2019年10月11日 更新

ダッチモンタナの現在は?ダッチモンタナとD.Oにまつわる噂についても

D.Oとともに大麻を密輸し逮捕されたラッパー・ダッチモンタナ。検索すると「チクリ」「殺された」など、物騒なワードが彼らの周辺には並んでいます。逮捕はチクリによるものなのか、ダッチモンタナとは何者なのか、「練マザファッカー」との関係など、ご紹介していきます。

目次

ダッチモンタナとD.Oは現在、音楽活動を実質休止しているようです。具体的な休止宣言はないようですが、新曲のリリースやライブパフォーマンスのなどの予定はなく、ダッチモンタナに至ってはInstagram等、SNSの更新もありません。

どちらもラッパーとして、リアルな歌詞が売りのタイプであり、曲中で「極上のヤクさばくDope Man」などかなり際どいワードを使っています。例えばもしも執行猶予中だとしたら、そのような曲を歌うことも憚られると思うので、音楽活動も難しくなるかもしれません。

判決が軽すぎるのはチクリを行ったから

Cartridges Weapon War Hand - Free photo on Pixabay (701475)

インターネット上で「ダッチモンタナ」と検索するとサジェストワードに「チクリ」「スニッチ」「売った」と出てきます。先ほども説明した通り、ヒップホップの世界で「警察にチクる」行為は最低だと非難される風潮が強いです。

練マザファッカーの曲中にも「仲間を売ったら最後。どうなるかわかっているよな」というような歌詞が度々散見されます。ダッチモンタナも自身の曲の中で、D.Oは自分のボスだと歌っています。そんな彼は、本当に噂の通り、仲間を売ってしまったのでしょうか?

D.Oは結婚し2人の子どもに恵まれた

Wedding Dresses Bride - Free photo on Pixabay (701476)

D.Oの本名は君塚慈容(きみづか しげやす)。これまでに二回逮捕されていて一度目と二度目に逮捕された時の名字が違っており、旧姓は須藤になります。

成人した男性の名字が変わるのはなかなか珍しいことです。このことから「結婚し、婿養子になったのでは?」と噂されましたが、調べてみたところD.Oが結婚している、という詳しい情報は得られませんでしたが、おそらく子供がおり、D.Oの自伝「悪党の詩」にそのことが書かれているようです。

関東連合と繋がりを持っている

Chains Feet Sand - Free photo on Pixabay (701477)

インターネットでD.Oと検索すると関連ワードに「関東連合」と出てきます。関東連合とは、2000年代〜2010年代にかけ、東京・六本木周辺で発生した事件の関係者として、度々その名が挙がってきました。

東京都内の渋谷、六本木、新宿の“地下社会”にて「一定の勢力を誇り、暴力団ではないが暴力的な犯罪を行う集団」を意味する“半グレ”の象徴的な存在と言われています。

その「関東連合」と、つながりがあるとされている、作家でミュージシャンの瓜田純士さんと同じイベントに出演したことから、D.Oも関東連合とつながっていると噂されました。

拠点を海外に移した

Airplane Sunset Sky - Free photo on Pixabay (701478)

ダッチモンタナが、練マザファッカーと仲違い、金を溶かして(ギャンブル・投資などで失くして)海外へ飛んだ、という噂もネット上では流れています。

海外に拠点を移し、ダッチモンタナとして音楽活動を続けているとしたら、ネット社会の現代ですからすぐに発見できそうにも思います。もし、仮に名前を変えてゼロからアーティスト活動をし直していたら、発見できないかもしれません。

そもそも、逮捕されたり、執行猶予が付いている人物が、海外に渡航することは可能なのでしょうか?そちらについては後ほど詳しく解説していきます。

薬物犯罪に関する刑期について

Prison Fence Razor Ribbon Wire - Free photo on Pixabay (701479)

薬物犯罪は、使用する者の心身を蝕むだけでなく、幻覚で他人を傷つけたり凶悪事件に発展する恐れがあります。

また、薬物の売買による利益が暴力団など反社会的勢力の資金源にもなっているため、起訴率は他の事件に比べ格段に高いのです。ここからは薬物犯罪の刑期について詳しく見ていきます。

大麻所持の場合5年以下の懲役または執行猶予

Jail Bar - Free vector graphic on Pixabay (701480)

大麻の所持・譲渡・譲受で営利目的のない場合は、5年以下の懲役となります。3年以下の懲役であれば、執行猶予がつくケースが多くなっています。

なお、大麻の「使用」だけでは処罰されません。日本で麻は身近な植物でもあり、例えばしめ縄や七味唐辛子にも使われています。地域によっては自生している場所もあり、野焼きをして麻が燃え、煙を吸ってしまう場合も考えられます。

これらが犯罪として成立してしまうと、支障が大きいことも考慮されたのでしょう。大麻の是非については世界的な議論になっています。

営利目的だった場合7年以下の懲役または罰金

Barbed Wire Fence - Free photo on Pixabay (701481)

薬物犯罪は営利目的になると一気に罪が重くなります。大麻を営利目的で所持・譲渡・譲受した場合は、7年以下の懲役、又は情状により200万円以下の罰金となります。輸入・輸出した場合の罰則は前者より重く、10年以下の懲役、場合によっては300万円以下の罰金が併科されます。

量刑相場は懲役3年以上・罰金は150万円以下と言われていますが、同種前科の有無、再犯の可能性や更生しやすい環境に身を置けるか、家族の監督があるかないかなどを考慮した上で判断され、個人差があります。

コカインの場合7年以下の懲役または執行猶予

Drugs Cocaine Heroin - Free photo on Pixabay (701482)

コカインは、「セレブドラッグ」とも呼ばれ、強烈な覚醒作用がある一方、幻覚症状も強く現れます。また大麻、覚醒剤に対して、コカインの日本国内流通量は圧倒的に少ないのです。

入手するにはそれなりのルートと大金もかかります。つまり、それらが手に入る立場にあるという時点で、すでに社会的には逸脱しているとも言えます。

麻薬及び向精神薬ヘロイン・モルヒネ・コカイン・MDMA・LSDなどの所持・使用は7年以下の懲役になります。量刑相場は初犯でごく少量の所持でも懲役1年6ヶ月、執行猶予3年程度と言われています。

営利目的だった場合1~10年以下の懲役及び罰金

Gavel Auction Law - Free photo on Pixabay (701496)

コカインは南米に生育する植物「コカノキ」から精製される粉末状のもので、鼻から吸引するのが一般的な摂取方法とされています。

仕事熱心な人間によく用いられると言い、覚醒作用が強いので「12時間ぶっ続けで作業したい」などバリバリ仕事をこなしたい人間が手を出してしまう場合があります。一方、性的快楽を得るために使うケースも少なくないようです。

コカインも大麻同様、営利目的で罪が重くなり、1年以上10年以下の懲役、又は情状により300万円以下の罰金を併科します。

前科があるなしによって変化する

Prison Ruin Cell - Free photo on Pixabay (701484)

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