目次
- 謎に包まれている瀬織津姫
- 瀬織津姫とは
- 人の穢れを浄化する女神
- 祭神にしている神社
- 龍神とは
- 様々な神様の総称
- 八大龍王
- 不動明王
- 善女龍王
- 九頭龍大神
- 青龍など
- 瀬織津姫は龍神であるという説
- 瀬織津姫は水の神様であるから
- その他弁財天様であるという説も
- 瀬織津姫復活
- 女性は瀬織津姫の欠片を持ち生まれる
- その欠片は思い出すことによって効果が出る
- 男性は瀬織津姫を守るために生まれた
- エネルギーが出ると地震が起きる
- 君の名はの主人公と瀬織津姫
- 瀬織津姫の別名はミツハメノカミ
- 名を隠され引き離されていた夫婦
- 長年隠されていた名を思い出した
- 映画に組み込まれた「陰陽結合」
- 桜の神との関係
- 織姫と彦星の元もこの2人の神
- 瀬織津姫はニギハヤヒと関係する
- ニギハヤヒの妻である
- 書物ホツマツタヱ
- スサノオノミコトとの関係性
- 瀬織津姫封印
- 持統天皇の令により祭神を変えた
- 神様の殆どが部族に起因
- 書籍「瀬織津姫物語」
- 瀬織津姫は謎に包まれている
via pixabay.com
冒頭から何度か登場するニギハヤヒは、古事記でも日本書紀にも登場する神です。漢字書くと、邇芸速日命(ニギハヤヒノミコト)ですが、彼が登場するのは一か所だけで多くの情報はありません。
ニギハヤヒノミコトは、神武天皇(この当時は、まだ伊波礼毘古命:イワレビコノミコト)の東征(とうせい:大和平定する為の軍行)の際、地上に降りた神武天皇の姿を追い、天から降りて神武天皇の臣下になろうとしていました。
しかし、ニギハヤヒノミコトの配下である、那賀須泥毘古(ナガスネヒコ)は戦いを止めようしなかった為、何故かニギハヤヒノミコトが殺して、神武天皇に国を譲ったと言われています。
ニギハヤヒノミコトは、神武天皇(この当時は、まだ伊波礼毘古命:イワレビコノミコト)の東征(とうせい:大和平定する為の軍行)の際、地上に降りた神武天皇の姿を追い、天から降りて神武天皇の臣下になろうとしていました。
しかし、ニギハヤヒノミコトの配下である、那賀須泥毘古(ナガスネヒコ)は戦いを止めようしなかった為、何故かニギハヤヒノミコトが殺して、神武天皇に国を譲ったと言われています。
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この一部分だけから見ると、ニギハヤヒは神武天皇などと同じく天津神(あまつがみ)の1人となりますが、彼にもまた様々な説があり、出雲族の神であった説や、全く別の神であった説など、人の解釈によってたくさんの説がある為、真相はつかめていません。
様々な説のある中で、映画「千と千尋の神隠し」にもニギハヤヒのヒントが隠されているとも言われています。映画の中では、主人公の千と彼女を助けてくれるハクという少年が登場しますが、2人は名前を取られ本当の名前を忘れてしまうのです。このハクの本名は「ニギハヤミ・コハクヌシ(饒速水小白主)」で、白龍の川の神でもありました。ちなみに日本書紀では、ニギハヤヒを「饒速日命」と書きます。
偶然とも思えない程似ている名前から、ハクのモデルはニギハヤヒではないか?という説もあります。また千は、八百万の神達が入りにくる湯屋で働きます。神達の汚れ(穢れ)を洗い流す千は、瀬織津姫という可能性まで考えられるでしょう。川の神、名前を隠される、そして龍という奇妙な一致から、宮崎駿監督の真意は不明ですが、もしかするとニギハヤヒと瀬織津姫をモチーフにしているのかもしれません。
様々な説のある中で、映画「千と千尋の神隠し」にもニギハヤヒのヒントが隠されているとも言われています。映画の中では、主人公の千と彼女を助けてくれるハクという少年が登場しますが、2人は名前を取られ本当の名前を忘れてしまうのです。このハクの本名は「ニギハヤミ・コハクヌシ(饒速水小白主)」で、白龍の川の神でもありました。ちなみに日本書紀では、ニギハヤヒを「饒速日命」と書きます。
偶然とも思えない程似ている名前から、ハクのモデルはニギハヤヒではないか?という説もあります。また千は、八百万の神達が入りにくる湯屋で働きます。神達の汚れ(穢れ)を洗い流す千は、瀬織津姫という可能性まで考えられるでしょう。川の神、名前を隠される、そして龍という奇妙な一致から、宮崎駿監督の真意は不明ですが、もしかするとニギハヤヒと瀬織津姫をモチーフにしているのかもしれません。
