2019年7月23日 更新

苗山事件の真相は?苗山事件の概要や奇妙な点とその後とは

あなたは苗山事件をご存知でしょうか?実は「苗山事件」とは検索してはいけない言葉と言われていることで有名です。今回は、そんな未解決で不思議の多い「苗山事件」の真相とその後に迫ります。苗山事件の内容を知りたいと思っている方必見です!

目次

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このインタビューの流れから、最初の「苗山さん」は温厚な初老の男性だと思われていましたが、数秒の沈黙の後インタビューに答える「苗山さん」は30代から40代くらいの快活な男性の声に変わっています。

もし、途中でインタビューに答える人を変えたのであれば、それを説明すれば良いだけのはずですが、そういった説明は「苗山さん」からもNHK側からもなく、「苗山」さんという男性がその後どうなったのかということもNHKが追及することはありませんでした。

奇妙な会話内容から「苗山事件」とされた

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最初は、ただの放送事故として捉えられていた「苗山事件」ですが、この奇妙な会話内容から「最初に話していた苗山さんはどうなったの?」「何も隠す必要のない状況でインタビューに答える男性の声が変わっていることは、おかしい」

「そもそもあの人は替え玉だったのでは?」「あの2人目に登場した人は一体誰なの?」といった真相究明を求める声から、いつのまにか陰謀説なども囁かれるようになり、「苗山事件」とされたのです。

苗山事件の奇妙な点

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インタビューの中で繰り広げられた奇妙な会話から、いつしか陰謀論などが囁かれるようになり、ただの放送事故ではなく「苗山事件」という名前で扱われるようになったこの出来事ですが、実は奇妙な点はインタビューの内容だけではありませんでした。

「苗山さん」という人物の存在がその後どうなったのかについて言及されていないことも含めて、ある種のホラーや都市伝説にまでなった事件の背景には他にも不可解な点がいくつか存在したのです。

地震発生後に固定電話や携帯電話は利用できなかった

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「苗山事件」の奇妙な点のまず一つ目は、地震発生後に固定電話や携帯電話は利用できなかったということです。2007年の地震後に伝えられたニュースによると、「能登半島地震の発生直後は4時間ほど、固定電話も携帯電話も通じなかった」と伝えられています。

ですが、「苗山事件」は地震発生直後に放送されているので、NHKと「苗山さん」はどうやって電話を繋げることが出来たのか?という疑問が残ります。しかし、伝えられたニュースの中には、衛星電話のみ通話が可能だったとあるので、NHKと「苗山さん」は衛星電話で話をしていたのでしょうか?謎が残ります。

声質が変わっている

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「苗山事件」がなぜここまで、都市伝説やホラーのように扱われるようになったのかというと、「苗山さん」という人物の声質が誰が聞いても全く別人のものに変わっているということです。

最初は温厚で落ち着いた50代から60代の男性の声だったものが、約2秒間という沈黙の後に30代から40代くらいの高い男性の声に変わり、話し方まで早口になっているのです。

しかも、不審に思ったNHKのアナウンサーが「苗山さんですか?」という質問を何度かしているにも関わらず、何も答えず、電話口で答える男性が「苗山さん」から別の人に変わっているか尋ねる質問に対しては「変わっていません」ときっぱり答えたことにより、この放送を見た人の中には恐怖を感じた人も少なくありませんでした。

会話に食い違いがある

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また、会話に食い違いがあることも「苗山事件」の奇妙な点の一つです。「苗山さん」が変化する前に、NHKのアナウンサーが「何か被害がありましたか?」と質問したのに対して、「苗山さん」は「直ぐに停電になりまして。」と、電気が通っていないことをアナウンサーに伝えています。

ですが、インタビューの途中で約2秒の沈黙の後登場する「苗山さん」は、同じ質問をアナウンサーがしたのに対して、「ああ、復旧しております」と答えているのです。こうした、「苗山さん」が答えた内容に食い違いがあることも、この事件を奇妙なものにしている理由の一つです。

動揺するアナウンサー

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インタビューの途中で声が変わった「苗山さん」に対して、明らかに動揺するアナウンサーの態度が、より「苗山事件」を奇妙なものにしているとも言えます。

最初は穏やかにインタビューに答えていた「苗山さん」が、途中で突然沈黙し、その後登場した「苗山さん」らしき人物は、明らかに声のトーンや話し方が違うので、アナウンサーは「引き続き苗山さんでしょうか?」「苗山さんですよね?」と質問しています。

ですが、それに対して何の返答もなく、そのうち電話口の反応が無反応になっていくことに動揺したアナウンサーが、話を無理やりまとめるような形でインタビューを切り上げているのです。アナウンサーもこの数分間の奇妙なやり取りに、言いようのない恐怖を感じたのかもしれません。

苗山さんの素性

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「苗山さん」は、きっとインタビューを受けるまでは、役場で真面目にお仕事をされる一般の人であったに違いありません。もちろん、地震後も自分の仕事をきちんと勤めていらっしゃったことでしょう。ですが「苗山事件」を機に、苗山さんの名前が一人歩きしてしまい、その名前だけが不本意な形で残ってしまいました。

「苗山さん」が一体どんな人なのか、こうして「苗山事件」について振り返っている多くの人は知らないのです。ここでは、「苗山さん」の素性について迫ってみましょう。

年齢や性格

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苗山さんは「苗山事件」が起こった当時、声の感じからして50代から60代までの男性だったと考えられています。その理由としては、中能登町役場では男性の退職勧奨年齢が、公開されている情報から58歳と見て取ることができ、60歳は超えていないだろうということが推測されるからです。

また、話し方がおっとりされていて、自分の家が停電になって大変なのにも関わらず、自分のことは置いておいて役場に駆けつけていることから、真面目にお仕事されている温厚な男性といった性格も浮かび上がってきます。

職業

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苗山さんの職業は、石川県中能登町役場の総務課勤務と推測されています。これは、当時のニュース番組をYouTubeで見ると、そのテロップに出ていることから確認できるようです。

中能登町役場は元は鳥屋町役場という名前でしたが、2005年の合併により名称が中能登町役場に変わっています。総務課は、町の財政や財産管理・入札などに関する情報を扱う部署ですが、それと共に消防や交通安全、防犯などに関する情報も扱っているようです。

そのため、苗山さんも災害時には率先して情報を集める必要があり、インタビューを受けた時役場にいたと推測されます。

苗山さんは実在しているのか

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