2019年9月5日 更新

スターゲイザーパイはどんな味?東京でも食べれる?気になるレシピも

イギリスのスターゲイザーパイという料理についてご存知でしょうか?魔女の宅急便にも登場したスターゲイザーパイですが、その本当の姿に驚きを隠せない方も多いです。今回は、そんな見た目も味もインパクト大な、スターゲイザーパイのレシピや東京で味わえるお店をご紹介します。

スターゲイザーパイの味の評判として2つ目によくある評判が「生臭い」という評判です。ニシンが入っているので、どうしても魚の生臭さが残ってしまい、その生臭さが苦手な方も多いようです。

また、お肉の生臭さとは違い魚の何とも言えない生臭さは海外では嫌いな方も多いといわれています。もちろん、生臭さが大丈夫な方もいますが、中には生臭さが嫌いな方も多いので、スターゲイザーパイが嫌いという方は多いといわれています。

きちんと調理すれば美味しい

Kitchen Work Restaurant - Free photo on Pixabay (606971)

このように、魚の生臭さや見た目のせいでスターゲイザーパイを苦手としている方も多いですが、しっかりと調理することで美味しく仕上げることも可能です。

魚の生臭さを消すためにひと手間くわえることも大切ですし、魔女の宅急便に登場するスターゲイザーパイのようにオリーブを乗せて魚はパイ生地からつきださせないようにすることで可愛らしい見た目にする事も可能です。

このように、手作りで自分好みの味や見た目にアレンジすることも可能なので、一度食べたことがあるけれど美味しくなかったという方や、見た目が怖くて今まで挑戦できなかったという方は、ぜひ自分で作って食べてみてはいかがでしょうか?

イギリスは料理がまずい国第1位!

London Tower Bridge - Free photo on Pixabay (606995)

スターゲイザーパイはイギリス南部にあるコンウォール地方、マウゼル村で誕生した料理だとご紹介しましたが、実はこのスターゲイザーパイに限らず、イギリスにはあまりおいしくない料理が多いことをご存知でしょうか?

というのもイギリスは「料理がまずい国第1位!」とも言われるほど、美味しい料理が少ない傾向にあると言われているのです。しかし、イギリスにも美味しい料理は沢山あります。

ここでは、なぜイギリスが料理がまずい国第1位と言われているのかについて詳しくご紹介していきます。イギリスの食文化に興味がある方もぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

料理がまずい国第1位のイギリス

London Parliament England Ben - Free photo on Pixabay (607017)

料理がまずい国1位とも言われているイギリスですが、他にはどんな国がランキングに入っているのかについてまずはご紹介していきます。

まず、第5位が「ドイツ」です。ドイツ料理といえばビールとソーセジとも言われるほど、ソーセージとビールの消費が盛んで他の外食産業はあまり発展していないと言われています。
Asparagus Steak Veal - Free photo on Pixabay (607045)


そして第4位がロシアです。日本人の舌にはあまり合わない料理が多いようです。そして第3位がオーストラリアで海産物以外の肉料理は癖が強いものが多いといわれています。

第2位はアメリカです。世界一豊富な人種が集まる国でハンバーガーなどカロリーは高いけれど豊富な美味しい料理が揃ってそうなイメージですが、実はその分お店によって味に差があると言われています。特に伝統料理は日本人の口に合わないことが多いといわれています。

まずいと言われる理由にはイギリスの食文化が関係

London Cityscape England - Free photo on Pixabay (607048)

そんな中、料理がまずい国1位と言われているイギリスですが、なぜイギリスの料理はまずいと言われているのでしょうか?その一番の理由は紳士の国だったということが原因だと言われています。

紳士は質素であるべきというイギリス古来の考え方が根付いていたことで、食事も暴飲暴食を避けていました。

その結果、食事がつまらないものとなり、食の文化も発展してこなかったといわれています。また伝統料理の断絶も進んでしまったため、更に食事の発展が進まなかったといわれています。

イギリスにも美味しい料理はある

Salad Food Italian - Free photo on Pixabay (607067)

そんな料理がまずい国1位とも言われているイギリスですが、もちろんイギリスの料理がまずいものばかりではありません。中にはとっても美味しい料理も沢山あります。

イギリスの美味しい料理として知られているのが「ローストビーフ」です。ローストビーフはイギリスの代表料理とも言われていて、そんな代表料理だけあって、味はとてもおいし相性抜群なソースもついています。

また、紅茶も美味しくスイーツやサンドイッチなどの紅茶と一緒に味わうスイーツも美味しいと言われています。イギリスに行く機会があればぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

スターゲイザーパイは「魔女の宅急便」にも登場?

Photo Camera Photography Old - Free photo on Pixabay (607080)

そんなイギリスで誕生したスターゲイザーパイですが、実は日本を代表するアニメーションスタジオであるスタジオジブリの作品の1つ「魔女の宅急便」の中でも登場するお料理なんです。

魔女の宅急便では「ニシンのパイ」という名前で登場したため、その名前で知っているという方や、その時初めてスターゲイザーパイについて知ったという日本人の方は多いのではないでしょうか?

ここでは、魔女の宅急便という作品の解説と共に、スターゲイザーパイがどのようなシーンで登場したのかについてご紹介していきます。魔女の宅急便について知りたい方や、スターゲイザーパイについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

魔女の宅急便とは

The Witch Witch'S House Full Moon - Free image on Pixabay (607093)

魔女の宅急便は、1989年7月29日に公開されたスタジオジブリ制作・宮崎駿監督の作品です。宮崎駿監督の長編映画としては初の、他社の原作による作品で、主題歌には荒井由実さんの「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が使用され話題となりました。

魔女の血を受け継ぐ13歳の少女キキ。そんなキキは魔女として生きることを決意し、魔女の修行を積むため魔女のいないコリコの街に定住します。そして、パン屋さんに居候し、空飛ぶ魔法を使って「魔女の宅急便」を開業します。

そして、魔女の宅急便として働きながら、挫折を経験し少しずつ成長していくキキ。そんなキキの姿に共感できる人が続出し、魔女の宅急便はヒット作となりました。

魔女の宅急便に出てきたニシンのパイ

Plum Cake Tarte - Free photo on Pixabay (607118)

そんな魔女の宅急便で出てくるのがニシンのパイことスターゲイザーパイです。映画の中では、おばあちゃんがニシンのパイを丁寧に作る場面もあります。

映画の中でもそのおいしさは伝わってくるほどでこんがりとした焼き色が特徴的なパイでした。そのパイはおばあちゃんが女の子の孫の為に作ったもので、キキはそのニシンのパイを受け取って女の子が住むお家まで空飛ぶほうきに乗って届けに行きます。

しかし、その孫の女の子の反応が話題になりました。

受け取った女の子の反応

Summerfield Woman Girl - Free photo on Pixabay (607146)

その受け取った女の子の反応というのが「だから要らないって言ったのよ。アタシこのパイ嫌いなのよね」というなんとも冷たい反応。優しいおばあちゃんが一生懸命パイを焼いている姿を見ただけにイラッとした人も多いといわれているシーンです。

それに対して宮崎駿監督は「宅急便の仕事をするというのは、ああいう目にあうことだ」と説明しています。要らないといってもおばあちゃんやお母さんが料理を作ってくれたという経験が誰もにあるのではないでしょうか?

しかし、キキにとっては初めての体験で、ダメージを受けたシーンのひとつとなっています。

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