ニギハヤヒの妻である
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ニギハヤヒの妻は自ら殺した配下の、ナガスネヒコの妹であると言われていますが、古事記では「登美夜毘売(トミヤビメ)」、日本書紀では「三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)」と書かれ、この姫は他にもたくさん名前があるので、彼女の正体もやはり不明です。
しかし、正式な歴史書には当たらないとされる古文書類では、ニギハヤヒの妻は瀬織津姫と書かれいるものがあります。そこでは、ニギハヤヒの名前も「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(アマテル・クニテルヒコ・アマノホノアカリ・クシタマ・ニギハヤヒノミコト)」で、通称「アマテル」とされています。
天照と言えば、天照大御神(アマテラスオオミカミ)のことですが日本では女神です。しかし、世界の太陽神や、陰陽の法則で考えてみても、太陽神というのはたいていは男神なのです。これらのことから、ニギハヤヒの正体は太陽神であると言われており、瀬織津姫が妻であるという説もあります。
しかし、正式な歴史書には当たらないとされる古文書類では、ニギハヤヒの妻は瀬織津姫と書かれいるものがあります。そこでは、ニギハヤヒの名前も「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(アマテル・クニテルヒコ・アマノホノアカリ・クシタマ・ニギハヤヒノミコト)」で、通称「アマテル」とされています。
天照と言えば、天照大御神(アマテラスオオミカミ)のことですが日本では女神です。しかし、世界の太陽神や、陰陽の法則で考えてみても、太陽神というのはたいていは男神なのです。これらのことから、ニギハヤヒの正体は太陽神であると言われており、瀬織津姫が妻であるという説もあります。
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アマテラスオオミカミを祀る神社の総本山と言えば、伊勢神宮ですが、ここの外宮には豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)という食を司る女神がいます。
この国の神達は、イザナギとイザナミの他にも男女ペアで子(神)を産むことが多いのです。しかし、伊勢神宮には、女神であるアマテラスオオミカミの食事やお世話係として、女神が祀られているのです。しかもこの豊受大御神は、古事記には登場しますが日本書紀には登場しません。
日本書紀ではニギハヤヒの妻として登場する「三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)」の炊の文字からは、米の印象を感じられることや、彼女の名前もまた多々あることで、正体がよく分からない為、豊受大御神が瀬織津姫という可能性も考えられるでしょう。古文書ではニギハヤヒ(アマテル)は瀬織津姫のあまりの美しさに惹かれ、妻にしたという話が登場していることで、やはり何かしらの秘密が消されてしまったのかもしれません。
この国の神達は、イザナギとイザナミの他にも男女ペアで子(神)を産むことが多いのです。しかし、伊勢神宮には、女神であるアマテラスオオミカミの食事やお世話係として、女神が祀られているのです。しかもこの豊受大御神は、古事記には登場しますが日本書紀には登場しません。
日本書紀ではニギハヤヒの妻として登場する「三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)」の炊の文字からは、米の印象を感じられることや、彼女の名前もまた多々あることで、正体がよく分からない為、豊受大御神が瀬織津姫という可能性も考えられるでしょう。古文書ではニギハヤヒ(アマテル)は瀬織津姫のあまりの美しさに惹かれ、妻にしたという話が登場していることで、やはり何かしらの秘密が消されてしまったのかもしれません。
書物ホツマツタヱ
