2021年5月20日 更新

バタ臭いの意味と由来は?バタ臭い女の特徴とは

「あの人バタ臭いよね」と会話の中で、ひょんなことから出てきたこの「バタ臭い」というワードですが、実は「バタ臭い」の意味や由来を知らない人は意外と多いようです。ここではそんな「バタ臭い」の意味を掘り下げてどういうシーンで使われるかなどについても見ていきます!

鼻が高くて彫りが深い

Girl Beauty Fairytales - Free photo on Pixabay (107955)

バタ臭い人の特徴として「鼻が高い」というものがあります。これは日本人から見ても西洋人は皆鼻が高いのが特徴で、西洋人ならではの顔立ちを象徴しているといえます。

鼻が高く彫が深い西洋人の美しい顔立ちに憧れる東洋人はたくさんいます。バタ臭い人の特徴としては、このように今でいうハーフ顔の人が多くあてはまるといえます。

色白である

Beautiful Girl Smiling - Free photo on Pixabay (107958)

バタ臭い人の特徴には「色白である」ことも含まれます。西洋風の鼻が高くて色白で彫が深い人は美人または美男子ともいわれますが、まさにモデルのようなスタイルならなおさら、色白でその洗練された美しさが際立ちます。

東洋の人では色白の人でも西洋人とは少し違った雰囲気になるので、色白な人に対して憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。

髪の毛の色が黒ではない

Girl Hair Blowing - Free photo on Pixabay (108053)

バタ臭い人の特徴としては「髪の毛の色が黒ではない」という特徴もあります。西洋の人の髪の毛は当たり前ですが、基本的に金髪や茶髪が一般的です。それに比べて東洋人である私たち日本人や中国人などのアジア圏に住む人々は、もともと黒髪でした。

しかし、近年日本人の若者を中心とし、男性よりかはどちらかといえば女性が髪の毛を明るい金髪や茶髪に染める人々が珍しくありません。他にも、緑や青などのカラフルな色に染める人もいて、自分好みの髪色に染めることがオシャレとされてきているようです。

英語を使いたがる

Girl English Dictionary - Free photo on Pixabay (108057)

バタ臭い人の特徴に「英語を使いたがる」というものがあります。普段の日常会話の中でも、少し英語を混ぜるとカッコよく聞こえると思って言ってみる人などがいますが、そういった人もバタ臭い人といわれる類の人のようです。

たとえば帰国子女であることをアピールするために、急に日常会話で英語で話し始めるようなことをしていると、本来の悪口としての意味で「バタ臭い」と言われてしまうかもしれないので気を付けましょう。

外国の風習を真似したがる

Pumpkin Halloween Autumn - Free photo on Pixabay (108059)

バタ臭い人の特徴には「外国の風習を真似したがる」というものもあります。最近ではハロウィンが年中行事として盛り上がりをみせており、仮装して楽しくパーティをする人がいますが、もともとは外国のお盆のような海外ではれっきとした歴史ある風習だったのです。

こうした一般的になった風習だけではなく、海外のマイナーなお祭りなどを調べて「海外ではこういうのが常識だから!」のように真似をしたがると、本来の悪口の意味でバタ臭いと言われるリスクは高まるでしょう。

日本はダサイと言う

Cherry Blossom Tree - Free photo on Pixabay (108068)

バタ臭い人の特徴として「日本はダサいと言う」人がたまにいます。自分の生まれ育った生まれ故郷である日本のことをダサいと下に見て、寺や神社、古くからの日本家屋などを古臭いと勝手に嫌い、西洋の文化やヨーロッパの建造物などに憧れを持つこともあります。

西洋かぶれしていると言えば、それまでですが、日本の古き良き文化や、昔から大切にされてきた日本の伝統工芸、そして桜や富士山、棚田などの日本の原風景なども世界に誇れる日本の良い部分です。しかし日本はダサいという人にはそこがまだ、近すぎて見えていないのかもしれません。

バタ臭いは今では死語?

Map Globe World - Free photo on Pixabay (114255)

戦後すぐの頃は悪口としてよく使われた「バタ臭い」という言葉ですが、現在では既に死語になっていると言われています。なぜ、そのように短期間で死語になってしまったのでしょうか。

意味を間違って使っている人が多かった

People Girls Women - Free photo on Pixabay (108076)

「バタ臭い」が死語になったきっかけとして考えられるのは、バタ臭いという言葉自体が日本人の間であまり話されなくなったことや、そもそもの意味を間違って使っている人も多かったという理由などがあります。

なぜか「バタ臭い」を本来の意味とは違い「田舎臭い」などの意味で使う人が増えています。すなわち、本来の意味は既に知らない人も多いため、死語になってしまったといっても過言ではないでしょう。使う人がいなくなれば、言葉は急激に失われていくのも当然のことです。

国際的な現代

International Space Station View - Free photo on Pixabay (108082)

最近はインターネット等の発達により昔では考えられなかった距離での日本と海外との国際電話も可能となり、国際結婚も今や昔ほど珍しいことではなくなっています。文化や習慣、宗教や考え方の違いなどの壁はあるにしても、国際交流をするうえで、昔ほどの高い壁はもうありません。

すなわち、海外の風習を取り入れても「憧れてかぶれているから」と思われることはほとんどないのです。だからこそ、この時代には「バタ臭い」という言葉自体が使われる機会がないのでしょう。

そもそも意味が悪口じゃなくなった

Beauty Woman Portrait - Free photo on Pixabay (108083)

そして、バタ臭いという言葉が使われなくなった理由として、その次の多いのがかつては悪口として西洋かぶれした人を批判していた「バタ臭い」ということばですが、なくなって死語となった要因に、そもそも意味が悪口ではなくなったことが大きいと考えられます。

「バタ臭い」という、取るに足りないものを表すときに使われていた言葉は、その頃西洋が好きで西洋かぶれしていた人が周囲から浮いていたことで、周りから見て異質に感じられていたのかもしれません。

2 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