2019年3月21日 更新

ダイマの意味とは?ステマとの違いとダイマの成功事例

「ダイマ」という言葉を聞いたことがあったり「#ダイマ」という記載を目にしたことがある人も多いはず。ダイマの意味とは、ダイレクトマーケティングであり、本来ステマと違った意味を持っています。この記事では、ダイマの意味や成功事例について詳しくご紹介していきましょう。

目次

Computer Laptop Technology - Free photo on Pixabay (113353)

「#ダイマ」を使って、おすすめの動画や画像を紹介し、共有する人たちもいます。自身が素敵だと感じたものや、おすすめだと感じたものを、広めるために「#ダイマ」は使用されるのです。

例えば、素敵だと感じた風景写真やそれらを映した動画、誰かが作成した画像や芸術作品など、あらゆる魅力的な物の紹介に、「#ダイマ」は使用することができます。

本来は「包み隠さず紹介する」といった意味を持つ「ダイマ」ですが、現在の使われ方は、自身が魅力的だと思った物を紹介し、それらのメリットや魅力ポイントなどのポジティブな情報を発信することが多いようです。

なぜ?SNSで自主的にダイマする理由

Twitter Facebook Together Exchange - Free photo on Pixabay (113375)

「ダイマ」や「#ダイマ」として、あらゆるものを紹介しても、発信した本人には何のメリットもありません。企業側や飲食店側から、紹介したことに対する報酬がもらえるわけでもありませんし、サービスを受けることもできないのです。

実際に使用または体験してから「ダイマ」「#ダイマ」を使って発信するのですから、金銭的負担や時間の負担もかかってきます。それなのに、どうして「ダイマ」「#ダイマ」を使って自主的に発信していくのでしょうか。

ここからは、SNSで自主的にダイマする理由について、ご紹介していきます。発信者がなぜ、それらの行動をとるのか、心理も合わせてご紹介していきましょう。

商品やサービスに愛があるから

Desktop Laptop Crafts Still - Free photo on Pixabay (113385)

「#ダイマ」を使って商品やサービスを紹介するのは、その商品やサービスに愛があるからです。自身が使用または利用した時、大きな驚きや喜びを感じたのでしょう。そのため、そういった感情を、多くの人に体験してほしいと考えるのです。

また、商品やサービスを大勢の人が知り、利用することによって、その商品やサービスはさらに充実していくことが見込まれます。自分に感動や喜びを与えてくれた、商品やサービスの発展は嬉しいことであり、その発展の手助けをするのは商品やサービスへの惜しみない愛なのです。

良いものを多くの人に知ってほしいから

Presenter Master Of Ceremony - Free photo on Pixabay (113399)

良い商品や良いサービスに出会った時、大切な家族や大切な友人にも、その商品・サービスを知ってほしいと思うのは、人間の当然の心理でしょう。しかし、SNS上で知り合った人物は、大切な家族でもありませんし、会ったことがある友人ばかりではありません。

つまり、ダイマをする人というのは、SNS上の人間関係について、実際の家族や友人と近しい関係性だと思っているということです。そのため、そういった人たちに自身が魅力を感じた商品やサービスを、知ってほしいと考えます。

また、SNSでは非常に多くの人々に、情報を発信することが可能です。良いものを、より多くの人に知ってほしいという心理からダイマをすることもあります。

おすすめの商品やお店を応援したいから

Glass Of Beer - Free photo on Pixabay (113667)

良心的な店や、サービスが充実している店、店員の心配りが行き届いている店は、利用するたびに気持ちが良くなります。そういった素敵な店があると、「応援したい」「繁盛してほしい」といった心理を持つのです。

おすすめの商品も同様で、素晴らしい体験をさせてくれた商品には、応援したいという気持ちを持ちますし、何か恩返ししたいといった感情も持ちます。そのため「#ダイマ」を使って、SNSでポジティブな情報を広め、お店やその商品を後押ししようとするのです。

思わず伝えたくなるような情報を知ったから

Ear Mouth Nose - Free photo on Pixabay (113675)

驚くような情報や、思わず伝えたくなるような譲歩を知った時、人は「他人に知らせたい」という心理を持ちます。有益無益に関係なく、大声で笑ってしまうような情報や、涙を流してしまうような感動する情報なども同様で、心を動かされた情報があると、それを他人に紹介したくなるのです。

特に「面白い」と感じた事柄について、約94%もの人たちが、他人に紹介したいと思ったという調査結果もあります。紹介したことによって、何かを得たいと考えているのではなく、そもそも「紹介したい」「知らせたい」ということが人間の欲求なのです。その欲求を満たすために、人はダイマをし、人々に情報発信します。

マイナーなアイドルなどに有名になってもらいたいから

Concert Crowd Audience - Free photo on Pixabay (113684)

前項でご紹介した「応援したい」という心理と似ていますが、マイナーなアイドルなどをダイマで取り上げるのは、その人たちに有名になってほしいと思っているからです。

マイナーなアイドルが有名になったところで、ダイマを行った本人たちに有益な事はほとんどありません。むしろ、アイドルとの距離が離れてしまったり、チケットが取りづらくなるなど、マイナス部分が発生するでしょう。

しかし、マイナーで人々の目に触れられない時期に、自分が見つけ、その人たちが成長していく姿を眺めるのが、本人たちの幸せになります。パフォーマンス会場の規模が大きくなったり、メジャーデビューなどが決定した時、ダイマをした本人たちは至福の喜びを感じ、自分たちの行動に誇りを持つことができるのです。

自分のセンスの良さを知ってほしいから

Fashion Beautiful Woman - Free photo on Pixabay (113690)

良心的なお店やお洒落なお店をダイマしたり、マイナーアイドルやマイナーな芸術作品を積極的にダイマするのは、自分のセンスの良さを知ってほしいからといった場合もあります。ダイマでは、自分が魅力的だと感じた事柄を紹介しますが、それにたいして賛同者が多ければ、その数は発信者のセンスの高さを表すのです。

魅力的でお得な情報や、多くの人が知り、喜ぶ情報を提供する人は、周囲やSNS上で注目されますし、次第にインフルエンサーとしての地位を確立させていくことも可能になります。インフルエンサーとは、周囲に与える影響力を持っている人物を示す言葉であり、そういった地位を築きたい人は現在非常に多いのです。

ダイマの対義語!ステマとは何か

Secretary Office Sales - Free photo on Pixabay (113742)

ダイマは、営利目的で行う行為ではありません。自身の欲求や、周囲への思いによって、ダイマという行為は行われます。そんなダイマと対局なのが「ステマ」と呼ばれるビジネス行為です。

ダイマとステマは混同される場合もありますし、ダイマと称してステマ行為に非常に近しいことをする人たちもいます。ここからは、ステマについて、詳しく解説していきましょう。

ステマとは何の略か

Question Mark Survey - Free photo on Pixabay (113744)

ステマとは、ステルスマーケティングの略称です。「Stealth(ステルス)」とは、内密や隠密といった意味で使われます。マーケティングは、商品やサービスが効率的に大量に消費されるように、市場調査を行ったり、製造や輸送管理、販売リサーチなどさまざまな企業活動の工程の総称です。

つまり、秘密裏に大量を商品を消費させるビジネススタイルを、ステルスマーケティングと呼び、その略称が「ステマ」ということになります。

ステマの意味とは

2 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