2019年8月19日 更新

共依存の原因は?恋愛にもある?共依存親子や夫婦の特徴や克服方法も

共依存は親子間や夫婦、恋愛でよく見られます。では、どのような原因や特徴があるのでしょうか。自分が共依存かも!と思ったら一度チェックしましょう。共依存はdvなど様々な問題を起こします。ここでは克服の仕方も紹介しますので、自分に合った解決方法を見つけましょう。

目次

共依存は様々な点で問題がある

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共依存である本人は、自分が共依存であることに気づいていないケースが多く、そのライフスタイルが普通のことだと思っています。

しかし、周りからすると共依存であることは一目瞭然です。何らかに依存している人はそれなりの問題を抱えています。

あなたは大丈夫ですか?もしかすると、気づかないうちに共依存である可能性があります。

共依存とは

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そもそも共依存とはどういうものなのでしょうか。ひとりで依存しているのであれば「依存症」と呼びますが、文字の通り共に依存している状態にあります。

それはタバコやお酒などのモノに対してと言うよりも、人に対して依存が見られる時に使われる言葉です。

意味

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共依存とは、自分が相手との関係に依存し、支配することで、自分の都合の良いようにコントロールしたいと独占欲に駆られる衝動です。また、相手もその関係に依存している状態のことを指します。

共依存という言葉は、元々はアルコール依存者と、それを介護する人達のために生まれた言葉です。

アルコール依存者は、介護してくれる人に頼り、依存します。介護をする側も必要とされていることに喜びを感じ、介護をすることが人生の目的になってしまうため、相手に依存してしまいます。

このように生まれた「共依存」という言葉は、現代では様々な関係の人達に使われています。

危険性

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では、共依存はどような危険性があるのでしょうか。人は一人では生きて行けません。誰しも皆、誰かに支えられ、また自分も誰かを支えて生きています。

しかし、フェアな支え合いというのは、互いがある程度自立をしてこそ成り立つものです。「常に誰かが着いていないと不安だ」「誰かに必要とされたい」など、極度に相手を束縛する形での支援は、支え合いとは言えません。

支えあっているつもりが、いつしか束縛や独占欲に変わってしまいます。そうなると、一人で生きていくのが困難になり、鬱や精神病にかかってしまう人もいるのです。その結果、自傷行為に走ったり、薬に手を出してしまい後戻り出来ない状態になる可能性があるため、共依存は危険だと言えます。

共依存は親子や夫婦・恋愛でも起こりうる

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共依存は、身近な存在の人に対して発生することが多いです。普段、同じ時間を多く過ごしている人に対して依存するため、親子や夫婦、恋人に共依存する確率が高いと言えます。

同じ時間を多く過ごしている存在と言っても、会社の人など、プライベートを共にしない人に対しては、あまり依存し合うことが無いです。では、共依存にはどのようなケースがあるのでしょうか。

共依存恋愛

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恋愛で起こりうる共依存では、お互いの束縛の度合いが関係してくると言えます。

一方が相手の行動を全て把握しておかなければ満足できなかったり、相手の交友関係までも把握しておきたがります。

相手が誰とどこで何をしているのか、誰と連絡を取っているのかが分からない際に、自分を見失い、相手を精神的、肉体的に傷つけてしまったりもします。

また、事実かも分からない出来事を妄想し、勝手に落ち込み病んでしまい自傷行為をする人もいます。
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また、束縛されている相手も、束縛されていることに対して快感を得ています。相手に束縛されることを自分への愛と捉えるのです。

逆に、束縛されなくなってしまうと、自分が必要とされていない気がしてどうしようもなく不安になります。相手からの連絡が返ってこなかったり、構ってもらえないと精神的に病んでしまうこともあります。

しかし、このような関係は危険な状態にあると言えます。相手に依存しすぎて自我を失ってしまったり、生きる目的が相手になってしまったり、精神的、肉体的に相手を傷つけてしまうことがあるので、相手の居ない時間は自分の時間として楽しんだ方が良いでしょう。

共依存夫婦

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夫婦で共依存になる人達は、カップルの時から共依存であった場合と、夫婦という関係になってから共依存になる場合があります。

カップルの時から共依存であった場合は、先程話したパターンが夫婦になっても続いていると言えます。

夫婦になってから共依存になった場合は、相手の行動範囲を全て把握したいという支配に加えて、相手の金銭的な支配や家事、会社の付き合いなども加わってきます。

また、支配されている方も「私がやってあげなきゃ」という感覚にあり、支え合う夫婦の関係ではなく、介護のような形になります。亭主関白の行き過ぎた関係もまた、共依存であると言えるでしょう。

夫婦となると、生活の基盤を共にする関係になるため、逃げ場もなく自分たちの関係が当たり前の夫婦の形だという感覚にも陥ってしまいます。精神的、肉体的に限界を迎える前に他人に相談することをオススメします。

共依存親子

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親子に見られる共依存のケースですが、よく見られるのは、親が子供を甘やかしたために子供が自立できなくなるケースです。

近代問題になっているモンスターペアレントなんかもその1種です。明らかに自分の子供が悪くても親が罪を認めずに学校や周りの人に講義をします。

そうして育った子供は、自分が悪いことをしてもその自覚がなく、何をしても許される、または親が守ってくれると思っています。

我が子が大人になっても甘やかしていると、1人で社会に出られない大人に育ったり、自分の家庭を持つことも考えず実家に居座りつくでしょう。

また、親もそのことを喜び子供に依存している状態なので、いつまで経ってもその関係が治ることはありません。叱ることをせず過剰すぎる愛情を注ぐことは時に危険なのです。

実際に共依存状態にある人を見たことがある?

では、実際に共依存状態にある人はどれくらいいるのでしょうか。

共依存状態にある人を見たことがあるか、女性200人を対象にした独自アンケートの結果を紹介します。
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