2019年7月25日 更新

ブラックサンタとは?お仕置きの内容や世界のクリスマスの話

クリスマスプレゼントを届けてくれる人と言えばサンタさんを思い浮かべるかと思いますが、実はブラックサンタという少し怖いサンタがいることをご存知ですか?今回は、そんなブラックサンタの詳しい特徴や、また世界各国で違うクリスマスの過ごし方についてもご紹介します。

ドイツには、クリスマスの夜に現れるブラックサンタがいることや、ヨーロッパにもクランプスと呼ばれる悪魔のような存在がいることをご紹介してきました。

しかし、実は世界中にそのような人々から恐れられている存在の生物がいると言われています。

ここでは、そんなブラックサンタやクランプスのように、悪さをしないように子どもに言い聞かせるための怪物やその見た目、そして伝説について詳しくご紹介していきます。

【日本】なまはげ

Bridge Japanese Garden Arch - Free photo on Pixabay (507903)

ブラックサンタや、クランプスのように、子供からこわがられている存在と言えば、「なまへげ」です。

なまはげは秋田県西部に位置する男鹿半島で行われている伝統的な行事に大みそかの夜「泣く子はいねがー!親の言うこと聞がね子はいねがー!」と叫びながら地域の家をめぐります。

仮面をつけて藁の衣装をまとった姿に、恐ろしく感じてしまいますが、なまはげは神の使いで、災いを追い払ってくれるとも言われています。

【アメリカ】ブギーマン

Child Education Fear - Free photo on Pixabay (507920)

アメリカで、ブラックサンタやクランプスのような子供から恐れられている存在の生物が「ブギーマン」と呼ばれる幽霊に類似した怪物です。

ここまで紹介した全ての生物に、はっきりとした外観の特徴がありましたが、ブギーマンにははっきりとした特徴がありません。というのも、ブギーマンは、子供たち一人一人が抱いている恐怖が実体化したものとされているからです。

親は子供が言うことを聞かないときに「ブギーマンがさらいに来る」といっていうことを聞かせると言われています。

【スペイン】エル・ココ

Hand Silhouette Shape - Free photo on Pixabay (507951)

ブラックサンタや、クランプスのように存在として、スペインにはエル・ココと呼ばれる生き物が存在しています。先ほどご紹介したブギーマンと同じように、はっきりとした正体はなくお化けのような存在です。

悪い子をさらっていくと言われているお化けで、エル・ココの名前の由来はメキシコの古代語・ナワトル語で、「痛み」や「害」といった意味のある「kojiko」が語源ではないかという説があります。

寝ない子供を寝かしつけるために、早く寝ないとエル・ココがやってくるよといった内容の子守歌まであります。

【メキシコ】エル・オンブレ・デル・コスタル

Scam Hacker Security - Free photo on Pixabay (508014)

ブラックサンタや、クランプスのように子供から恐れられている存在として4つ目にご紹介するのは「エル・オンブレ・デル・コスタル」と呼ばれている生き物です。

エル・オンブレ・デル・コスタルはメキシコで有名で、「麻袋を背負った男」という意味があります。このエル・オンブレ・デル・コスタルはいうことを聞かない子供を麻袋に入れてどこかへ連れ去ってしまうと言い伝えられています。

エル・オンブレ・デル・コスタルが子供をどこに連れて行くかは分からず、それが子供にとっては怖い原因とも言われています。

【ブルガリア】トルバラン

Hiding Boy Girl - Free photo on Pixabay (508076)

ブラックサンタや、クランプスのように子供から怖がられている存在として最後にご紹介するのは「トルバラン」という生き物です。

トルバランはブルガリアで有名な存在で、袋を持った男という意味があります。ブルガリアでは悪い子供や行儀が悪い子供に対して、「いいこにしないとトルバランがやってきて、袋に入れられてさらわれてしまう」と言い伝えられています。

トルバランの見た目は、黒ずくめで恐ろしい化け物のような姿だと言い伝えられ、子供から恐れられています。

世界人々のクリスマスの過ごし方

Snow Ball Christmas - Free photo on Pixabay (508157)

クリスマスと言えば、サンタさんやクリスマスプレゼントなど、楽しいことを思い浮かべる方が多かったと思いますが、世界中では、今回ご紹介した怪物の存在が言い伝えられていて良い子かどうか判断される日でもあります。

また、世界によってサンタさんの服装も変わってくると言われています。なのでここでは、意外と知らない世界の人々のクリスマスの違いについて、詳しくご紹介していきます。

ぜひ、日本のクリスマスだけでなく、他の国のクリスマスも参考にして、クリスマスをより楽しいものにして頂けたら嬉しいです。それでは早速、世界の人々のクリスマスの過ごし方についてご紹介していきます。

日本人のクリスマス

Warm And Cozy Popcorn Coffee - Free photo on Pixabay (508161)

日本でのクリスマスの過ごし方は、クリスマスになると町中にイルミネーションがあふれ、一軒屋の場合は、自ら家の外観をクリスマス風に飾りつけする人も多いです。

また、部屋の中ではクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスらしい飾りつけをして楽しむ人が多いです。24日のクリスマスイブと25日のクリスマスではあまり違いは無く、同じように過ごします。

プレゼントも、ほとんどの家庭が24日と25日特に決まりは無く私ている場合がほとんどです。なので日本の子供は24日にプレゼントが届かないと明日ちゃんと届くのか不安になる子供が多いと言われています。
Christmas Tree Decorate - Free photo on Pixabay (508372)


怖い言い伝えなどは無く、カップルや家族で楽しく過ごすのが日本のクリスマスだと言えます。また、近年になってクリスマスマーケットを開催する地域が多くなってきました。

温かいアルコールや、ドリンクなどを飲みながら、オーナメントやキャンドルなどを購入することができます。特に福岡の博多駅前で行われているクリスマスマーケットは、毎年にぎわっています。

日本では、大切な家族や恋人と部屋でまったり過ごしたり、クリスマスならではのイベントやイルミネーションを楽しむのが主流です。

ドイツのクリスマス

Illuminated Evening Winter - Free photo on Pixabay (508356)

ドイツでは毎年大規模なクリスマスマーケットが行われます。また、日本でのクリスマスは24日と25日にクリスマスを楽しむことが多いですが、ドイツの場合は、キリストの降臨を待つ期間であるアドベント期間のほうが本番だと言われています。

そのため、ドイツのサンタクロースはアドベント期間である12月6日にお菓子を届けに来ると言われています。また、ドイツではクリスマスの伝統料理であるシュトレンとうお菓子を、アドベントの間に少しずつスライスして食べてクリスマスを待つ風習があります。

そして、クリスマス当日は、多くの会社が休みになり、教会で過ごした後は家族でごちそうやワインを味わい、ゆっくりと過ごす家庭が多いと言われています。

アメリカのクリスマス

Chicken Fried But - Free photo on Pixabay (508395)

人口の75%以上がキリスト教の国であるアメリカでのクリスマスは、とにかく盛大でにぎやかです。クリスマスの何日も前からクリスマスの準備に追われます。

日本ではプラスティックのクリスマスツリーを用意する家庭がほとんどだと思いますが、アメリカでは、もみの木を山まで自分たちで狩りに行きます。スーパーでも販売されていますが基本的には生の木で高さも高いです。

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