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戦後日本の大学には、GHQの日本弱体化計画の為に多くの共産主義者(コミンテルン)が、大学などを始めとする教育の世界に入り込んだおかげで、日本の歴史の多くが変えられてしまいました。彼らは、日本人がいかにダメなのか、おかしいのかという自虐史観を植え付けるべく、この国の素晴らしさを今も消し続けているのです。
その為、いくら大学や大学院などで研究をしたところで、未だ教科書に載っていることや、先生が言うことを疑わない洗脳者達が、日本の様々なところにいます。学び問うのが学問で、暗記が得意なだけの勉強好きは、真実を探ろうとはしたがりません。何故なら、今まで学んだことが無駄になってしまうからです。
更に現在は多くの在日朝鮮人や韓国人が入り込み、特亜(中国、韓国、北朝鮮)に都合の悪い歴史を消すことや、彼らの妄想歴史書と辻褄を合わせる為、将来官僚やエリートになるような学校の歴史教科書ほど、狂った内容となっています。
その為、いくら大学や大学院などで研究をしたところで、未だ教科書に載っていることや、先生が言うことを疑わない洗脳者達が、日本の様々なところにいます。学び問うのが学問で、暗記が得意なだけの勉強好きは、真実を探ろうとはしたがりません。何故なら、今まで学んだことが無駄になってしまうからです。
更に現在は多くの在日朝鮮人や韓国人が入り込み、特亜(中国、韓国、北朝鮮)に都合の悪い歴史を消すことや、彼らの妄想歴史書と辻褄を合わせる為、将来官僚やエリートになるような学校の歴史教科書ほど、狂った内容となっています。
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お勉強が得意な人達が集まるアカデミックな世界では、基本的に今まで学んだことを仮定にして語る為、新しい発見をした者達を徹底的叩いたり、否定したりして自分達の権威やプライドを守ろうとします。
しかし、そのような否定にめげず、この国の成り立ちを探ろうと、個人的に研究を続けている人達はたくさんいるのです。その中の1つに「ホツマツタヱ」という古文書があります。ヲシテ文字(神代文字)と呼ばれる〇や△のような組み合わせ書かれるこの書は、江戸時代に書かれた写本でしか発見されていない為、偽書と断定する人も多いのです。
このホツマツタヱは、古事記や日本書紀の源書と言われるほど、この国の成り立ちや神達の登場などの内容は、古事記や日本書紀に通ずる内容が描かれています。五七調の文章で成り立つこの書は、40アヤ(章)で書かれており、この中でニギハヤヒの名前や瀬織津姫を妻にしたことなどが書かれているのです。真実は分かりませんが、偽物だと言い切ることも出来ないのが古文書の面白さと言えるでしょう。
しかし、そのような否定にめげず、この国の成り立ちを探ろうと、個人的に研究を続けている人達はたくさんいるのです。その中の1つに「ホツマツタヱ」という古文書があります。ヲシテ文字(神代文字)と呼ばれる〇や△のような組み合わせ書かれるこの書は、江戸時代に書かれた写本でしか発見されていない為、偽書と断定する人も多いのです。
このホツマツタヱは、古事記や日本書紀の源書と言われるほど、この国の成り立ちや神達の登場などの内容は、古事記や日本書紀に通ずる内容が描かれています。五七調の文章で成り立つこの書は、40アヤ(章)で書かれており、この中でニギハヤヒの名前や瀬織津姫を妻にしたことなどが書かれているのです。真実は分かりませんが、偽物だと言い切ることも出来ないのが古文書の面白さと言えるでしょう。
スサノオノミコトとの関係性
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国や神を産んだ神、イザナギとイザナミの子であり、アマテラスオオミカミの弟にも当たる須佐之男命(スサノオノミコト)は、母亡き後から手の付けられないほどの横暴を働き、高天原(たかまがはら)から追放され、出雲へと降り立ちます。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して、妻を娶り、出雲を治めたと言われるこの神と、ニギハヤヒが父と子の関係である言う説もありますが、先程紹介したホツマツタヱでは、ニギハヤヒ(アマテル)はアマテラスやスサノオノの兄であると言われています。
