2019年10月11日 更新

ダッチモンタナの現在は?ダッチモンタナとD.Oにまつわる噂についても

D.Oとともに大麻を密輸し逮捕されたラッパー・ダッチモンタナ。検索すると「チクリ」「殺された」など、物騒なワードが彼らの周辺には並んでいます。逮捕はチクリによるものなのか、ダッチモンタナとは何者なのか、「練マザファッカー」との関係など、ご紹介していきます。

目次

練マザファッカーのリーダーであるラッパー・D.O。そもそも彼らは本来、「練マザファッカー」というグループではありませんでした。

TBS『リンカーン』にて、中川家剛を弟子入りさせラップの勉強をさせるという企画から、練馬を代表するラッパーたちが集まり、彼らをまとめて呼ぶ「練馬のマザファッカー」という意味で名付けられました。 そこからD.Oの「練マザファッカー名義で一枚やるのも面白いのではないか」という声でCDを発売、結成に至りました。

学校へ行こう」や「リンカーン」などに出演

Adult African Afro - Free photo on Pixabay (701453)

練マザファッカーといえば2007年、TBS「リンカーン」の「ウルリン滞在記」でお笑い芸人・中川剛さんをラッパーデビューさせる企画で一気にお茶の間に名を広めました。彼らのようなコアなヒップホップグループがゴールデンのお笑い番組に出るというだけでも、当時はかなり衝撃だったのです。

番組ではメンバーが昼間にD.Oの経営する建築会社で働いたり、在日韓国人であるbay4kが自身のルーツやラップに対する思いを熱く語ったりと、充実した内容で神回として動画サイトに何度もアップされています。

番組が好評だったため、練マザファッカーはその後もリンカーン内の別企画や、同TBS「学校へ行こう」にも出演、D.Oは女性ヘアサロンのCMにも起用され、一気にメディア露出が増えました。

D.Oのプロフィール

Chess King Pieces - Free photo on Pixabay (701454)

D.O(ディーオー)本名・君塚慈容(きみつかしげやす) :1978年7月7日生まれ。現在41歳になります。2003年、伝説のヒップホップグループ「雷」にメンバーとして加入。その後、2007年に「練マザファッカー」を結成。

「リンカーン」に出演した際、語尾に「メーン」とつける独特のしゃべり方が話題を呼びました。他にも「〜って話」「ディスイズ〇〇」「カモンドッグ」(仲間を呼ぶときの掛け声。ドッグ=仲間という意味)等、ラッパー然としたワードやキャラクターをうまく使い、メディアにも度々露出しています。

ラッパーの活動以外にもバラエティ番組BSスカパー!「BAZOOKA!!!」、abemaTV「漢たちとおさんぽ」等に出演。最近では自身の波乱万丈な半生を綴った自伝「悪党の詩」を出版し、その売れ行きは好調のようです。

全身の刺青

Adult Tattoos Body - Free photo on Pixabay (701455)

D.Oは全身に刺青が入っています。最近では芸能人や一般の方でも、昔にくらべてタトゥーはかなり普及してきました。ファッション感覚で入れる場合は、おもに背中や腰、二の腕など隠したい時に服を着て隠せる場所が人気です。しかし、彼の場合は両腕を始め手の甲や指、首、顔にまで入っています。

D.Oの顔左目下には「ティアドロップタトゥー」が入っています。このタトゥーは、アメリカのギャングが人を殺した証と、その懺悔の意味を込めて、涙のモチーフを刻んだのが発祥とされています。

大麻には肯定的な意見を持ちそれらを発信していた

Baking Cannabis Hemp - Free vector graphic on Pixabay (701456)

D.Oは雑誌・週刊SPA!2016年7月2日号の「大麻のいま in the world」という特集でインタビューに応じ、大麻について肯定的な意見を述べています。

「大麻は決して敵ではない」とし、数あるドラッグの中、大麻だけは唯一死者を出していないこと、他の先進国では医療の現場でも扱われており、末期がん患者や精神を病んだ人たちを癒していると説明。

「大麻産業はものすごいポテンシャルを秘めている」「解禁されれば、経済の主流になる可能性もある」などと熱く語っています。

2009年コカイン所持及び使用により逮捕

Drugs Cocaine User - Free photo on Pixabay (701457)

実はD.Oが逮捕されたのは今回が初めてではありません。2009年1月30日、大相撲の元若麒麟が薬物を所持した事件に絡み、練マザファッカーのメンバーであるPIT GObが逮捕。

そして元若麒麟の知人であるD.Oにも薬の所持が発覚。コカイン所持及び使用により逮捕、懲役1年・執行猶予三年の有罪判決がなされています。

角界とヒップホップ業界を巻きこんだ、いわゆる「芋づる式」の逮捕劇はセンセーショナルな事件としてワイドショーを騒がせました。

逮捕による大き過ぎる代償

Hand Faust Violent - Free photo on Pixabay (701458)

D.Oが2009年に逮捕された際、リリースが予定されていたアルバム「Just Ballin' Now」の発売が中止、配信曲も停止になるなどしています。

「リンカーン」「学校へ行こう」などのテレビ番組にも出演し、知名度も全国区に広まった矢先の事件。発売中止となったアルバムは、番組の企画となった中川剛さんをはじめ、Rino Latina Ⅱ、ken-u等をフューチャリングに迎え、業界関係者からの評価も高く、発売されていればかなりの売上になったことが予想されます。

D.O以外にも、ラッパーがCDリリースやライブツアー開始直前で逮捕されることは日本で度々起こります。警察側がこうしたタイミングを狙い、「見せしめ」として名のあるアーティストを捕まえている、という説もあるようです。

2018年コカイン所持で逮捕

Cocaine Drugs Death Chemical - Free photo on Pixabay (701459)

そして2018年5月、東京・練馬区のアパートにて乾燥大麻およそ770グラム、コカインおよそ32グラムを販売目的で所持し、アメリカから乾燥大麻およそ1,500グラムを密輸した疑いで逮捕されました。

2度目の逮捕にファンやネットの声は「D.Oまたか」「何も驚かない」等もはや呆れるのも通り越した様子です。連日の芸能人やミュージシャンの薬物による逮捕の報道で世間も慣れてしまったのか、取り立てて意外にも思わなかったようです。

2017年にアメリカから薬物密輸

Statue Of Liberty New York Ny - Free photo on Pixabay (701461)

また、この時すでに逮捕、起訴されていたラッパーで練マザファッカーメンバーとも言われるダッチモンタナとともにアメリカから1.5キロの大麻を輸入した疑いでも逮捕をされたようです。

それにしても1.5キロとは相当な量です。大麻は一回の使用あたり0.25グラム〜多くても1グラムとされています。つまりおよそ1500回〜6000回分になります。これは末端価格(品物が消費者の手に渡る時の価格)にしておよそ900万円相当になるそうです。

ダッチモンタナとD.Oの犯罪経緯

Firearm Revolver Bullet - Free photo on Pixabay (701462)

ダッチモンタナとD.Oの二人がアメリカへ渡航、大麻を入手した経緯や輸送方法、主犯格やその他音楽関係者の逮捕との関連などを詳しくご紹介していきます。

2017年2月ロサンゼルスに渡航

Hollywood Sign Los Angeles - Free photo on Pixabay (701463)

2 / 7

関連する記事 こんな記事も人気です♪