2019年9月13日 更新

瀬織津姫は龍神?瀬織津姫の話や「君の名は。」との関係性とは

神社からもその名を消され、封印されてしまったという女神「瀬織津姫」を知っていますか?映画「君の名は。」では、夫であるニギハヤヒと瀬織津姫の愛が描かれていると言われています。今回は、龍神とも言われ、スピ界では復活を望む声も多い、瀬織津姫について紹介します。

不動明王

Buddha Statue Japan - Free photo on Pixabay (621224)

宗教はどのような分野でも、弟子達が師の教えを勝手に解釈し、いつしか多くの弟子達の間では「私が本当の弟子だ!」として、自らが権力を手にしようという「誰が一番だい?対決」が繰り広げられます。その為、同じ宗教でも派閥や宗派という分裂が始まるのです。

仏教では本来、ブッダのみが解脱した唯一の仏ですが、ブッダの下で学んでいた弟子達は、どの話を聴いたのかによってまず分裂し、更にその話を中国大陸にて訳した後、遣唐使や遣隋使と共に日本に入り込み、それをまた訳して学んだ高僧達から弟子へと派生していきました。

このような伝言ゲームと誰が一番だい?大会により、不動明王(ふどうみょうおう)も龍神と見なされることもありますが、大日如来の化身として仏扱いされることもあって、正確に龍神と呼んでいいのかという疑問が残る存在です。その中で、俱利伽羅龍王(くりからりゅうおう)とされている不動明王は、龍神の一種として考えられています。

善女龍王

Rain Drops Drip - Free photo on Pixabay (621226)

仏教の経典は、素人が見ると何か難しくありがたい呪文のように聞こえますが、実はブッダが弟子達に語っていた話をまとめた単なる物語なのです。その物語の中には、ブッダに帰依(きえ:ブッダを頼りすがる)した弟子や、仏、邪神などが多く登場してきます。

善女龍王(ぜんにょりゅうおう)が登場するのは、元はブッダの教えで最も難易度が高く、高僧達も挫折した者が多い経典の法華経です。この経典の提婆達多品(だいばだったほん)第十二の中で、善女龍王はわずか8歳の幼少期に、当時成仏(死ぬのではなく仏に成ること)することは出来ないと言われていた、女性の身だったにも係わらず、始めて悟りを開いた利発な子として紹介されるのです。

善女龍王は、八大龍王の一尊である沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の娘で、法華経に限らず「今昔物語」などの話などにも登場しています。その中では、干ばつに苦しむ庶民の為に、空海が行った雨乞いの儀式に力を貸した龍神として描かれていました。その為、神社やお寺で善女龍王を祀っているところは多くありますが、基本的にはブッダの眷属なのです。

九頭龍大神

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自然崇拝が根底にある日本人は、川や海、山などに神(主:ぬし)が暮らしているという考えを持っています。また、神にも恵みをくれる良い神と、自然災害の多い日本という国故に、人々の生活を破壊するほど荒ぶる神もいるという概念があります。

ここに神仏習合(しんぶつしゅうごう:神社とお寺を一緒にする)や、逆に廃仏毀釈(はいぶつきしゃく:仏教を弾圧)によって、龍神の扱いや概念などは様々に変化してきました。その中でも、龍神として一番有名で、強大なパワーを持つと言われているのが、九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)です。

文字通り九つの頭を持つ巨大な龍で、祀られている神社として有名なのは、長野県戸隠神社(とがくしじんじゃ)や箱根神社などがあり、パワースポットとしても人気があります。この九頭龍にも様々な言い伝えがあるのですが、基本的にどの言い伝えによっても悪さや災いをもたらす神として描かれているのです。しかしその龍は、法華経によって善神と化したという話や、調伏によって善神となったなど、最期は人々の守り神になったと言い伝えられています。

青龍など

Dragon Purple Chinese - Free vector graphic on Pixabay (621230)

ラーメン丼などに描かれている赤や青い龍などは、中華料理店でよく目にする馴染み深い絵柄です。先程も少し触れていますが、かつての中国大陸での龍は皇帝の権威を表す象徴で、神のような信仰の対象よりも使徒のような扱いと言えるでしょう。