先程も少し触れましたが、スサノオは雄牛に例えられます。そして、その話を説くものは日ユ同祖論や、朝鮮半島との係わりを持つ者しかいない為、スサノオを利用して、権力の正当化したい偽ユダヤ(白人)達の仕業ではないかと考えられます。この世を元々支配していた龍型の宇宙人(神)、艮金神やドラコニアン(レプティリアン)の話で考えると、龍を牛が退治するとは、まさにエンキとエンリルの対決にも考えられます。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して、妻を娶り、出雲を治めたと言われるこの神と、ニギハヤヒが父と子の関係である言う説もありますが、先程紹介したホツマツタヱでは、ニギハヤヒ(アマテル)はアマテラスやスサノオノの兄であると言われています。
先程も少し触れましたが、スサノオは雄牛に例えられます。そして、その話を説くものは日ユ同祖論や、朝鮮半島との係わりを持つ者しかいない為、スサノオを利用して、権力の正当化したい偽ユダヤ(白人)達の仕業ではないかと考えられます。この世を元々支配していた龍型の宇宙人(神)、艮金神やドラコニアン(レプティリアン)の話で考えると、龍を牛が退治するとは、まさにエンキとエンリルの対決にも考えられます。
瀬織津姫封印
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様々な説や名前があり、未だに謎が多い瀬織津姫は一体何者なのでしょう?そして、名を消され封印されたという理由も、未だにハッキリしていないのです。
歴史は勝者が作ると冒頭でも述べましたが、現存する資料などにおかしな点や辻褄の合わないことがあるのは当然でしょう。その時点の権力者にとって、歴史を都合の良いものにせねばならないのは、どの国もどの時代でも変わりはありません。
しかし、その辻褄の合わない部分や、密やかに伝わる口伝、物語などに隠される敗者達の声を拾い上げ、想いを馳せながら学び問い続けることは大切なことです。大祓詞に登場する瀬織津姫は、確かに古事記や日本書紀には登場しませんが、そこには何かしらの理由があるのかもしれません。ここでは、瀬織津姫封印説について紹介します。
歴史は勝者が作ると冒頭でも述べましたが、現存する資料などにおかしな点や辻褄の合わないことがあるのは当然でしょう。その時点の権力者にとって、歴史を都合の良いものにせねばならないのは、どの国もどの時代でも変わりはありません。
しかし、その辻褄の合わない部分や、密やかに伝わる口伝、物語などに隠される敗者達の声を拾い上げ、想いを馳せながら学び問い続けることは大切なことです。大祓詞に登場する瀬織津姫は、確かに古事記や日本書紀には登場しませんが、そこには何かしらの理由があるのかもしれません。ここでは、瀬織津姫封印説について紹介します。
持統天皇の令により祭神を変えた
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第41代持統天皇(じとうてんのう:女性)は、女性として即位した自分に正当性を持たせる為、縄文の女神であった瀬織津姫を封印し、天照大御神も女神に変えてしまったという説があります。
現代も間違えた男女平等思想を訴える輩は、万世一系の天皇に対して差別だ差別だと騒ぎ立てていますが、女系と女性では大きな違いがあることを間違えてはいけません。126代続く天皇のうち、天皇の娘が即位して男系女性天皇となったのは8~10人います。しかし、これが女系(母方)の血の流れになると、別の王朝が出来上がってしまう為、あくまでも中継ぎとして即位していたのです。
話は少し逸れましたが、瀬織津姫を封印したとする持統天皇は、そもそも初めての女性天皇ではありません。彼女の前には、すでに推古天皇を始め3人の女性天皇がいました。確かに古事記や日本書紀は、彼女の退位後の712年と720年に完成し、日本書紀に至っては持統天皇の時代までが書かれています。しかし、それまでの間にすでに3人の女性天皇がいたことを考えれば、今更正当性を強化する必要性は本当に必要だったのか?という疑問が残るのです。
現代も間違えた男女平等思想を訴える輩は、万世一系の天皇に対して差別だ差別だと騒ぎ立てていますが、女系と女性では大きな違いがあることを間違えてはいけません。126代続く天皇のうち、天皇の娘が即位して男系女性天皇となったのは8~10人います。しかし、これが女系(母方)の血の流れになると、別の王朝が出来上がってしまう為、あくまでも中継ぎとして即位していたのです。
