目次
- 謎に包まれている瀬織津姫
- 瀬織津姫とは
- 人の穢れを浄化する女神
- 祭神にしている神社
- 龍神とは
- 様々な神様の総称
- 八大龍王
- 不動明王
- 善女龍王
- 九頭龍大神
- 青龍など
- 瀬織津姫は龍神であるという説
- 瀬織津姫は水の神様であるから
- その他弁財天様であるという説も
- 瀬織津姫復活
- 女性は瀬織津姫の欠片を持ち生まれる
- その欠片は思い出すことによって効果が出る
- 男性は瀬織津姫を守るために生まれた
- エネルギーが出ると地震が起きる
- 君の名はの主人公と瀬織津姫
- 瀬織津姫の別名はミツハメノカミ
- 名を隠され引き離されていた夫婦
- 長年隠されていた名を思い出した
- 映画に組み込まれた「陰陽結合」
- 桜の神との関係
- 織姫と彦星の元もこの2人の神
- 瀬織津姫はニギハヤヒと関係する
- ニギハヤヒの妻である
- 書物ホツマツタヱ
- スサノオノミコトとの関係性
- 瀬織津姫封印
- 持統天皇の令により祭神を変えた
- 神様の殆どが部族に起因
- 書籍「瀬織津姫物語」
- 瀬織津姫は謎に包まれている
via pixabay.com
瀬織津姫は水の女神ですが、水も女も五行の中では陰に当たります。宇宙は全て陰陽の法則で作り上げられており、陽は男性で陰は女性が当てはめられます。陰と聞けば、女尊男卑思想に陥っている女性には、何となく女が日陰にいて損をしている気分になると思いますが、優劣があるということではありません。
陰と陽が互いになければ、1つの要素を生み出すことは不可能です。あくまでも互いの役割によって分けられているだけで、女性が日陰になるという意味では無いのです。瀬織津姫の欠片とは、大祓詞にもあったように、相手を受け入れ許し、包み込む優しさを女性は持って生まれてきたということでしょう。
実は女性の中にも、相反する能動的な性質の陽(男性性)があり、男性にも陰(女性性)はあるのです。現代では、社会的にも女性は陰の部分を封印して生きている人が多い為、男女共に受け入れ許し包み込むということが出来ないので、何となくギスギスした雰囲気となってしまいます。そんな現代社会の今こそ、自分の中の瀬織津姫を思い出すことで、身体や心の陰陽のバランスを保てるようになり、本当の女性性を解放することが出来るかもしれません。
陰と陽が互いになければ、1つの要素を生み出すことは不可能です。あくまでも互いの役割によって分けられているだけで、女性が日陰になるという意味では無いのです。瀬織津姫の欠片とは、大祓詞にもあったように、相手を受け入れ許し、包み込む優しさを女性は持って生まれてきたということでしょう。
実は女性の中にも、相反する能動的な性質の陽(男性性)があり、男性にも陰(女性性)はあるのです。現代では、社会的にも女性は陰の部分を封印して生きている人が多い為、男女共に受け入れ許し包み込むということが出来ないので、何となくギスギスした雰囲気となってしまいます。そんな現代社会の今こそ、自分の中の瀬織津姫を思い出すことで、身体や心の陰陽のバランスを保てるようになり、本当の女性性を解放することが出来るかもしれません。
男性は瀬織津姫を守るために生まれた
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スピリチュアル界では、男性はこの世に瀬織津姫を守る為に生まれたという説が囁かれていますが、これはどちらかと言えば、心の中に瀬織津姫の欠片を持った女性を守る為という言い方のほうが正しいのかもしれません。
男性にも陰の部分があると先程述べましたが、当然男性も相手を守ったり、愛して受け入れる母性を持ち合わせているのです。普段は陽の性質で生きている為、社会に出ると上下関係や対立も産みやすく、女性が陽の性質でぶつかってくると反発し合ってしまいます。
しかし、相手が受動的な陰の性質でいてくれると、男性は不思議とやる気や庇護欲が高まり、女性を愛し守ろうとするパワーが貰えるのです。女性が今まで忘れていた瀬織津姫の欠片を思い出すことで、男性との関係性はとても幸せなものになるかもしれません。
男性にも陰の部分があると先程述べましたが、当然男性も相手を守ったり、愛して受け入れる母性を持ち合わせているのです。普段は陽の性質で生きている為、社会に出ると上下関係や対立も産みやすく、女性が陽の性質でぶつかってくると反発し合ってしまいます。
