2019年3月21日 更新

ダイマの意味とは?ステマとの違いとダイマの成功事例

「ダイマ」という言葉を聞いたことがあったり「#ダイマ」という記載を目にしたことがある人も多いはず。ダイマの意味とは、ダイレクトマーケティングであり、本来ステマと違った意味を持っています。この記事では、ダイマの意味や成功事例について詳しくご紹介していきましょう。

目次

ダイマの意味とは

People Woman Girl - Free photo on Pixabay (113025)

「ダイマ」という言葉を聞いたり、「#ダイマ」という文言を見かけたことがある人も多いでしょう。特にSNSや、ブログ、ネット記事などで見聞きすることが多いようです。

「ダイマ」「#ダイマ」という言葉の意味について、実はあまり意味を理解していなかったり、「ステマ」という言葉と同義語程度の認識を持っている人も少なくありません。頻繁に見聞きする言葉のため、親しい友達や、それらを発信している人には聞きづらいものです。

この記事では、「ダイマ」という言葉の意味や、それらを発信する人たちの意図などについてご紹介していきます。また、どういった人たちが「ダイマ」をしているのか、「ステマ」との違いや企業の思惑など、詳細に解説していきましょう。

ダイマとは何の略か

Question Mark Knowledge - Free photo on Pixabay (113132)

「ダイマ」とは、ダイレクトマーケティングの略称です。ダイレクトマーケティングの対義語として「ステルスマーケティング」というものがあります。いわゆる、「ステマ」と呼ばれるものです。

「ダイマ」の使い方として良く見られるのは、「これらかダイマするね」などの文言でしょう。「ダイマ」とは包み隠さず宣伝するという意味として使われ、「これからダイマするね」とは、包み隠さず商品の評価・宣伝をするという意味になります。

ダイマの本来の意味とは

Mark Marker Hand - Free image on Pixabay (113134)

「ダイマ」とは、ダイレクトマーケティングの略称なのですが、本来の意味と「ダイマ」が持つ意味は、異なっています。本来のダイレクトマーケティングの意味は、仲介業者を介さず、直接消費者とやりとりを行うビジネス方法です。

小売店や仲介業者を通さず、直接消費者に商品を届けるため、消費者とのコミュニケーションが重要なビジネスであり、店舗を持たないというのが特徴的でしょう。小売店や仲介業者を通さないことによって、格安でサービスを提供できることがメリットです。
Agreement Brainstorming Coffee - Free photo on Pixabay (113135)

しかし、小売店や仲介業者を通さないことには、デメリットもあります。もともと店舗を持たず、ビジネスを行っているため、大勢の人に知られる機会が少なく、小売店や仲介業者を通さないことで、さらに宣伝効果もありません。

いかに、効率的に広め、多くの消費者とコンタクトをとれるのかといった部分が重要なビジネススタイルなのです。ダイレクトマーケティングでは、コンタクト費用やコミュニケーション費用がかさみ、本来のメリットである格安が提供できない場合もあります。

現在は、RFM分析と呼ばれる、データベースを使った顧客分析を活用することが多く、ダイレクトマーケティングの強みを生かそうと努める企業がほとんどです。

ネットスラングとしての「ダイマ」の意味

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ダイレクトマーケティングは、消費者と直接やり取りし、サービスや物品を提供し金銭を得るビジネススタイルです。しかし、ネットスラングとして使用される「ダイマ」は、そういった意味で使われていません。

インターネットやSNSで見かける「ダイマ」は、営利目的ではなく、手にした商品の感想や評価を包み隠さず紹介するといった意味で使われています。営利目的ではないため、あらゆるものをダイマすることができるのです。

例えば、自身の趣味についてダイマしたり、自身の好きなテレビ番組について、ダイマすることもあります。「口コミ」と非常に近しいものがあるでしょう。使った感想や見た感想を、包み隠さず大勢に披露する行為が、ネットスラングとして使われる「ダイマ」の意味なのです。

SNSでよく見る!「#ダイマ」とは何をすること?

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「ダイマ」がダイレクトマーケティングの略称であるにも関わらず、ネットスラングとして使用される時、違った意味に返還されることが理解できました。それではここから、「ダイマ」の具体的な内容について、ご紹介していきます。

SNSやインターネット上で見かけた際、「意味がよくわからない」と思っていた人は、以下項目を参考にし、情報を読み解いてみましょう。

自分のおすすめの商品やサービスを紹介する

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SNSで頻繁に見かける「#ダイマ」は、自分のおすすめする商品やサービスを紹介しています。例えば、購入したコスメが非常によく、どういった部分が理想的なのか、どういった部分がおすすめなのかを紹介しているのが「#ダイマ」で行われていることです。

「#ダイマ」は、包み隠さず紹介するといった意味を持っているため、ネガティブな情報を開示している場合もあります。しかし、基本的には自身が気に入って他者に勧めたいと思っている事柄を発信していくので、ネガティブな情報があっても、それを上回るポジションな情報を盛り込んでいることが多いでしょう。

お得情報や体験して良かった点などを伝える

Estetica Beauty Salon Eyebrows - Free photo on Pixabay (113170)

「#ダイマ」では、メイク用品や家電など、実際に購入した物品について紹介することばかりではありません。お得情報を実際に体験し、それらの良かった点を公開することもあります。お得情報とは、飲食店が行う追加サービスや、ポイント還元など、実際の企業が消費者に向けたサービスの一つです。

企業は営利目的でビジネスを行っているため、お得情報として宣伝していても、それが実際に消費者にとってお得になるのか、消費者も疑っている部分があります。そのため、それらを実際に体験した人たちが、「#ダイマ」として、体験した感想を包み隠さず公開し、多くの人に消費者としての意見を開示するのです。

地元の人しか知らない情報を紹介する

Cafe Restaurant Coffee - Free photo on Pixabay (113348)

「#ダイマ」とタグ付けし、地元の人しか知らない情報を、紹介する場合もあるでしょう。ダイレクトマーケティングでは、あくまでも消費者に消費を促すため、商品を紹介したり、サービスを告知したりします。

しかし、「ダイマ」「#ダイマ」では、商品を購入してほしいといった意図や、有料サービスを利用して欲しいといった意図は存在しません。自分が利用または体験し「魅力的」「おすすめできる」と感じた事柄を、「多くの人に知ってほしい」という思いから、情報を発信するのです。

そのため、こういった地元の人しか知らない、穴場スポットの紹介や、耳より情報を取り上げ、「#ダイマ」を付け公開します。

マイナーなアイドルやアニメを絶賛する

Come Toys Manga The Characters In - Free photo on Pixabay (113350)

ハッシュタグ「#ダイマ」を使って、多くの人々に知られていないマイナーなアイドルを紹介し評価したり、コアなアニメを紹介し、魅力やおすすめポイントを記載する場合もあります。

「#ダイマ」では、見ている人の購買意欲をかきたてたいという欲求より、自身が良いと感じたものを大勢に知ってほしいという欲求や、より良いものを知ってほしいといった欲求が重視されているのです。

そのため、まだ大勢の人々に知られていないアイドルやアニメ、漫画本や小説なども「#ダイマ」を使って紹介する場合があります。

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