2019年7月23日 更新

苗山事件の真相は?苗山事件の概要や奇妙な点とその後とは

あなたは苗山事件をご存知でしょうか?実は「苗山事件」とは検索してはいけない言葉と言われていることで有名です。今回は、そんな未解決で不思議の多い「苗山事件」の真相とその後に迫ります。苗山事件の内容を知りたいと思っている方必見です!

目次

検索してはいけない言葉「苗山事件」とは

Technology Laptop Keyboard - Free photo on Pixabay (497492)

あなたは「苗山事件」をスマホやパソコンで検索したことはあるでしょうか?「苗山事件」という言葉を検索すると、実は検索してはいけない言葉と出てくるのですが、「検索してはいけない」なんて言われると、ちょっと怖いけどどんな内容なのか気になってしまいますよね。

ネット上では様々な憶測が飛び交う「苗山事件」はホラータグに分類されるほど、不可解で不気味な事件だったようです。今回は、そんな「苗山事件」の真相とその後について詳しく解説して行きます。
 

苗山事件の発端

Earthquake Rubble Collapse - Free photo on Pixabay (497474)

2007年3月に25日、石川県輪島市の西南西沖でマグニチュード6.9、震度6強の地震が起きました。この地震は能登半島地震と名付けられましたが、実は検索してはいけない言葉「苗山事件」とは、この能登半島沖地震の中継中に起きた放送事故として、今なお語り継がれている事件です。

起こったのは2007年ですから、もう10年以上も前の出来事にはなりますが、それでも未だに苗山事件の真相や苗山さんという人物がどうなったのかを知りたいという人が後を絶ちません。まずは、事件の発端となった能登半島地震についてご紹介します。 

2007年3月25日に能登半島地震が発生

Earthquake Rubble L'Aquila - Free photo on Pixabay (497514)

2007年3月25日、石川県輪島市西南西沖を震源地とした震源の深さ約11㎞、マグニチュード6.9の能登半島地震が発生しました。中でも、石川県穴水町・輪島市・七尾市で震度6強を観測し、石川県・富山県・新潟県で震度5弱以上の揺れを観測しました。

ただし、計測された震度の最大地点は輪島市門前町で、震度7に近い震度6.4をたたき出しています。ちなみに、石川県で震度6が観測されたのは、観測開始以来初とされています。この地震は、大陸プレート内の断層がずれたことが原因とされています。

地震空白域での大地震だった

Earthquake Rubble Collapse - Free photo on Pixabay (497543)

石川県能登半島は地震空白域とされ、長期間に渡って地震の震源地が無い、或いはこの先もしばらくは地震が起きないだろうとされる地域でした。そのような空白域で起きた能登半島地震は、死者1名・負傷者356名・全壊家屋686棟を出す非常に痛ましい大地震でした。

震源地を中心に、家屋の倒壊や道路の崩落、電気・ガス・水道などのライフラインが分断され、震源地に近い沿岸部や富山県の氷見漁港では液状化現象が発生、地震によって急停止したエレベーターに人が閉じこめられるなどの事故も相次いで起こりました。

苗山事件の流れ

Microphone Reporter Interview - Free photo on Pixabay (497568)

「苗山事件」とは、能登半島地震直後にNHKが能登の役所にインタビューを行った所、インタビューに対応した「苗山さん」という男性が、インタビューの途中で突然別人になってしまったかのような不思議な事件です。

「苗山さん」という男性にNHKがマイクを向けた所までは何らおかしな点は無かったのですが、インタビューの途中から不可解なことが起こり始めるのです。では、早速「苗山事件」の流れを、インタビューの内容から追ってみましょう。

NHKが中能登役場職員の苗山さんにインタビュー

Phone Home Telephone - Free photo on Pixabay (498564)

地震は日曜日の午前中に起こりました。いつものようにNHKでは、日曜討論が放送されていましたが、そこに能登半島地震の速報が入ります。NHKは日曜討論を一時中断し、地震の状況を伝える番組に変わりました。そこで、インタビューをお願いした、石川県中能登町役場の総務課へ電話がつながります。

電話口に出たのは、「苗山さん」という男性で、最初は自宅にいましたが役場に出てきて地震対応に追われているという所から話が始まります。

インタビューでのやり取り【温厚なイメージの苗山さん】

Phone Old Year Built 1955 - Free photo on Pixabay (500155)

最初にインタビューに応じた「苗山さん」は、その穏やかで落ち着いた声から、50代から60代の温厚な初老の男性をイメージさせるものでした。

この日は日曜日だったため役場は休みでしたが、安否情報や被害の状況などについて対応を行うために役場に出てきたことを温厚な話し方でインタビューの冒頭に語っています。

そして、「苗山さん」の居るところが震度6弱を観測しており、揺れた時に「苗山さん」が居た場所や、揺れの大きさ振動していた時間などについて答えています。

インタビューでのやり取り【停電を語る苗山さん】

Candle Candlelight Celebration - Free photo on Pixabay (500157)

「苗山さん」へのインタビューが2分程続いたところで、今度は停電の状況について話が移っていきました。NHKのアナウンサーが停電について質問すると、「苗山さん」の自宅は一時停電したものの、役場は電気が通っていて、もし停電したとしても自家発電機があるので対応できるという説明を「苗山さん」がしていました。

その途中で突然、電話口が数秒ほどの不自然な無音状態になります。その無音状態は、わずか2秒程度だったと言われていますが、NHKのアナウンサーの「もしもし」という呼びかけに会話を再開した「苗山さん」は、それまでの温厚な雰囲気の初老の男性とは違い、高い声で早口になっていたのです。

インタビューでのやり取り【突然入れ替わる苗山さん】

Exchange Of Ideas Debate - Free image on Pixabay (500172)

電話口から聞こえてくる声は、明らかに先ほどまでの温厚なイメージの初老の男性とは異なり「苗山さん」ではないように聞こえました。

不自然に感じたNHKのアナウンサーは「苗山さんですか?」と質問しますが、それに対して電話口の男性は答えることなく、その不自然な男性の態度にアナウンサーは電話に出ている人が「変わられましたか?」と確認していますが、男性は「変わっていません」と答え、次第に電話口の反応が無反応になっていきました。

そこで、アナウンサーが話を切り上げるという形でインタビューが終わっています。

NHK側からの説明はなかった

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