しかし、相手が受動的な陰の性質でいてくれると、男性は不思議とやる気や庇護欲が高まり、女性を愛し守ろうとするパワーが貰えるのです。女性が今まで忘れていた瀬織津姫の欠片を思い出すことで、男性との関係性はとても幸せなものになるかもしれません。
エネルギーが出ると地震が起きる
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瀬織津姫は龍神という説がある為か、復活や浄化のエネルギーが増えると地震や噴火、洪水や津波などの自然災害を起こすと言われています。
自然災害の多い日本ならではの考えとも言えますが、古来より神は荒魂(あらたま)とも呼ばれ、どちらかと言えば神様に対しては畏れの気持ちを持つのが日本人なのです。
瀬織津姫は浄化の女神でもあるので、スピリチュアル界では地球のバランスや土地の浄化などが必要な際、瀬織津姫のエネルギーが地震などの自然災害を引き起こすと言われています。しかし、災害原因の全てを、封印されてしまった女神に押し付けることには多少の違和感を感じると言えるでしょう。
自然災害の多い日本ならではの考えとも言えますが、古来より神は荒魂(あらたま)とも呼ばれ、どちらかと言えば神様に対しては畏れの気持ちを持つのが日本人なのです。
瀬織津姫は浄化の女神でもあるので、スピリチュアル界では地球のバランスや土地の浄化などが必要な際、瀬織津姫のエネルギーが地震などの自然災害を引き起こすと言われています。しかし、災害原因の全てを、封印されてしまった女神に押し付けることには多少の違和感を感じると言えるでしょう。
君の名はの主人公と瀬織津姫
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2016年(平成28年)8月に公開された映画「君の名は。」は、新海監督による長編アニメーション映画です。日本での興行収入は250億を越え、世界中各地でも上映されたこの映画は、世界歴代興行収入1位という大ヒット記録も打ち出しました。
主人公の高校生、立花瀧と宮水三葉はある朝互いに身体が入れ替わっていることに気が付きます。どこの誰とも知らぬ身体に入れ替わっても、日常は過ごさねばなりません。2人は互いの情報をメモや日記で交換し、気が付けば惹かれ合っていくのです。
実はこの映画には、封印されてしまったと瀬織津姫と、その夫であるニギハヤヒ、またはアマテル(男の太陽神)がモチーフにされていると言われています。同じように、2019年(令和元年)8月に公開された新海監督の映画「天気の子」、そして2001年(平成13年)7月に公開された、宮崎駿監督の人気作品「千と千尋の神隠し」にも、瀬織津姫が隠されていると言われているのです。全てを紹介したいところではありますが、今回は「君の名は。」に関係する、瀬織津姫について紹介します。
主人公の高校生、立花瀧と宮水三葉はある朝互いに身体が入れ替わっていることに気が付きます。どこの誰とも知らぬ身体に入れ替わっても、日常は過ごさねばなりません。2人は互いの情報をメモや日記で交換し、気が付けば惹かれ合っていくのです。
実はこの映画には、封印されてしまったと瀬織津姫と、その夫であるニギハヤヒ、またはアマテル(男の太陽神)がモチーフにされていると言われています。同じように、2019年(令和元年)8月に公開された新海監督の映画「天気の子」、そして2001年(平成13年)7月に公開された、宮崎駿監督の人気作品「千と千尋の神隠し」にも、瀬織津姫が隠されていると言われているのです。全てを紹介したいところではありますが、今回は「君の名は。」に関係する、瀬織津姫について紹介します。
瀬織津姫の別名はミツハメノカミ
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主人公の名前は、女子高生が宮水光葉(みやみずみつは)と言い、山田舎に暮らす小さな神社の娘です。祭りの時には巫女も務め、神楽を踊ったり、口で米を噛みつつ発酵させる口噛み酒を造るなど、古い儀式もこなさねばいけない生活に嫌気がさした三葉は、いつしか東京に強い憧れを抱くようになっていくのです。
そんな巫女中の三葉の頭には、金色の龍が飾られ、手にも龍が巻き付いた神楽鈴を持っていることで、龍神が祀られているということが考えられます。更に、封印されてしまった瀬織津姫には、名前は違えど同一神ではないか?と言われている神がたくさん存在しているのです。
