2019年3月21日 更新

ダイマの意味とは?ステマとの違いとダイマの成功事例

「ダイマ」という言葉を聞いたことがあったり「#ダイマ」という記載を目にしたことがある人も多いはず。ダイマの意味とは、ダイレクトマーケティングであり、本来ステマと違った意味を持っています。この記事では、ダイマの意味や成功事例について詳しくご紹介していきましょう。

目次

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ステマは、秘密裏に消費者に、大量の商品を購入させるように促すビジネススタイルです。つまり、消費者に商品やサービスの宣伝をしていると思わせないような宣伝を行い、消費者自ら選んで購入したと錯覚させるビジネス方法になります。

なぜ、消費者に宣伝と知られないように、商品やサービスを売り出す必要があるのでしょうか。理由の一つは、人間心理によるものです。どれだけ高額な商品であっても、現時点で不要だと思っている商品やサービスでも、消費者自身が選んだと思わせることによって、購買意欲を高めることができます。

つまり、他人から押し付けられたものにたいして、人は抵抗感を持ちますし、自分から「良い」と感じた商品やサービスは、不要であっても高額であっても、抵抗感を持ちにくく購入しやすいということです。

ステマにはどのようなやり方があるか

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ステマは、商品やサービスの宣伝だと思われない方法で、商品やサービスをアピールし、消費者に「欲しい」と感じさせる必要があります。ステマのやり方として多いのは、有名芸能人や著名人、インフルエンサーと呼ばれる人々を使った方法でしょう。

SNSやテレビ番組を使い、それらを実際に使用したポジティブな感想を発信していく方法です。憧れている芸能人が、「良い」「魅力的」と紹介していれば、それらを欲しいと感じるでしょう。また、具体的な効果も見られれば、さらに購買意欲がかきたてられます。

例えば、ダイエット商品のステマを、有名モデルが行っていたとしましょう。モデルという職業柄、外見は非常に魅力的です。その魅力的な外見を保つために、ダイエット商品を使用していると聞くと、効果を信じ込みやすく、購入してしまう人も多いでしょう。
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ステマは、商品やサービスを宣伝していると思わせてはいけないビジネススタイルです。そのため、ステマをする人たちは、「日常生活で使っている」「プライベートで使用している」など、あくまで宣伝ではないことを強調します。

宣伝であると知られてしまうと、自身が発信した商品評価を疑われてしまいますし、購入したいと思う人が減ってしまうのです。

「#ダイマ」でダイマを装ったステマもある

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「#ダイマ」の魅力は、損得勘定なく商品のメリットデメリットを知ることができる点です。企業から金銭を受け取ることがない「ダイマ」の発信では、素直な感想や素直な評価を知ることができます。一方ステマは、企業から報酬をもらうため、商品の素直な感想は非常に少ないのです。

消費者にとって、「ダイマ」は信頼に値しますが、「ステマ」は信頼に値しません。そのため、ダイマを装ったステマが現在多発しているのです。

企業から金銭を受け取っていたり、何かしらの利益を得ていることを隠し、さもプライベートで使用・利用し良かったと感じたから紹介したという偽ダイマが多発し、消費者を混乱させる事態に発展しています。

なぜ?企業がステマを使う理由

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テレビCMや雑誌広告、電光掲示板など、企業はさまざまな宣伝方法を持っています。それなのになぜ、報酬を支払いステマという行為を行うのでしょうか。ここからは、企業がステマを使う理由について、解説していきます。

口コミの影響が大きいから

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数十年前までは、インターネットが普及しておらず、情報を入手できる場所は非常に限られていました。何かを購入しようと考えた時、雑誌やテレビCMなどからしか、情報を得ることができなかったのです。しかし、現在はあらゆるところで、多くの情報を手に入れることができます。

実際に使用した人たちの口コミも発展し、それらを参考にする人が非常に多いのです。企業側目線の宣伝や評価ではなく、一般人の消費者目線の口コミは、信用度が高く、影響力も非常に大きいものになります。そのため、ステマという口コミに似た手法を使って、企業は商品を宣伝しているのです。

消費者目線の宣伝の方が効果的だから

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ステマでは、実際に使用した感想を掲載します。おすすめポイントなども、使用した側の意見を聞くことができるのです。売り出したい企業の意見と、購入者である消費者目線の意見では、消費者目線の意見が信じられやすく、宣伝効果は絶大になります。

そのため企業は、宣伝していると思わせない宣伝方法であるステマを使って、消費者に宣伝行為を行っているのです。

宣伝費用が安価だから

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電光掲示板へ広告を出したり、テレビCMなどを使用して宣伝するには、非常に多額の費用が必要になります。制作方法や放送する時間帯によっても異なりますが、テレビCM費用は数十~数千万円かかる場合もあるのです。

そのため、安価な費用で宣伝効果も見込める、ステマを使用する企業も多数存在しています。ステマでは、契約によっても異なりますが、宣伝効果が確認できた時、報酬が発生する場合がほとんどです。つまり、そのステマから購入者が出て初めて報酬が発生するという仕組みになります。

そのため、テレビCMや雑誌広告など、初めから多額の費用が発生する宣伝方法よりもリスクが少なく、そして安価に進められるため、ステマが好まれるのです。

成功事例はある?ステマを行うリスクとは

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ステマでは、宣伝し購入者が現れることによって、紹介者も得をしますし、企業側も得をします。そのため、ステマ行為をしたいと考える人も多いでしょう。しかし、気になるのは成功事例です。本当に、ステマ行為によって紹介者は得をし、リスクなく運営することができるのでしょうか。

ここからは、ステマの成功事例と、ステマを行うリスクについて、解説していきます。

成功事例はあるはずだが確認する術がない

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ステマでは、より自然に紹介し、消費者に欲しいと思わせることができれば、成功します。しかし、成功事例が非常に少なく、検索しても見つけることが難しいのです。

なぜなら、ステマとは宣伝行為だと隠して、宣伝するビジネススタイルになります。「ステマをやって儲かった」「ステマで成功した」と大々的に発信することは、ステマの「隠して」というスタイルに反していることになるのです。そのため、ステマの成功事例を確認する術はありません。

ステマだとバレてしまった時点で失敗に

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