2019年10月19日 更新

広島一家失踪事件の詳細と真相!心中の動機と日教組との関係

この事件は一家が失踪した後に遺体で発見された事件です。警察は心中と判断しましたが、この事件には不可解な点が多く存在しています。心中の動機は妻の浮気や日教組が関連していると言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。その真相に迫ります。

目次

山上政弘さんと妻の順子さんは、政弘さんの親が二人の結婚に反対したために、駆け落ちをして結婚しています。山上家は代々続く旧家であったことから、順子さんとは身分が違い、山上家の嫁として相応しくないと判断されたそうです。

駆け落ちした政弘さんと順子さんは隣町で10年ほど暮らしていたのですが、その後、長女の千枝さんを連れて世羅町に戻ってきました。家の格式や身分を乗り越えた大恋愛の末に結ばれた二人ですから、夫婦仲はとてもよく、近所でも評判だったようです。

山上千枝

Writing Writer Notes - Free photo on Pixabay (341282)

長女の千枝さんは美人と評判の女性で、町のキャンペンガールも務めたことがありました。実家から30キロメートルほど離れた竹原市内にアパートを借りて一人暮らしをしており、近くの小学校で教師をしていました。

当時、千枝さんには婚約者がいて、結婚も間近だったそうです。失踪する前日は参観日で、PTAの球技大会や親睦会にも参加しており、特に普段と変わった様子はなかったと言われています。

失踪した当日は月曜日でしたが、振り替え休日で学校は休みでした。そのため、一人暮らしをしていた千枝さんが前日の夜遅くに実家に帰ったとしても、仕事が休みだったので、違和感はありませんでした。

山上三枝

Book Hands Reflecting - Free photo on Pixabay (341280)

山上政弘さんの母親である三枝さんは79歳と高齢で、背中が大きく曲がっていたことから、歩調はゆっくりで、段差や階段を上ったり、日常生活において不便なこともあったと言われています。

山上さん一家が失踪した当日、順子さんは社員旅行で中国に行くことになっていました。順子さんの不在中は誰が三枝さんの面倒を見ることになっていたのでしょうか。

政弘さんは仕事があったはずですし、一日だけでも千枝さんが面倒を見るために実家に帰ってきたのでしょうか。それとも、三枝さんは背中は曲がっていたもののとても元気で、身の回りのことはすべて一人でできていたのでしょうか。

愛犬レオ

Shih Tzu Dog Pet - Free photo on Pixabay (341289)

山上家で飼われていた愛犬レオは、大きな目とあちこちに跳ねた鼻の周りの毛が特徴的なシーズーという犬種でした。レオは赤い首輪をしており、首輪には「ヤマガミレオ」と名前が書かれていました。

このことから、愛犬のレオが山上家の一員としてとても可愛がられていたことが想像できます。そのため、一家が失踪したのか、心中したのかは定かではありませんが、どちらにしても、家に残していくのは不憫だと考えた誰かが、愛犬も一緒に連れていったのでしょう。

山上さん一家が無理心中した動機は?

Road Sign Attention Right Of Way - Free image on Pixabay (336808)

山上さん一家の遺体が見つかったことにより、この事件は失踪事件から一転して無理心中ということで幕を閉じました。では、心中の動機はいったい何だったのでしょうか。

車を運転していたのが政弘さんであることから、政弘さんが一家を巻き込んで無理心中したことになっていますが、いったい何が彼をそこまで追い詰めたのでしょうか。何かトラブルを抱えていたのでしょうか。

金銭トラブル?

Coins Banknotes Money - Free photo on Pixabay (342033)

もしかしたら、急に金銭的なトラブルでも起こったのでしょうか。それとも、無理心中を選んでしまうほどの負債を政弘さんは家族に内緒で抱えていたのでしょうか。答えはどちらもノーです。山上さん一家には借金も金銭的なトラブルもありませんでした。

それどころか、もともと裕福な家庭であり、おまけに共働きだったためにお金には全く困っていなかったようです。家に残されていた通帳には2000万円の預金があったといいます。

それでは、離れて暮らしている千枝さんはどうでしょうか。一人暮らしはお金がかかるものです。金銭的なトラブルを抱えてはいなかったのでしょうか。こちらも答えはノーです。千枝さんにも借金はありませんでした。それどころかちゃんと貯金もしていたようです。

夫婦仲は?

Couch Couple Girl - Free photo on Pixabay (342052)

それでは、夫婦仲はどうだったのでしょうか。ケンカをしたりすることはなかったのでしょうか。かつて、駆け落ちして結婚するほど愛し合っていたとしても、所詮、夫婦は他人同士です。

生まれ育った環境も違えば、価値観も違います。お互いの方針が合わずにもめることもあれば、妥協できないこともあるのではないでしょうか。政弘さんと順子さんの場合はどうだったのでしょうか。

ご近所の人たちの証言によると、夫婦仲はとても良かったようです。失踪する前も、特に変わった様子はなかったといいます。そのことから、夫婦仲は心中の動機ではなさそうです。

政弘さんには衝動的な一面もあった

Clock Alarm Time - Free image on Pixabay (342067)

知人の証言で政弘さんには衝動的な一面があったことが分かっています。確かに、親に反対されて順子さんと駆け落ちするぐらいですから衝動的と言えば衝動的なのでしょう。

衝動的な人は冷静に判断することができないので、その時の感情一つで行動を起こします。もし、政弘さんが日常的に考えなしに行動する傾向があったなら、家族間で何かしらのトラブルを抱えていた可能性もあります。

そして、何かしら心中に至るような動機があり、失踪した日に、政弘さんが衝動的に行動してしまったのだとしたら、一家を巻き込んで無理心中に及んだとしても不思議ではありません。

可能性の高い動機①妻・順子さんの浮気

Romance Couple Love - Free photo on Pixabay (342047)

可能性の高い動機として、政弘さんの妻である順子さんが浮気をしていたという噂があります。これは根も葉もない噂ではなく、順子さんの周りの人たちの間では有名な話だったそうです。

浮気の相手は順子さんが勤める会社の上司でした。失踪した当日に行く予定だった会社の慰安旅行にも、もちろん同じ会社ですから一緒に行くことになっていました。おまけに旅行中はグループに分かれて行動することになっており、順子さんと浮気相手は一緒のグループだったそうです。

順子さんの浮気を政弘さんが知っていたのかどうかは分かりませんが、もし知っていたとしたら、楽しそうに旅行の準備する順子さんを見て、衝動的になってしまった可能性もあるのではないでしょうか。

可能性の高い動機②日教組との関連

Audience Crowd People - Free photo on Pixabay (342136)

可能性の高い動機として、日教組が関連しているという噂があります。日教組と言ってもピンとこない人もいるのではないでしょうか。教育に携わっている人なら知っているかもしれません。

長女の千枝さんは小学校教諭でした。そのため、日教組とは関わりたくなくても必然的に関わってしまうのです。それにしても、心中の動機となり得る日教組とはいったい何なのでしょうか。

そして、千枝さんと日教組の間に何かトラブルがあったのでしょうか。日教組にまつわる黒い噂とともに情報をまとめてみましたので、見ていきましょう。

日教組とは?

Homeless Charity Poor - Free photo on Pixabay (342078)

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