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広島一家失踪事件とは?
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広島一家失踪事件とは、2001年に広島県世羅町に住んでいた山上さん一家が失踪し、翌年に遺体となって発見された事件です。失踪当時、警察は事件と自発的失踪の両面から捜査を行いましたが、事件性は低く、失踪と断定するには不可解な点が多かったために捜査は難航しました。
今回POUCHSは、広島一家失踪事件の特徴や謎、その真相に迫っていきます。
山上さん一家の失踪は不可解な事件としてメディアでも取り上げられ、拉致、夜逃げ、神隠しなど、いろいろな噂が飛び交いました。遺体が発見されてからは、無理心中と断定されたことで、その動機に注目が集まりました。
妻の浮気や、山上さん一家が住んでいたのが日教組と同和問題が絡む広島県の世羅町であったことから、日教組とのトラブル説も浮上しました。
また、POUCHSは恋愛や雑学に関する記事を多数取り扱っています。こちらの記事も、ぜひ一緒にご覧ください。
今回POUCHSは、広島一家失踪事件の特徴や謎、その真相に迫っていきます。
山上さん一家の失踪は不可解な事件としてメディアでも取り上げられ、拉致、夜逃げ、神隠しなど、いろいろな噂が飛び交いました。遺体が発見されてからは、無理心中と断定されたことで、その動機に注目が集まりました。
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広島一家失踪事件詳細
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山上さん一家にいったい何が起こったのでしょうか。この事件の真相を解き明かすため、まずは山上さん一家の失踪について、家族構成、失踪が発覚した経緯、発覚した時の自宅の様子など、失踪当時の情報をまとめてみました。
山上さん一家と愛犬が失踪
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2001年6月4日、広島県世羅町にある山上さん宅から一家の姿が忽然と消えているのが、親族の通報により発覚しました。当時、家に住んでいたのは、山上政弘さん(58歳)と妻の順子さん(51歳)、政弘さんの母親の三枝さん(79歳)でした。
長女の千枝さん(26歳)は家を出て一人暮らしをしていましたが、失踪当時、実家を訪れていたようで、一緒に失踪しています。一家が飼っていた愛犬の姿も見当たりませんでした。
長女の千枝さん(26歳)は家を出て一人暮らしをしていましたが、失踪当時、実家を訪れていたようで、一緒に失踪しています。一家が飼っていた愛犬の姿も見当たりませんでした。
会社の同僚が失踪に気づく
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失踪が発覚した日、妻の順子さんは会社の慰安旅行で中国に行くことになっていました。でも、予定の時間になっても順子さんが現れなかったので、何かあったのではと心配した順子さんの同僚が順子さんの家を訪ねました。
そして、呼び鈴を鳴らしても誰も出て来ないこと、台所と廊下の電気はついているのに人の気配がしないことを不審に思った同僚が親族に電話をします。電話を受けた親族が警察に通報して、駆け付けた警察が山上さん宅を調べました。
そして、呼び鈴を鳴らしても誰も出て来ないこと、台所と廊下の電気はついているのに人の気配がしないことを不審に思った同僚が親族に電話をします。電話を受けた親族が警察に通報して、駆け付けた警察が山上さん宅を調べました。
失踪時の自宅の様子
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山上さん一家の失踪が発覚した時、室内に荒らされた様子はなかったといいます。勝手口の鍵は開いていましたが、それ以外の鍵はきちんと閉まっており、玄関の鍵もかかっていました。
誰かが侵入した形跡はなく、現金や通帳も残っていました。それでも、何らかの事件に巻き込まれたのかもしれないと思った警察は、家の中を調べてみましたが、血液反応も薬物反応も出ませんでした。
山上さん一家が愛犬とともに姿を消してはいるものの、事件性を裏付けるような手掛かりは何もなかったのです。警察は山上さん一家が自発的に失踪したのではないかと考えましたが、この一家には失踪するような理由もありませんでした。
誰かが侵入した形跡はなく、現金や通帳も残っていました。それでも、何らかの事件に巻き込まれたのかもしれないと思った警察は、家の中を調べてみましたが、血液反応も薬物反応も出ませんでした。
山上さん一家が愛犬とともに姿を消してはいるものの、事件性を裏付けるような手掛かりは何もなかったのです。警察は山上さん一家が自発的に失踪したのではないかと考えましたが、この一家には失踪するような理由もありませんでした。
家族の失踪時刻
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忽然と家から姿を消した山上さん一家と愛犬ですが、いつ家からいなくなったのでしょうか。山上さん一家が失踪したと思われる時刻を、長女千枝さんの目撃情報や、近所の人と新聞配達員の証言をもとにまとめてみました。
山上千枝さんの最後の目撃情報
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山上千枝さんの姿を最後に見たのは千枝さんの同僚でした。千枝さんは小学校の教師をしており、失踪が発覚する前日は日曜日でしたが、この日は学校で日曜参観が行われていたため、千枝さんは出勤しています。
授業が終わった後には、PTAの球技大会、夜には親睦会があり、千枝さんもこれに参加していました。親睦会が終わった後に千枝さんは同僚を車で家に送り届けています。21時半ごろだったといいます。
同僚は千枝さんが母親の順子さんと電話で話しいるのを聞いており、その時、忘れた化粧品を取りに実家に行くと千枝さんは電話で言っていたそうです。
授業が終わった後には、PTAの球技大会、夜には親睦会があり、千枝さんもこれに参加していました。親睦会が終わった後に千枝さんは同僚を車で家に送り届けています。21時半ごろだったといいます。
同僚は千枝さんが母親の順子さんと電話で話しいるのを聞いており、その時、忘れた化粧品を取りに実家に行くと千枝さんは電話で言っていたそうです。
車のドアが閉まる音
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近所の人の話によると、失踪が発覚する前日の22時50分ごろに、バタンと車のドアが閉まる音がしたそうです。これは、時間的に、実家に着いた千枝さんが車から降りた時の音かもしれませんが、定かではありません。
なぜなら、山上さん一家の失踪が発覚した時、山上政弘が所有している乗用車も一緒になくなっていたからです。そのため、近所の人が聞いた車のドアが閉まる音は、山上さん一家が車に乗ったときの音かもしれないのです。
なぜなら、山上さん一家の失踪が発覚した時、山上政弘が所有している乗用車も一緒になくなっていたからです。そのため、近所の人が聞いた車のドアが閉まる音は、山上さん一家が車に乗ったときの音かもしれないのです。
失踪当日の新聞配達員の証言
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失踪当日の新聞配達員の証言では、早朝4時に山上さんの家を訪れた時には、いつもは駐車してある政弘さんの車がなくなっており、台所と廊下の電気はついているのに、人の気配はしなかったといいます。
同僚が証言した千枝さんの最後の目撃情報。22時50分ごろに聞いたという車のドアが閉まる音。そして、新聞配達員の証言。これらの情報をもとに、山上さん一家が失踪したのは、6月3日の22時50分から6月4日の4時までの間と言われています。
同僚が証言した千枝さんの最後の目撃情報。22時50分ごろに聞いたという車のドアが閉まる音。そして、新聞配達員の証言。これらの情報をもとに、山上さん一家が失踪したのは、6月3日の22時50分から6月4日の4時までの間と言われています。
失踪から一年後に急展開
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