2019年3月12日 更新

疚しいの意味と疾しいとの違いとは?疚しさを感じる瞬間や心理も

「なにか疚しいところでもあるの?」「心に疚しい気持ちがなければドンと構えていればいい」「疚しいことなど一つもありません」などと普段からよく使っていたり、耳にしたりしている「疚しい」とは正しくはどういう意味なのでしょうか。疚しいの類語はなにか。疚しいと疾しいの違いはなにか。さらには疾しいと感じる人の心理や特徴までお話ししたいと思います。

目次

悩む友人へ共感を示すために自分も不幸なふりをする

Babies Black White - Free photo on Pixabay (98574)

友人が悩んで落ち込んでいたら何か力になりたいと思うのは当たり前のことです。共感を示して心を和らげたいと思うこともあるでしょう。ただ、自分が不幸でもないのに不幸なふりをするということは友人に対して嘘をつくこととなってしまいます。

嘘をついている罪悪感はきっと疚しさを生み出してしまうことでしょう。本当に大切な友人であるなら誠実に接することを一番に考えた方が良い結果につながります。

友人が批判する行為と同じような言動を取ったことがある

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友人が批判する行為、嫌いだと常日頃から言っている言動を自分がしてしまった時、その友人に対して疚しい気持ちになることがあります。またその言動が社会的にも批判されるようなことだと自己嫌悪感も伴ってさらに強い疚しさがとわき起こってくるのです。

相手の嘘を見抜きたい!疚しい気持ちの時にしがちな言動

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疚しいことがある人の言動をよく気をつけて見ているといくつか特徴があることに気づきます。特に男性は疚しいことがあると態度や話し方、声のトーンにまで現れがちです。「疚しいことなどひとつもないよ」と言っている相手の嘘を見抜くためにも疚しいときに人がとりやすい言動の特徴を見ていきましょう。

早口になったりどもったりする

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心に疚しいことがあると自分を正当化しようとして言い訳が多くなったり、相手に言葉を挟まれないように無意識に早口になったりします。

でもそれらの話は論理的に整理されているわけではありませんし、たいていの場合その場で考えながらの苦しい言い訳だったりします。ですからちょっと話が躓くと急にパニックになってどもってしまったり、口ごもってしまったりするのです。

相手がいつもより早口でやたらと言い訳じみたことを言い始めたら心に疚しいことがあるのか疑ってみても良いと思います。

口数が多くなる

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嘘をついている人もそうですが、心に疚しいことがあるとどうしても口数が多くなりがちです。自分の疚しい気持ちを相手に悟らせまいとしてどうしても言葉数が増えてしまうのです。

相手が聞いてもいないことを急にペラペラと話し始めたら何か疚しいことがあるのかと疑ってみるとよいでしょう。とても分かりやすい特徴ですので覚えておくと良いでしょう。

話題を変えようとする

Happy Smiling Boy - Free photo on Pixabay (98655)

疚しさを持っている人はその疚しさの原因となっている話題はできるだけ避けたいと思っています。これも嘘をついている人の特徴と似ています。たとえば「このまえの日曜日に浮気をして疚しい」と思っている人はその日曜に話に関しては嘘をつかなければならなくなります。

疚しいこと、後ろめたいことがあると、それを隠すために嘘を塗り重ねていくことになるのです。当然、嘘を重ねることでますます罪悪感も強まりますし、嘘をつき慣れていない人はどんどんボロが出てしまう可能性も高まるのです。

ですから心に疚しさを持っている人はそのことが話題になり始めると多少無理してでも話題を変えようとしてきます。

目が泳ぐ

Beauty Woman Headscarf - Free photo on Pixabay (98660)

疚しいことがある人はどこか挙動不審になります。誰が見ても怪しいと思うような行動をしたりします。それを平然とみせようとどんなに演技しても、目だけには心の動揺が現れてしまうのです。目が泳ぐとは瞳が左右に激しく揺れ動くことを指します。

相手の目が泳いだ時は、何か隠し事をしているか、何かの原因で心が動揺しているか、ついている嘘に鋭い指摘を受け慌てているのだと思って良いでしょう。心が動揺してどうしたらいいか分からなくなった状態ですので正常な判断や答えができなくなっています。こういうときに相手に質問をぶつけると簡単にボロを出させることができるのです。

メンタリストの方々はこうした微妙な目の泳ぎなどを察知することで相手の心理状態を言い当てているのです。

腕を組む

Man Sitting Folded Arms - Free photo on Pixabay (98665)

腕を組む動作は自分を守ろうとする防御の現れです。相手と自分との間に壁を作り自分をガードしたい時に見られる無意識の行動です。

心に疚しいことのある人はその後ろめたさから相手との間に「もうそれ以上踏み込まないでほしい」という壁を作りたいと思い、その感情が腕を組むという行為にかわって現れているのです。もし相手が腕組みをしたら、何かの理由で防衛反応が現れていると考えられます。

優しくなる

Banana Beautiful Blackberry - Free photo on Pixabay (98672)

恋人や友人がいつもよりやたら優しくなったとすれば、それはその相手の疚しさを見抜く一つサインです。疚しさは少なからず罪悪感から生じる感情です。相手に対して罪悪感を感じるとそれを優しさで埋め合わせようという心理状態が心に生じるものなのです。

恋人がいつもしないような優しい態度を急にとってきたらもしかしたら疚しさを心に隠し持っている可能性も高いのです。

何か疚しいことがありそう!相手の態度が怪しい時の対処法

Eye Roll Annoyed Person Frustrated - Free photo on Pixabay (98679)

やましいことがある人はいくらそれを隠そうしてもさまざまなカタチで後ろめたさが態度に表れてきます。それをキャッチした人は「何か怪しい」となるのです。相手がなにか疚しいことを隠しているのではないかと怪しんだときいったいどのように対処したら良いのでしょうか。相手の態度が怪しいときの対処法を見ていきましょう。

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