2019年9月29日 更新

送球部って何部?送球=ハンドボールの魅力やルールも解説!

みなさんは「送球部」と聞いて、どのような活動をする部活かわかりますか?この記事では、別名「送球」と呼ばれる「ハンドボール」という競技の詳しいルール、そして知られざる魅力を解説します!読めばあなたも、きっと「送球部」に入りたくなる!

送球部って何部?

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みなさんは「送球部」というのが、何をしている部活動かご存知でしょうか?一般的にはあまり聞きなれないかと思いますが、実は、とある世界的に有名なスポーツを漢字表記にしたのが「送球」であり、そのスポーツを生業とするのが「送球部」です。

この記事では、近年日本でもじわじわ人気が高まってきているそのスポーツとはいったい何なのか、そして、あまり知られていないその魅力やルールに至るまで詳しく解説していきます。

送球=ハンドボール

Sports Handball Party - Free photo on Pixabay (646493)

「送球」というスポーツにはあまり聞き覚えがなくとも、「ハンドボール」というスポーツはみなさんご存知かと思います。そう、「送球」とは「ハンドボール」の和名なのです。以前は中国語圏と同様の「手球」という表記も用いられていましたが、1934年以降「送球」として定着していきました。

日本にはすでにハンドボールの社会人リーグが存在しており、毎年盛り上がりを見せているほか、元宮崎県知事の東国原英夫さんやT.M.Revolutionこと西川貴教さんなどが、ハンドボール部出身者として知られています。

構造の似た競技としては、よく「バスケットボール」が挙げられます。そんなバスケットボール部についても興味がある方は、ぜひこちらを読んでみてください。

ハンドボールの本場はヨーロッパ

Map Europe Globe - Free photo on Pixabay (648033)

ハンドボールの発祥については諸説ありますが、ドイツ・デンマークが発祥の地とみなされる場合が多くなっています。サッカーが盛んになった時代、たびたび校舎のガラスが割られてしまうことを危惧した学校側により、足ではなく手を使ってサッカーを行うよう指導されたことが始まりと言われます。

本場ドイツやデンマークはもちろん、フランスやスペインなどの主要国でも、ハンドボールはサッカーに次ぐ人気を博しているスポーツです。そんなヨーロッパでは国内プロリーグが数多く存在しており、特にドイツとスペインは世界最高のハンドボールリーグとして注目を集めています。

また、ヨーロッパ以外では、中東の国々や日本のお隣である韓国でも盛り上がりを見せています。

オリンピック競技

Olympic Games Rio Olympics - Free vector graphic on Pixabay (648053)

上記のように世界でも人気のスポーツであるハンドボールは、もちろんオリンピックの正式種目に数えられています。1946年に創設された国際ハンドボール連盟には、2017年時点で200以上の国と地域が参加しており、今後も加盟国は増え続ける見通しです。

オリンピックで初めてハンドボールが実施されたのは1936年のベルリン大会で、当時は屋外で競技が行われました。その後は一時的に正式競技から外れましたが、1972年のミュンヘン大会で復活。その4年後のモントリオール大会では女子部門が初めて実施されました。

復活して以降は屋内で行われるようになったハンドボール。2020年の東京大会でも男女それぞれ12チームずつが参加する予定となっています。

なぜ送球というのか

Why Question Marks Unknown - Free vector graphic on Pixabay (648058)

ハンドボールの別名が「送球」と聞いて、あまり納得がいかないという方は多いのではないでしょうか。「送球」の連続でプレーが進むというのは、たしかに野球やバスケットボールなどの他競技にも共通の特徴です。

ただここで思い出していただきたいのが、ハンドボールはもともとサッカーの代わりに行われていたということです。広大なサッカーコートで11人制の競技として成立していた時代は、現在の7人制のようにスピーディーで激しいプレーよりも、戦術的なパス回しの連続でゴールを目指していました。

そのように「送球」が競技の肝となっていたことから、こうした別名がついたというわけです。

ハンドボールってどんな競技?

Handball Sport Child - Free photo on Pixabay (648072)

ヨーロッパを中心に世界ではかなりの人気スポーツであるハンドボールですが、盛り上がってきているとはいえ、日本ではまだまだマイナーと言われる知名度です。ハンドボールという名前は聞いたことがあっても、どのような競技なのかさっぱりわからないという方は多いでしょう。

そこで、ここからはハンドボールというのがどのようなスポーツなのか、わかりやすく具体的に紹介していきます。

ハンドボールで使うコート

Sports Hall Multi-Purpose Gym - Free photo on Pixabay (650191)

ハンドボールで使われるコートは、フットサルコートとほぼ同じサイズであり、横40メートル×縦20メートルと定められています。横幅のちょうど半分となる位置にはセンターラインが引かれており、フットサル同様、試合はこのラインの中央から開始されます。

また、左右両端に幅2メートル×高さ3メートルのゴールが設置されており、その前方6メートルにはハンドボール特有の「ゴールエリアライン」が設けられています。このラインよりゴール側に入れるのはゴールキーパーのみとなっており、攻撃側はラインの外から得点を狙わなければなりません。

ハンドボールで使うボール

Ball Round Play - Free photo on Pixabay (650205)

ハンドボールで用いるボールは、サッカーなどの他競技と同様に、年代やカテゴリー別で大きさが異なります。具体的に言うと、高校生以上の男子は3号球、中学生および高校生以上の女子は2号球、小学生はおもに1号球を用いることになっています。

自分が該当するカテゴリー以上の大きさのボールを使うと、肩や肘への負担となって怪我の原因となりますので、注意が必要です。

また、ボールに使われる素材は、品質の良いとされる順に、天然皮革、人工皮革、合成皮革、ゴムであり、天然皮革製はトップクラスの試合に使用される高価なボールとして知られています。

試合時間や必要な人数・道具は?

Hourglass Time Hours - Free photo on Pixabay (650207)

ハンドボールの試合は、高校生以上だと前後半30分ずつで行われ、合間に10分のハーフタイムが設けられています。ちなみに中学生は25分ずつ、小学生は20分ずつです。時間内に決着がつかない場合は10分間の延長戦、それでも決着がつかない場合は7メートルスローという、サッカーでいうPK戦が行われます。

現在主流の7人制ハンドボールでは、試合に参加できるのは1チーム7人であり、ゴールキーパー1人とフィールドプレイヤー6人という内訳です。また最低限、ボールとゴール、そしてチームで揃いのユニフォームさえあれば、試合が開催できます。

ただ、怪我防止のためのフェイスガードや、手の滑り止め代わりの両面テープなど、ハンドボール特有の道具を用いる選手も少なくありません。

ハンドボールのルールと反則

Referee Sports Fair - Free photo on Pixabay (650211)

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