2019年7月27日 更新

【診断】イマジナリーフレンドとは?作り方やタルパとの違いも

イマジナリーフレンドの意味や作り方、原因、タルパとの違いについて紹介しています。基本的に子供に多く見られる現象ですが、大人でもイマジナリーフレンドを持つ事もあります。また、子供がぬいぐるみと話している場合は当記事の診断を参考にして下さい。

目次

人は孤独を感じるとメンタルが悪化するので、仲間を求めようとします。しかし、人間関係にトラウマを持っていたり、人とコミュニケーションを取るのが苦手だと感じている人は上手に仲間を作る事ができません。

イマジナリーフレンドを持つ事で、自分を理解してくれる人を疑似的に形成しています。友達や家族、職場の人との人間関係が上手くいっていない場合、空想の友達に自分を理解してもらい、孤独を感じないようにしています。

家庭に問題がある

Father And Son Walking Love - Free photo on Pixabay (513654)

家庭に問題がある場合は、自分らしくいられる場所が無かったり、自分を受け入れてくれる感覚を味わえません。特に幼少期は「親同士が頻繁に喧嘩している」「親に自分の主張をしても反対される」などの状況に直面しても解決策を見出せません。

イマジナリーフレンドを持つ事で、上で紹介した「自己の存在意義を確認したい」「最大の理解者が欲しい」などの欲求を疑似的に満たしています。

ただし、「社会性を身に着けたい」という欲求が強い場合にもイマジナリーフレンドを持つ事があるので、全員が家庭に問題を抱えているわけではありません。

性欲が強くなってきたから

Sundress Summer Dress Girl - Free photo on Pixabay (513658)

思春期になれば当然性欲が強くなってきます。また、思春期にさしかからずとも、性に対して興味を持つ人も多いでしょう。しかし心はまだまだ子供なので大人の象徴である性に興味を持つ事は、受け入れがたい事や恐怖を感じる事もあります。

また、思春期の男女にとって性に関する話は恥ずかしいものなので、興味を持っていても誰かと共有するのは難しいです。なので、性について誰かと共有するためにイマジナリーフレンドを持ちます。

コンプレックスからの逃避行動

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (513661)

コンプレックスの逃避行動として、イマジナリーフレンドを持つ事があります。人が抱えるコンプレックスは「容姿が気に入らない」「同期と比べて仕事ができない」「恋人ができた事がない」など様々です。

いずれにせよ自分の弱い部分を受け入れるのは怖い事なので、イマジナリーフレンドと「容姿は良くないけど性格は良いよね」「仕事はあまりできないけど周りに気はつかえるよね」「恋人ができないのはタイミングが悪いからだ」のような話をします。

イマジナリーフレンドは実体があれば作りやすい

Woman Man Pair - Free photo on Pixabay (513668)

イマジナリーフレンドを作ろうとして想像上の人物と会話してみても、何も起こらないという事は多いでしょう。イマジナリーフレンドを作るのに慣れていない人は実体のあるものを対象に友達を作りましょう。ではポイントを紹介するので参考にして下さい。

ぬいぐるみを拠り所にする

Stuffed Bear Animal - Free photo on Pixabay (513671)

ぬいぐるみや人形などの実体があると、イマジナリーフレンドを作りやすいです。自分の求める性格や特徴を持ったイマジナリーフレンドが欲しいかもしれませんが、初めはぬいぐるみや人形のルックスから受ける印象を元に性格や特徴を想像しましょう。

例えば、「クマのぬいぐるみは優しい目をしているから、中身も優しいんだろうな」といった具合です。慣れてきたら「怖そうなオオカミの人形はぶっきらぼうな性格をしていそうだけど、実は周りに気を使えるんだろうな」のように自分の求める性格に寄せて行きましょう。

辛いときはイマジナリーフレンドを作るのも手かも

Halloween Ghosts Happy - Free photo on Pixabay (513677)

イマジナリーフレンドは基本的に子供に多く見られる現象で、成長の証とされています。大人になってからもイマジナリーフレンドを持っている人が一定数存在し、その原因は「仲間がいない」「自身を持てない」などのネガティブな理由です。

上記の事から、イマジナリーフレンドがいる事に対してマイナスのイメージを持つかもしれませんが、角度を変えて見ると、自分と向き合っている証拠です。つまり、現状を打破しようと試行錯誤しているという事になります。

なので、せっかく出会えた「もう一人の自分」「イマジナリーフレンド」と話し合いながらより良い未来を目指しましょう。

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