2019年9月29日 更新

送球部って何部?送球=ハンドボールの魅力やルールも解説!

みなさんは「送球部」と聞いて、どのような活動をする部活かわかりますか?この記事では、別名「送球」と呼ばれる「ハンドボール」という競技の詳しいルール、そして知られざる魅力を解説します!読めばあなたも、きっと「送球部」に入りたくなる!

競技で用いる道具が少ないということは、それだけお金がかからないということでもあります。広場とボールがあればプレーできるハンドボールは、かなり手軽で親しみやすいスポーツだと言えます。

ゴルフやスキーをしようと思い立っても、すぐにプレーすることはできません。高価な道具を購入して、プレーできる専用の場所まで出向かなければならないからです。こうしたスポーツは、始める際にある程度の経済的・心理的な余裕が必要となります。

送球部やハンドボールを題材にした漫画

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日本においても徐々に盛り上がりを見せているハンドボールですが、その勢いにはマンガ作品の存在もひと役買っています。その内容は、リアルなハンドボールを描いた臨場感ある作品から、送球部を舞台に繰り広げられる学生たちの青春ドラマなど幅広く、それぞれ違った魅力が詰まっています。

さてここでは、そんなハンドボールや送球部を題材に描かれているマンガ作品をご紹介していきます。あなたも読めば、ハンドボールのトリコになるかもしれません。

送球ボーイズ

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中学校から社会人までハンドボールを経験してきたフウワイさんによって描かれる、本格派ハンドボール漫画が「送球ボーイズ」です。フウワイさんは自身のハンドボール漫画を通じて、日本での競技人口増加と世間の関心を勝ち取ろうという熱い思いを語っています。

物語はハンドボールが盛んな富山県を氷見市舞台に、主人公たちが部員仲間とともにインターハイ出場を目指すというものであり、初心者ながら大きな才能を持つ志熊栄都と、補欠ながら人一倍ハンドボールへの情熱を燃やす佐倉凪を中心として、高校生が青春を燃やす姿が描かれます。

作中では初心者向けにルールの解説なども行われており、ハンドボールについて何も知らない状態から読み始めても楽しめる作品となっています。

明日のない空

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「オフサイド」や「Jドリーム」など、スポーツを題材とした作品に定評のある塀内夏子さんが描いたハンドボール作品が「明日のない空」です。2008年から2012年までビッグコミックスピリッツで不定期連載され、全3巻が発売されました。

主人公の才谷駿は、昼は製作所で働き、夜は定時制高校に通う17歳であり、父親が不景気を苦に図った無理心中で母親以外の家族を失うという暗い過去を持っています。そんな、経済的にも精神的にも苦しい日々を送る彼にとって唯一の楽しみが、キャプテンを務めるハンドボール部での活動でした。

このように、決して明るくない雰囲気の中で物語は進んでいきます。未来に希望を見出せない若者が、ハンドボールを通じて希望を見出そうとする姿が胸を熱くする名作です。

Hand’s

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「HAND'S -ハンズ-」は、2006年から2007年にかけて週刊少年ジャンプで連載された、板倉雄一さんが描くハンドボール漫画です。ハンドボールチームに所属する小学生たちの、競技を通じた成長が描かれています。

主人公の橘大吾は小学5年生で、元ハンドボール日本代表を父親に持ちます。しかし怪我により引退を余儀なくされて以来堕落した父親が借金を残して蒸発してしまい、父親の友人で小学生ハンドボールチームの監督を務める西岡誠一郎の家に引き取られることとなります。

父親譲りの体力と脚力を武器に、大吾がハンドボールプレイヤーとして成熟していく姿を描こうとしたのでしょうが、当時の読者からは題材が受け入れられず、短期連載となってしまいました。

大好王 ダイスキング

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こちらも週刊少年ジャンプで連載された作品で、道元宗紀さんによって描かれたハンドボール漫画が「大好王(ダイスキング)」です。1999年から連載をスタートしており、ハンドボールを題材とした漫画の中ではかなり古参的な存在です。

幼い頃に初恋の相手である丸井心と交わした、「メジャーリーガーになる」という約束を見事に叶えて帰国した主人公の阿部恋文ですが、彼女は約束をすっかり忘れてハンドボールに夢中になっていました。そこで恋文は彼女のハートを再び掴むためハンドボールに打ち込んでいくという、スポ根ラブコメ展開の物語となっています。

Fly High !〜琉球コラソン物語〜

Hibiscus Hashigo梧 Okinawa - Free photo on Pixabay (667619)

「Fly High !〜琉球コラソン物語〜」は、かぢばあたるさんが実在のハンドボールクラブチームである「琉球コラソン」をモデルに描いた漫画であり、琉球コラソンの公式グッズとしても販売されました。

フィクションも織り交ぜてはありますが、作者が実際に所属する選手たちにインタビューを重ねて描きあげた物語は、ファンならずとも必見の内容になっています。

現在もネット上で簡単に購入できますので、プロ選手たちのリアルな姿に触れてみたい方は、ぜひご覧になってみてください。

送球以外の球技の意外な和名

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ハンドボールを和名で「送球」と表すように、他のスポーツにも意外な和名が付いていることが多々あります。ここからはそんな、現代ではあまり聞きなれないような球技の和名をご紹介していきます。

サッカー=蹴球

Audience Bleachers Crowd - Free photo on Pixabay (667669)

200以上の国と地域で2億5千万人を超える人々が選手としてプレーしており、また4年に一度のFIFAワールドカップのTV視聴者数が全世界で通算300億人を超えているなど、いま世界で最も人気のあるスポーツといっても過言ではないサッカー。そんなサッカーの和名は「蹴球(しゅうきゅう)」です。

歴史の長い大学などでは現在でも「蹴球部」という呼称が用いられていますし、これには聞き覚えがある方も多いでしょう。文字通り「球を蹴る」行為が特徴の競技ということで、この和名が当てられました。また、英語では別名「アソシエーションフットボール」とも表されます。

バスケットボール=籠球

Basketball Sport Ball - Free photo on Pixabay (667672)

国内プロリーグであるBリーグ発足や、2019年ワールドカップへの日本代表の出場など、日本でも大いに盛り上がりを見せているアメリカ発祥のスポーツ、バスケットボール。和名では「籠球(ろうきゅう)」と表されます。

バスケットボールは固く言えば、長方形のコートの両端に設置された高さ305cm、直径45cmのバスケットにボールを上から通すことで得点を競う球技です。ここでポイントとなるのが競技名にもなっている「バスケット」であり、これは日本語でいうと「籠(かご)」に当たります。

籠に球を入れることで得点を競うから「籠球」。こちらも競技の最も特徴的な部分が切り取られて和名とされているわけです。

テニス=庭球

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