2019年8月28日 更新

クリーブランド監禁事件の概要とその後!犯人の生い立ちについても

クリーブランド監禁事件は2013年にアメリカで発覚した事件で、女性3人が誘拐されて10年以上監禁されていました。犯人は社交的でしたが実際は妻へのDVで逮捕歴があり身内からはモンスターと呼ばれていました。事件の概要や犯人の生い立ちをご紹介します。

目次

Protection Of Minors Criminal - Free photo on Pixabay (587497)

犯人の寺内樺風は少女を誘拐した当時千葉大学に通う大学生でした。千葉県千葉市稲毛区で一人暮らしをしているアパートに少女を監禁しており、大学卒業後は東京都中野区のアパートに引っ越しています。

学校から帰宅途中の少女に「お父さんとお母さんが離婚する。弁護士のところに連れて行く」と言い、車に乗せて連れ去っていました。

2016年3月27日に少女がアパートから脱出したことに気づいた寺内樺風は自殺を図るため静岡県伊東市を訪れましたが死にきれず血だらけで歩いているところを発見されています。裁判では懲役12年の判決が言い渡されています。

被害者について

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被害者は当時埼玉県朝霞市に住んでいた中学1年生の少女です。監禁後はドアの外側から鍵をかけられていて逃げることができませんでした。

また、「両親に捨てられた」「お父さんは借金をしていて、借金のかたにお前を預かる」と言い続けられて逃げ出さないように洗脳を受けていました。

一度脱出をしたことがありましたが助けを求めた人に信じてもらうことができず自分には帰る場所がないと思い込んでしまったそうです。しかしテレビで両親が現在も自分を探していることを知り、気持ちを奮い立たせて脱出することができました。

クリーブランド監禁事件を知った日本人の反応

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クリーブランド監禁事件の被害者たちの監禁生活は想像を絶するものですが、実際に事件を知った日本人がどのような反応をしたのか見ていきましょう。

事件が本当に起こったことだとは信じられない人と、それでも希望を捨てずにいたことはすごいと感じた人に分かれています。

信じられない

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残酷で人間の尊厳を奪うような事件だったため信じられないと感じた人が数多くいます。暴力を振るわれてレイプされた上、妊娠したら死産をさせられるのは普通に生活していたらあり得ないことです。

事件は映画化もされましたが「実際に起きた事件だとは信じがたい」「ひどいという言葉では足りない」という声が聞かれました。

カストロがしたことは許されるものではなく、女性たちは一生傷を背負って生きて行かなくてはならないのです。

希望を捨てないですごい

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絶望の日々の中で脱出するという希望を捨てずにいたことは本当にすごいことです。逃げ出す気力をなくしてしまっていたら、カストロが鍵をかけ忘れたことにも気づくことはありませんでした。

同様の監禁事件に巻き込まれたジェイシー・ドガード氏は「被害者3人が傷を癒し、世の中と再びつながりを持つチャンスが必要だ」として「人間の精神は信じられないほど回復力が強く、我々は絶対希望の糸を手放してはならない」と語っています。

被害者たちの1日でも早い社会復帰を願う

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被害者3人はとても大切な10年という時間を監禁されて過ごしました。一瞬にして日常を奪われたことは被害者にもその家族にも大きな影響を及ぼしました。

心の傷が消えることはありませんが1日も早い社会復帰を願うばかりです。また、警察がしっかりと捜査していれば早く解決する可能性があった事件でもあるため警察の適切な捜査が望まれます。

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