話は少し逸れましたが、瀬織津姫を封印したとする持統天皇は、そもそも初めての女性天皇ではありません。彼女の前には、すでに推古天皇を始め3人の女性天皇がいました。確かに古事記や日本書紀は、彼女の退位後の712年と720年に完成し、日本書紀に至っては持統天皇の時代までが書かれています。しかし、それまでの間にすでに3人の女性天皇がいたことを考えれば、今更正当性を強化する必要性は本当に必要だったのか?という疑問が残るのです。
神様の殆どが部族に起因
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天皇家をどうしても悪者にしたい特亜やコミンテルン達は、世界一続く万世一系の朝廷を破壊したくて仕方がありません。共産主義者は権力者を庶民が怖し、利権や権力を奪いたい革命家です。しかし、日本の朝廷に権力は無く、かつて革命で滅ぼされてきた世界の王室とは意味が違う為、マスコミや歴史などで今も動かぬ庶民を洗脳しようと躍起になっているのです。
確かに当初は、国を統一する為に様々なことがあったでしょう。それは古事記や日本書紀でも明らかです。しかし、今更それを責めて世界最古の歴史を持つこの国を変えることは、それまで必死に皇統を守り続けてきた祖先達の努力を無駄にすることになるのです。
話を戻しますが、あまり歴史を知らない人にとっては、縄文時代後半に弥生人が入り込み戦を起こしたという話や、元々この国を支配していた出雲族を、天皇家の大和族が攻め滅ぼしたという程度の認識しかないかもしれません。しかし、縄文人と言っても、実は蝦夷(えみし)、海人族(あまぞく)、日向(ひむか)、隼人(はやと)など、たくさんの部族単位がありました。この各地を治めていた部族と大和族の戦いが、古事記や日本書紀には書かれているのです。
確かに当初は、国を統一する為に様々なことがあったでしょう。それは古事記や日本書紀でも明らかです。しかし、今更それを責めて世界最古の歴史を持つこの国を変えることは、それまで必死に皇統を守り続けてきた祖先達の努力を無駄にすることになるのです。
話を戻しますが、あまり歴史を知らない人にとっては、縄文時代後半に弥生人が入り込み戦を起こしたという話や、元々この国を支配していた出雲族を、天皇家の大和族が攻め滅ぼしたという程度の認識しかないかもしれません。しかし、縄文人と言っても、実は蝦夷(えみし)、海人族(あまぞく)、日向(ひむか)、隼人(はやと)など、たくさんの部族単位がありました。この各地を治めていた部族と大和族の戦いが、古事記や日本書紀には書かれているのです。
書籍「瀬織津姫物語」
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瀬織津姫をこの様々な部族たちの女神とし、持統天皇が封印したという説を唱えているのは、音楽家の山水治夫です。ほとんど神社などに参拝したことも無い彼が、ある日瀬織津姫の名前を知ることから彼女の正体を調べ、この女神に惚れ込み本を出版しました。
その書籍が「瀬織津姫物語」で、この中で先程の自論を唱えています。しかし、先に少し触れていますが、この作者山水治夫の会社こそが、瀬織津姫を43項目も商標登録をした「有限会社ヤンズ」なのです。
自分の商品のみならず、瀬織津姫の名の付く本やグッズに至るまでに商標登録を掛け、他者が瀬織津姫の著作やグッズなどを生み出すチャンスを潰してしまいました。これでは、せっかく瀬織津姫を本格的に研究し、著作を発表しようとしても彼女の名前を自由に使うことが出来ません。この行為により、彼の出した瀬織津姫に対する説は、例え正しいところがあったとしても信憑性を感じることは出来ません。
その書籍が「瀬織津姫物語」で、この中で先程の自論を唱えています。しかし、先に少し触れていますが、この作者山水治夫の会社こそが、瀬織津姫を43項目も商標登録をした「有限会社ヤンズ」なのです。
自分の商品のみならず、瀬織津姫の名の付く本やグッズに至るまでに商標登録を掛け、他者が瀬織津姫の著作やグッズなどを生み出すチャンスを潰してしまいました。これでは、せっかく瀬織津姫を本格的に研究し、著作を発表しようとしても彼女の名前を自由に使うことが出来ません。この行為により、彼の出した瀬織津姫に対する説は、例え正しいところがあったとしても信憑性を感じることは出来ません。
瀬織津姫は謎に包まれている
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