その中での青龍(せいりゅう)は、四方(東西南北)のうちの東を守る霊獣とされていますが、日本では御神体として祀られている神社もあります。しかし、基本的には陰陽道や風水、道教などから来る方位を守るものとして青龍は使われることが多いのです。

龍には青や赤、白、黒、金など様々な色が存在しますが、それぞれに役割や位があります。五行説では、白は西、黒は北、金は中央の守護と言われ、5本の指を持つ金の龍は皇帝の使いや象徴とされてます。ちなみに、指が減る程中国の属国としての地位は低くなるのですが、2015年(平成27年)に国の交付金(税金)約3億円も使って龍柱を建てた沖縄の龍は爪が4本で作られているのです。このことからも、共産主義者達の発言に惑わされず、亡き前知事の翁長や、現知事のデニーは、今も中国の属国になろうと暗躍していることに、沖縄県民は危機感を持つことをおススメします。

瀬織津姫は龍神であるという説

Fantasy Amazone Light - Free photo on Pixabay (622046)

2018年(平成30年)頃から、突如として巷では縄文ブームが到来し始めました。自由なようで、何かと不自由な現代人にとっては、争いも無く、誰に管理されることも無く生きる為だけの狩りをして生きていた縄文人に、つい憧れてしまう気持ちも理解できます。

かなり昔から古代縄文文明や、古代文字であるカタカムナ、ヲシテ文字、龍文字などを研究している人達、また予言書と言われる日月神示(ひつきしんじ)、竹内文書(たけうちもんじょ)、九鬼文書(くかみもんじょ)などを研究している人達などにとっては、もはや常識とも呼べるものとして、世界の始まりは日本から始まったという説があります。

この話は意外と眉唾とも言い切れないほど、DNA鑑定や神話の共通点、世界の神々などの共通点、土器などの交易の痕跡などから、日本人(縄文人)は最初の人類であり、宇宙人によって作られたのでは無いか?とも考えられているのです。
Crocodile Eye - Free photo on Pixabay (622184)

都市伝説などではよく悪い宇宙人として名前が登場するレプティリアン(ドラコニアン)は、爬虫類型の宇宙人ですが、本来は人類の創造主でもあり、秩序を与えようとした良い宇宙人のエンキという神が元になっています。実は、現在世の中を支配する金融ユダヤ人達が信奉する獅子は、人間を利用しようとする悪い宇宙人エンリルという神で、この2人は未だに権力争いをしている兄弟なのです。

これと同じように古文書などには、艮金神(うしとらこんじん)と言われる龍型の神がおり、厳しいながらも人間達を守る為に、日本を作り上げ、世界中を統治していったと言われています。しかし、それを煩わしく思い、統治権を欲しがった他の神達(宇宙人?)は、艮金神を封印してしまい、世界は争いに包まれていったのです。

龍神や蛇神として描かれている神達が世界中にたくさん存在していることから、世界を統治していたのは爬虫類型の宇宙人だったことが窺えます。日本の初代天皇である神武天皇も、実は龍のような姿の表現がなされているのです。瀬織津姫も龍神と言われることが多いのですが、もしそうだとすれば相当重要な神であったと考えられるでしょう。ここでは、それらのことも含め、瀬織津姫が龍神と言われている説を紹介します。

瀬織津姫は水の神様であるから

Japan Kumamoto The Small Country - Free photo on Pixabay (622053)

大祓詞(おおはらえのことば)の中に表れる瀬織津姫は、渓谷にいて山の上から穢れや罪を滝に落とし、川から海へと流してくれる浄化の女神です。このことからも、瀬織津姫は水の神様と呼ばれています。

雨乞い、浄化、五穀豊穣などの御利益を期待される水の神様や、主(ぬし)などは、蛇や龍、河童、亀という霊獣に例えられたり、水は命の源だという概念から女神の姿をしていることが多いのです。

