよね。

ひのえうまは何年?

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ひのえうまの年は60年に一度です。陰陽五行思想では、1年に一度、歴が進みます。それが60通りあるので、60年で一周することになります。

そのため、ひのえうまも60年に一度なのです。では、ひのえうまはいつあったのでしょうか。五黄の寅の同様に紹介していきます。
1846年・弘化3年
1906年・明治39年
1966年・昭和41年
2026年
2086年

このように、次のひのえうまは2026年、その次は2086年となります。

午年の性格や特徴は?

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そんな丙午年ですが、丙午はどんな性格をしているのでしょうか?まずは丙午年の基本となる、午年の性格と特徴をご紹介していきたいと思います。

頭の回転が早く行動的

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午年生まれの人は、頭の回転が早く、いざとなったらすぐ行動するスピードはとても早いです。要領がよく説得力もあり、人助けも好きなので、自分だけでなく他人も助けながら進んでいくので、明るい人気者としてみんなに好かれます。

また人見知りもなく、いろんな情報を聞くのが好きなので、躊躇なく話しかけたりもしますので、人間関係の交友も広い人が多いです。 要領がいいだけに、細かなことは苦手で、先の見通しのないことは嫌いです。

お人好しで独立心が強い

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一方で午年は要領よく見えて、お人好しな一面もあります。午年は優しいので、上に流されやすく、無理なお願いでも、親身に相談に乗ったり、耳を傾けたりします。

自分で責任を持って何でもやり遂げたいという気持ちと正義感も強いので、悩みを打ち明けた相手に対しても真摯に向きあい、なんとか助けてあげたいと思い、無理をしすぎてしまうこともあるようです。なんでも自分でやり遂げたいという思いは他人にだけではなく、自身も仕事等では早く自立したい、と頑張る人が多いようです。

せっかちで負けず嫌い

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自立心も強い午年は、負けず嫌いでせっかちな一面もあります。表裏がない分、一度キレてしまうと頑固で、なかなか口喧嘩等も収束しません。強さを表す馬ですので、口喧嘩の際もきくつくなってしまいがちですが、サバサバしており、長く何かを続けるということが苦手なので、あとには引きずりません。

恋愛に対しても少し移り気で、慎重さに欠けるところがあります。いいなと思ったらすぐになびいてしまうようなタイプも多いので、恋の火遊び等には気をつけましょう。

丙午の性格と特徴は?

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午年の基本性格を踏まえ、続いては丙午さんについて見ていきましょう。丙午さんの個々の性格や特徴はどうなっているのでしょうか?

丙午の男性の性格と特徴

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丙午の男性は、見た目は華やかで、自分はそうだと思っていなくても、目立ちたがりやと取られる一面もあります。ですが、持って生まれたカリスマ性があるので、みんなから一目置かれる存在でしょう。

温厚で義理人情に厚く、生まれながらにしてリーダーの気質があります。それ故にプライドが高く、普段はとても温厚ですが、敵とみなすととことん反省させるまで、追い詰めることがあるようです。そして、エネルギッシュで野心家で、THE肉食系といったところでしょうか。高い能力故に相手にも高い水準を求めます。どちらかというと亭主関白タイプと言えます。

丙午の女性の性格と特徴

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