その一神に「罔象女神:水波能比売(みつはめのかみ)」という女神がおり、新海監督はこの神から三葉の名前を決めたと言われています。更に東京に住む男子高校生の立花瀧(たちばなたき)も、滝の神や龍神とも呼ばれる瀬織津姫を表す瀧が使われた上に、やはり瀬織津姫と同一の神では無いか?と言われる「弟橘媛(おとたちばなひめ)」から取ったという説もあり、名前からしても瀬織津姫を意識していると言わざるを得ません。
そんな巫女中の三葉の頭には、金色の龍が飾られ、手にも龍が巻き付いた神楽鈴を持っていることで、龍神が祀られているということが考えられます。更に、封印されてしまった瀬織津姫には、名前は違えど同一神ではないか?と言われている神がたくさん存在しているのです。
その一神に「罔象女神:水波能比売(みつはめのかみ)」という女神がおり、新海監督はこの神から三葉の名前を決めたと言われています。更に東京に住む男子高校生の立花瀧(たちばなたき)も、滝の神や龍神とも呼ばれる瀬織津姫を表す瀧が使われた上に、やはり瀬織津姫と同一の神では無いか?と言われる「弟橘媛(おとたちばなひめ)」から取ったという説もあり、名前からしても瀬織津姫を意識していると言わざるを得ません。
名を隠され引き離されていた夫婦
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映画では、瀧と三葉の身体が入れ替わっている瞬間、2人の間に時空のズレがあることが判明します。それにはある理由が隠されていたのですが、ネタバレになってしまうので省きます。しかし、このことで瀧と三葉は中々出逢うことが出来ませんでした。
ニギハヤヒについてはこの後の章で詳しく説明しますが、彼は古事記や日本書紀に登場している割には、どのような神なのかはハッキリせず、これは同一神では無いのか?と言われている別名もたくさんあるのです。
瀬織津姫は、歴史からも完全にその名を消されてしまいますが、夫と言われているニギハヤヒも又、都合の良い使われ方のみ名を利用され、存在をうやむやにされてしまったと考えられています。その為、映画での瀧と三葉のように、ニギハヤヒと瀬織津姫もまた名前を隠され、引き離されてしまったと言われているのです。
ニギハヤヒについてはこの後の章で詳しく説明しますが、彼は古事記や日本書紀に登場している割には、どのような神なのかはハッキリせず、これは同一神では無いのか?と言われている別名もたくさんあるのです。
瀬織津姫は、歴史からも完全にその名を消されてしまいますが、夫と言われているニギハヤヒも又、都合の良い使われ方のみ名を利用され、存在をうやむやにされてしまったと考えられています。その為、映画での瀧と三葉のように、ニギハヤヒと瀬織津姫もまた名前を隠され、引き離されてしまったと言われているのです。
長年隠されていた名を思い出した
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時空の歪みとズレが起こる為に、映画では中々出逢うことが叶わなかった瀧と三葉は、時間が経つに連れて互いの姿や名前、そして想い出すらも記憶から消えていきました。
そのことから、映画のタイトルは「君の名は。」とされているのですが、最終的に2人は大人になってから再開し、互いの名前を思い出していくのです。
ホロスコープでの星読みや予言書に至るまで、スピリチュアル界では数年前から新しい時代に突入しており、今まで隠されていたものが現れたり、現在権力を握っているものが堕とされて立場が逆転していくなど、世界は大きな時代の変節期に入ったと言われています。その為、もしかすると封印されてしまったニギハヤヒと瀬織津姫も、自分達の真実の名前を取り戻し、再び出逢える日が近付いているのかもしれません。
そのことから、映画のタイトルは「君の名は。」とされているのですが、最終的に2人は大人になってから再開し、互いの名前を思い出していくのです。
ホロスコープでの星読みや予言書に至るまで、スピリチュアル界では数年前から新しい時代に突入しており、今まで隠されていたものが現れたり、現在権力を握っているものが堕とされて立場が逆転していくなど、世界は大きな時代の変節期に入ったと言われています。その為、もしかすると封印されてしまったニギハヤヒと瀬織津姫も、自分達の真実の名前を取り戻し、再び出逢える日が近付いているのかもしれません。
映画に組み込まれた「陰陽結合」
via pixabay.com
映画「君の名は。」の中には、陰陽結合(または融合)を思わせるシーンが多々あります。男女の入れ替り、ダイレクトに「陽/陰」の文字が描かれたポスターが壁に貼られている他にも、太陽と月を+と×で上手く組み合わせ光で融合を表しているのです。