その為、瀬織津姫も龍神として考えられるのかもしれません。しかし、先程述べたように瀬織津姫が艮金神の下に仕えるレプティリアンだとすれば、例えでは無く本当に龍型の女神だったとも考えられるでしょう。

その他弁財天様であるという説も

Figure Statue Saraswati - Free photo on Pixabay (622073)

何度か触れていますが、日本では神仏習合や廃仏毀釈によって、神や仏が混合されてしまったり、名前を変えられてしまったりと、神や仏も変化を遂げてきました。瀬織津姫は封印された女神と言われているのですが、密やかにその姿を変えて、今現在は弁財天様(べんざいてんさま)として祀られているという説もあります。

弁財天は元々インドのヒンドゥー教に登場する、サラスヴァティと呼ばれる川の女神が元でした。そこに、仏教が誕生してからは、インドの神話やブッダの守護神として登場する、蛇神のナーガも混じりあい弁財天となったのです。その後弁財天は、仏教を守護する天部(てんぶ)に所属する女神となりました。

しかし、日本では神仏習合の際に弁財天様は色々な神の代わりや、合体神として更なる進化を遂げてしまいます。下半身が蛇で五穀豊穣を司る宇賀神(うがじん)を頭に乗せていたり、海や航海の安全を守る宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱である、市杵嶋姫命(いちきしまひめ)と同一されていることもあります。全てが水に係わりのある神だったことから、瀬織津姫も弁財天として祀られているという説が登場したのでしょう。

瀬織津姫復活

Painting La Nascita Di Venere - Free photo on Pixabay (622422)

瀬織津姫に傾倒しているようなネットの記事は、どちらかと言えばスピリチュアルにどっぷりハマっている人や、カウンセラーとして仕事をしている人が多いです。その為、瀬織津姫に対する知識や概念は人それぞれで、統一性があまりにもありません。

しかし、どのサイトでも封印されたという瀬織津姫の復活を望む声は多く、そこは一致しているのですが、目的はやはりバラバラなのです。龍神の章でも触れましたが、スピリチュアル界も仏教や宗教と同じく商売なので、やはり独自の感性や概念で「誰が一番だい?」大会をせねば、暮らしていけなくなる為仕方がありません。

中には何の知識も無く話している人や、朝廷を破壊したい共産主義思想を挟んでくる人もおり、サイトを読むにも注意が必要と言えるでしょう。ここでは、数々あるサイトの中から、古代縄文や古代文字、そして神々の歴史などの知識を持った人達が語る、瀬織津姫復活の理由を紹介していきます。

女性は瀬織津姫の欠片を持ち生まれる

Baby Kid Cute - Free photo on Pixabay (622440)

戦後GHQ(共産主義思想のコミンテルン)達は、日本人弱体化計画と同時に、民族浄化計画も進めていきました。その1つが、今も叫ばれる女性の解放や男女平等思想を植え付けることです。最近ではあまりにもやり過ぎて、純粋な日本人は減った上に少子高齢化社会が定着し、ただのワガママな女性が増えて最早女尊男卑状態となっているのが現状です。

正しい女性性の解放とは、本来持っている女としての役割を受け入れ、ありのままの自分を認めるということなのです。現代の女性達が働くことを求められているのは、少ない給料を男とシェアさせ低賃金で使うこと、家庭から母親を分離させて愛に飢えた子供を洗脳しやすくすること、そして税金や買い物などで大量にお金を使わせ、資本家達が儲けることが目的です。もちろん、男女の対立を煽り、結婚や家庭を作らせないようにする目的もあります。

仕事を持つことが悪いのでは無く、女性としての役割で男性を受け入れ、包み込み、新しい命を身体に宿して生み出すということは女性にしか出来ない行為なのです。現代は女性性の解放どころか、女性が男性化している為、心が悲鳴を上げている人達も多いのでは無いでしょうか?そのような女性性の封印と瀬織津姫を重ね合わせ、スピリチュアル界では女性は瀬織津姫の欠片を持って生まれてくると言われているのです。

その欠片は思い出すことによって効果が出る

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