目次
- 造田博が起こした池袋通り魔殺人事件
- 池袋通り魔殺人事件の概要
- 66歳の女性を殺害
- 29歳の女性を殺害
- 6人に重軽傷を負わせる
- 通行人に取り押さえられ逮捕
- 死刑判決が言い渡される
- 造田博の生い立ち
- 岡山県に4人家族の次男として生まれる
- 父親が土地を相続し大金を手に入れる
- 両親がギャンブルにはまる
- 造田博は高校中退
- 両親が借金を抱えたまま失踪
- 兄の元へ身を寄せ働き始める
- 転職を繰り返し心を閉ざしていく
- 造田博のストーカー行為について
- 小学生の頃に告白されたと思い込む
- 大学生になった相手に手紙で好意を伝える
- 自宅に会いに行く
- 妄想の世界では付き合っていた
- 造田博の奇行
- 万引きや銃刀法違反で逮捕
- 無賃乗車を繰り返す
- 公機関に文書を送り付ける
- 具体的な文書の内容について
- アメリカへ行きパスポートを破り捨てる
- 造田博が事件を起こすまでの4日間
- 9月4日に務めていた新聞販売店へ出勤するのをやめる
- 9月4日に東急ハンズで包丁や金槌を購入
- 9月5~7日は池袋に行くが実行できず
- 9月8日に犯行を決意し実行にうつす
- 造田博が事件を起こした理由
- 無言電話に怒りを覚えたから
- 死刑になりたかったから
- 誰も自分を認めてくれないから
- 日頃からの兄に対する恨み
- 事件後の造田博の現在は?
- 再審請求を行う
- 現在は東京拘置所に収監されている
- 両親は未だに失踪したまま
- 犯行動機は身勝手で生い立ちは関係ない
via pixabay.com
造田が事件を起こした後も失踪した両親が名乗り出ることはありませんでした。遺産を相続したことがきっかけでギャンブルにはまり、息子を捨てて行方をくらませた両親の罪は計り知れません。
現在は生きているのかさえわかりませんが遺族に対して謝罪が行われないのは悲しいことです。造田の生い立ちが複雑であることから犯行に対しては同情の声も上がりました。
しかし亡くなった29歳の女性の父親は「加害者ばかりが同情的に報道され不愉快」だと語っています。また「声をかけられるのが嫌で、近所付き合いが減った。外出する時はサングラスをかけて歩くようになった」とも話しました。
現在は生きているのかさえわかりませんが遺族に対して謝罪が行われないのは悲しいことです。造田の生い立ちが複雑であることから犯行に対しては同情の声も上がりました。
しかし亡くなった29歳の女性の父親は「加害者ばかりが同情的に報道され不愉快」だと語っています。また「声をかけられるのが嫌で、近所付き合いが減った。外出する時はサングラスをかけて歩くようになった」とも話しました。
犯行動機は身勝手で生い立ちは関係ない
via pixabay.com
両親がギャンブルにはまらなければ造田は高校を中退することもストーカー行為をすることも、事件を起こすことさえなかったかもしれません。
事件から3週間後には山口県でも通り魔事件が起き、5名の方が亡くなりました。犯人は池袋の事件を参考にしたと語っていることから、一つの事件が他の事件に影響を及ぼしていることがわかります。
複雑な生い立ちの持ち主ではあるものの犯行動機は身勝手で許されるものではありません。2名の死者と6名の重傷者を出した池袋通り魔殺人事件が風化しないよう祈るばかりです。
事件から3週間後には山口県でも通り魔事件が起き、5名の方が亡くなりました。犯人は池袋の事件を参考にしたと語っていることから、一つの事件が他の事件に影響を及ぼしていることがわかります。
複雑な生い立ちの持ち主ではあるものの犯行動機は身勝手で許されるものではありません。2名の死者と6名の重傷者を出した池袋通り魔殺人事件が風化しないよう祈るばかりです。
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