また、映画の中で2人が一瞬互いの姿を確認出来た「かたわれ時(黄昏)」は、太陽と月が重なり、昼と夜の融合である夕暮れ時を表していました。
今の時代、やはり一人一人が自分の中の陰陽や、男性性と女性性を認めて、解放しながら融合することが重要なのだと新海監督は伝えたかったのでしょう。ニギハヤヒは男で陽を表すので太陽、瀬織津姫は女で陰を表す月と考え、この2人が融合した時、もしかするとこの世は大きな変化があるのかもしれません。
また、映画の中で2人が一瞬互いの姿を確認出来た「かたわれ時(黄昏)」は、太陽と月が重なり、昼と夜の融合である夕暮れ時を表していました。
今の時代、やはり一人一人が自分の中の陰陽や、男性性と女性性を認めて、解放しながら融合することが重要なのだと新海監督は伝えたかったのでしょう。ニギハヤヒは男で陽を表すので太陽、瀬織津姫は女で陰を表す月と考え、この2人が融合した時、もしかするとこの世は大きな変化があるのかもしれません。
桜の神との関係
via pixabay.com
スピリチュアル界では、何故か古事記や日本書紀にも登場する、国津神の女神「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」は、名前を変えられた瀬織津姫だと信じて疑わない人達が多いのです。
木花咲耶姫は、桜の神や山の神と呼ばれ、霊峰富士山と浅間山に祀られている女神で、大山津見神(おおやまつみのかみ)という山の神の娘に当たります。更に木花咲耶姫は、神武天皇の祖父となる火遠理命(ほおりのみこと)の母にもなります。
ここまで出自を詳しく描かれ、エピソードも残されている木花咲耶姫が、瀬織津姫と同一だとはあまり考えられません。同一説以外にも、瀬織津姫の魂を分けたものが木花咲耶姫とその姉である、磐長姫(いわながひめ)である説もあり、謎が深まるばかりです。
木花咲耶姫は、桜の神や山の神と呼ばれ、霊峰富士山と浅間山に祀られている女神で、大山津見神(おおやまつみのかみ)という山の神の娘に当たります。更に木花咲耶姫は、神武天皇の祖父となる火遠理命(ほおりのみこと)の母にもなります。
ここまで出自を詳しく描かれ、エピソードも残されている木花咲耶姫が、瀬織津姫と同一だとはあまり考えられません。同一説以外にも、瀬織津姫の魂を分けたものが木花咲耶姫とその姉である、磐長姫(いわながひめ)である説もあり、謎が深まるばかりです。
織姫と彦星の元もこの2人の神
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スピリチュアル界で、ニギハヤヒや冒頭で紹介した艮金神(国之常立神:くにのとこたちのかみ)を、須佐之男命(すさのおのみこと)と同一として考えたい人達や、ニギハヤヒを須佐之男命の息子として考える人達は、1年に1度七夕の夜だけしか逢えないという織姫と彦星を、瀬織津姫とニギハヤヒだと言います。
織姫は、字面から瀬織津姫をイメージしやすいのですが、彦星は別名牽牛(けんぎゅう)と呼ぶことで、須佐之男命に繋げているのです。冒頭でも触れたレプティリアンの獅子をシンボルとする、悪の宇宙人エンリルは、獅子の他にも雄牛に例えられることがあります。
最近よく見掛ける、須佐之男命=国之常立神説や、アマテル(太陽神)と呼ばれるニギハヤヒは須佐之男命の子説を流しているのは、自分達の権力を正当化したい偽ユダヤ(白人)の仕業かもしれません。彼らは日ユ同祖論も訴えますが、日本に流れ着いた本当のユダヤ人は白人では無いのです。その為、この話には信憑性が無いと言えるでしょう。
織姫は、字面から瀬織津姫をイメージしやすいのですが、彦星は別名牽牛(けんぎゅう)と呼ぶことで、須佐之男命に繋げているのです。冒頭でも触れたレプティリアンの獅子をシンボルとする、悪の宇宙人エンリルは、獅子の他にも雄牛に例えられることがあります。
最近よく見掛ける、須佐之男命=国之常立神説や、アマテル(太陽神)と呼ばれるニギハヤヒは須佐之男命の子説を流しているのは、自分達の権力を正当化したい偽ユダヤ(白人)の仕業かもしれません。彼らは日ユ同祖論も訴えますが、日本に流れ着いた本当のユダヤ人は白人では無いのです。その為、この話には信憑性が無いと言えるでしょう。
瀬織津姫はニギハヤヒと関係する
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