2019年3月12日 更新

疚しいの意味と疾しいとの違いとは?疚しさを感じる瞬間や心理も

「なにか疚しいところでもあるの?」「心に疚しい気持ちがなければドンと構えていればいい」「疚しいことなど一つもありません」などと普段からよく使っていたり、耳にしたりしている「疚しい」とは正しくはどういう意味なのでしょうか。疚しいの類語はなにか。疚しいと疾しいの違いはなにか。さらには疾しいと感じる人の心理や特徴までお話ししたいと思います。

目次

相手を裏切っている気がしてしまう

Eye Couple Love - Free photo on Pixabay (98312)

例えば、恋人がいるのに他の異性と二人きりで会うことになれば、当然実際の恋人を裏切っているような後ろめたい気持ちになると思います。「勉強してる」と聞かれて、本当はめちゃめちゃ勉強しているのに「してないよ」と答えてしまって相手が心から安心した表情をしたとき、何となく相手のことを裏切ってしまった気分になると思います。

また友達と先に約束していたのに後からはいった彼氏との約束を優先させてしまったとき、友達を裏切ってしまった気になるかもしれません。また、親の期待を裏切って進学しないと決めたような時にも親の期待を裏切っているような気がするはずです。

シチュエーションは様々ですが相手を裏切っているような気がする時、相手に対して「悪いことしてる」と感じるときに人は疚しさを感じるのです。

嘘をついているという罪悪感がある

Woman Library Books - Free photo on Pixabay (98321)

親に嘘をついて彼氏と泊まりの旅行に行く、奥さんに隠れてタバコをすっている、旦那さんに内緒でドレスを買った、会社に嘘をついて休みを取った、彼に黙って合コンに参加したなど、たとえ小さくても嘘をつくと相手に対して罪悪感が生じます。つまり罪の意識です。罪の意識もまた同時に疚しいという気持ちを生み出すのです。

相手の誤解や無知を利用している気がする

Children Girls Conversation - Free photo on Pixabay (98342)

結婚しているのに独身と勘違いされデートしてしまった、本当はミスをしたのは自分なのに別の人せいになってそのまま隠し通したなど、相手が誤解してくれたことを正さずに自分が都合の良いように話を進めたとき人は疚しい気持ちになります。

また世間にはもっと安くて性能の良い商品があるのに相手が無知なのをいいことに高い値段で性能の低い商品を売りつけてしまったなど、相手の知識がないことを分かっていながらそれを利用してしまった時も同じです。こうした罪悪感を持ってしまうようなシチュエーションにおいて人は疚しさを感じます。

騙したわけではないが相手に対して「悪いことをした」という罪の意識が心に芽ばえると、同時に疚しいという気持ちも生まれてくるのです。

本音を言わないことが不誠実に思える

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嘘をついたわけではなくても、本当の気持ちを言わなかっただけで疚しさを感じることがあります。本当は相手の間違いに気づいていながら訂正しなかった時や、真剣に相談されたにもかかわらず自分の本音とは違う相手が望むようなことを答えてしまったときなどです。

また本当は全然その気がないのに自分に気がある異性に対しはっきりと自分の意志を伝えず相手の気持ちをもてあそんでしまったというようなときなど、本音を言わないことで自分の不誠実を意識すると心に疚しいという気持ちが生まれます。本音を言わず心苦しいとか良心が痛むというような時にも疚しさを感じるのです。

浮気はしていないけれど!恋人に疚しさを感じる瞬間

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浮気はしていない、一線は越える気はないというつもりでも、恋人に黙って別の異性と合ったりするのは何となく後ろめたい感じがするものです。悪いことはしていないといくら自分に言い聞かせても疚しさを感じることはあるのです。浮気はしていないけど恋人に対して疚しさを感じる瞬間とはいったいどんな時でしょうか。見てみましょう。

異性と2人きりで会う

Feet Man Woman - Free photo on Pixabay (98397)

恋人がいながら黙って別の異性と2人きりで会うことに関して疚しさを感じることがあります。あわよくば浮気に持ち込みたいとかいう気持ちがなくても、なんとなく恋人に悪いなという気持ちがあったりすると人は疚しさを感じます。

ですから無意識のうちに「もしかしたら浮気に進展するかも」「それはそれで黙っていればいいか」というような下心が芽ばえたりしたときは間違いなく疚しいという気持ちが生まれてきます。

またその状況を恋人が見たら誤解してしまう、恋人が嫌な気持ちになると考えただけでも疚しさ感じるものなのです。そもそも異性と会うことを恋人に秘密にしていること自体が疚しさが生じる原因となります。

異性と個人的に連絡先を交換する

Texting Mobile Phones Hands - Free photo on Pixabay (98547)

恋人ではない別の異性と個人的に連絡先を交換するということは今後も連絡を取るという事実が根底にあります。実際に連絡するかしないかはこの場合別です。恋人以外の異性と個人的に連絡が取れる状態になるということで実際の恋人に対して罪悪感が芽ばえ、それによって疚しい気持ちが生まれます。

異性に対して好意を匂わせるような言動を取ってしまう

People Man Woman - Free photo on Pixabay (98401)

異性に好意を示されれば例え恋人がいたとしても嬉しく感じるものです。また好みの異性などと出会ったときなど無意識で相手に対して好意を臭わせてしまうこともあります。相手の好意を期待していてもいなくても恋人以外の女性にそういった態度をとってしまうことはやはり罪悪感が伴うものですので疚しさは自然に生じます。

中には浮気に発展することを本当に望んで恋人以外の異性に対して好意のあるような言動をとる人もいます。そういういわゆる浮気癖のある人の方が意外と疚しさを感じなかったりするものです。

異性に恋人の悪口を言ってしまう

People Travelers Together - Free photo on Pixabay (98396)

交際も長くなると恋人に対していろいろ不満が出てきたりします。それを誰かに聞いて欲しいということももちろんある話ですが、話す相手が別の異性となると別の感情があると思われても仕方ありません。

つまり、今の恋人と上手くいっていない、不満を持っているということをほのめかして「あなたも私と付き合うチャンスがある」ということを暗に伝えているケースもあるからです。恋人の悪口を陰で言うことに対しての罪悪感に、さらに浮気心が加わっていれば当然恋人に対して疚しいという気持ちになってもおかしくありません。

仕事上の付き合いでキャバクラやクラブへ行く

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ひと昔よりはかなり減ったかもしれませんが、仕事をしているとつきあいで女性が接待をしてくれる店にいくことがあります。飲みに行った流れで同僚や上司や部下と、仕事上の接待で取引先やお得意様と、その時によって一緒に行く相手は変わるかもしれませんがそういう話の流れになることは良くあるのです。

そんな時、恋人がいる人にとっては彼女に対して疚しい気持ちになることもあります。「仕事だから仕方がない」と自分に言い訳をしても彼女に悪いという気持ちがどこかにあると疚しさが心に生じてしまいます。

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