2019年9月29日 更新

送球部って何部?送球=ハンドボールの魅力やルールも解説!

みなさんは「送球部」と聞いて、どのような活動をする部活かわかりますか?この記事では、別名「送球」と呼ばれる「ハンドボール」という競技の詳しいルール、そして知られざる魅力を解説します!読めばあなたも、きっと「送球部」に入りたくなる!

さて続いては、ハンドボールの試合がどのようなルールに従って進んでいくのか、主要な反則も交えて解説していきます。

選手の交代について

Baseball Substitute Bench - Free photo on Pixabay (650216)

多くのチームスポーツは試合の中で選手交代が可能ですが、交代してベンチに退いた選手が再び出場できる競技と、できない競技に大別できます。そしてハンドボールは前者であり、バレーボールやバスケットボールと同様、何度でも選手交代を行うことができます。

選手交代の際は、コート上の選手がセンターラインから4.5メートルの位置にある「交代ライン」から外に出たのち、代わりの選手が同ラインからコート内に入るというのが唯一のルールです。審判の許可は必要なく、どのタイミングで何人交代しても構わないという、かなり自由度の高いものとなっています。

ですからゴールキーパーが交代する場面も珍しくはありませんし、ゴールキーパーの選手が他のポジションとして途中出場するという場面も見られます。

ボールをけってはいけない

Soccer Football Players - Free photo on Pixabay (650288)

ハンドボールはその名の通り「手」を使って行うスポーツであり、ボールを蹴ったり、足で扱ってはいけません。そうした行為はルールブック上「キックボール」と呼ばれ、反則のひとつに該当します。バスケットボールにも同名の反則があることが知られていますね。

具体的に述べると、相手に投げつけられた場合やゴールキーパーが自陣のゴールエリア内でシュートをブロックする場合を除き、膝より下でボールに触れる・扱う行為は反則であり、相手のフリースローとなる。というのが「キックボール」の規定です。

歩いていいのは3歩まで

Icon Steps Shoes - Free image on Pixabay (650292)

バスケットボールでは、3歩以上歩くと「トラベリング」という反則をとられることが知られています。実はハンドボールにも、それに似た「オーバーステップ」という反則があり、こちらは4歩以上ステップを踏むことを禁止しています。

空中でボールをキャッチした場合には、着地した足を0歩目とみなし、そのあと踏み出した足から1歩目を数えます。またバスケットボールでは、ピボットステップを踏むことで3歩以上のステップが可能になりますが、ハンドボールにはそうした概念はありません。どのようなステップでも4歩で反則となります。

ドリブルは一回だけ

Defense Guard Basketball - Free vector graphic on Pixabay (650294)

こちらもバスケットボールと似たルールで、ドリブルを終えてボールを持ってからもう一度ドリブルを始めると、「ダブルドリブル」という反則をとられてしまいます。ダブルドリブルを犯した場合、プレーは相手のフリースローから再開となります。

ただハンドボールのダブルドリブルは、バスケットボールよりも厳しく判定されることで知られています。たとえば、ボールが少しでも身体に触れて落ちた場合、それを拾い直すと「ドリブル終了」とみなされてしまいます。そこから改めてドリブルを開始すると、2度目のドリブルとみなされ、反則をとられてしまうわけです。

送球部やハンドボールの魅力

Handball Hall Ball - Free photo on Pixabay (666530)

ハンドボールというのがどのような競技なのか、大まかにお分りいただけたでしょうか。ハンドボールには他の有名競技と類似したルールもいくつかあり、みなさんにとって想像より身近に感じられるスポーツのはずです。

さて、ここからはそんなハンドボールの魅力と言えるポイントや、実際に送球部に入って活動をすることのメリットをご紹介していきます。

試合展開が早く飽きない

Crowd Of People Football - Free photo on Pixabay (666538)

まずなんといっても試合がとてもスピーディーで、観客が息つく暇もない攻防が繰り広げられるというのが、ハンドボールの大きな魅力です。横幅わずか40メートルのコートで、サッカーでいうオフサイドのような反則もないため、常に速攻を仕掛けあっているようなダイナミックな試合展開を味わうことができます。

自陣のゴールから相手ゴールまでたった一本のパスで到達することも可能なため、得点チャンスを逃した直後にはすぐ失点のピンチを迎えるという場面が頻発します。そのため、ひと試合で合計50点以上が記録されることも珍しくありません。

誰でも目立てる

Batman Superman Lego - Free photo on Pixabay (666534)

上記のようにスピーディーな試合展開が持ち味のハンドボールでは、全員攻撃、そして全員守備が常套手段となっています。他の競技のように、ボールが回ってこない間は休むということが基本的にできないため、ゴールキーパー以外の6人の運動量はかなりのものになります。

しかしそれは裏を返せば、誰にでも活躍して目立つチャンスがあるということです。たとえばサッカーのようなスポーツでは、ディフェンスの選手はなかなか得点を決めてヒーローになるチャンスが訪れません。しかしハンドボールは全員が平等にヒーローとなれる可能性があるのです。

バランスの取れた身体能力が身につく

Sport Push-Up Strength Training - Free photo on Pixabay (666543)

野球など他の競技であれば、「足は遅いけれどパワーは誰にも負けない」というような、なにかしらに特化した選手が活躍する場面が珍しくありません。しかしハンドボールでは、なにかに特化しているというより、総合的にバランスのとれた身体能力が必要となります。

優れたハンドボール選手となるには、短い距離を何度も行き来する脚力とスタミナ、高い打点から強烈なシュートを放つジャンプ力と腕力など、あらゆる能力がバランスよく高いことが求められます。ですから、もし送球部で活動を続ければ、どのような運動にも応用できる身体能力を身に付けることができることでしょう。

上達が早い

Course Handball Children - Free photo on Pixabay (666544)

基本的に特別な道具は用いず、その身ひとつで試合に臨むハンドボールは、そのシンプルな構造ゆえに上達を実感しやすいスポーツです。

ハンドボールならではのテクニックや戦術理解は当然重要ですが、なにより日々の練習で高まる身体能力が実力に直結するため、他のスポーツに比べて上達が早いと言えるわけです。

まったくの未経験でスポーツを始めるときをイメージしてください。野球などは用いる道具が多く、そのそれぞれを使いこなして実戦に挑めるレベルに達するまでどうしても時間を要しますが、その点で道具のいらないハンドボールはより気軽に感じますよね。

お金がかからない

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