目次
- 埼玉県愛犬家連続殺人事件の概要
- アフリカケンネル
- 川崎昭男にビジネスを持ちかける
- 川崎昭男とのトラブル
- アフリカケンネルの資金不足
- 川崎昭男さんを殺害
- 山崎永幸を脅迫
- 被害者の車を処分する
- 関根元が遺体を解体する
- 殺人を察知した暴力団幹部
- 暴力団幹部からの脅迫
- 暴力団幹部・運転手を殺害
- 次の被害者
- 滝口光江とのトラブル
- 滝口さんを殺害
- 関根元の屍姦
- 関根元・風間博子を逮捕
- 主犯格・関根元の生い立ち
- 出生
- 幼少時代
- 中卒で就職
- 結婚離婚を繰り返す
- 「アフリカケンネル」を開業
- 詐欺まがいの商法を行なっていた
- 暴力団との交友
- 共犯者・風間博子とは
- 結婚をきっかけに客から従業員へ
- 金銭管理能力が高い
- 出生
- 離婚歴
- 関根元からのDV
- 共犯者・山崎永幸とは
- アフリカケンネルの役員
- 自宅を遺体解体場所として提供
- 犯行手口は「ボディを透明にする」
- 使用された薬物
- 遺体の解体
- 硝酸ストリキニーネの効果・入手方法とは
- 入手経路
- 青酸カリのように即効性がない
- 効果や症状
- 症状が類似する薬物
- 呼吸麻痺・乳酸アシドーシスで死に至る
- 関根元の発言
- 詐欺というのはしんどいね。やっぱり殺すのが一番面倒がなくていいよ。
- 気に入らない奴は全部透明にしちまえばいいんだ。
- それはこの関根元が決めるんだ。俺が今日死ねと言えば、そいつは死ぬ。
- 殺しのオリンピックがあればオレは金メダル間違いなしだ
- 何でもそうだが、一番大事なのは経験を積むこと
- 骨を燃やすにもコツがいる
- 埼玉愛犬家連続殺人事件の犯人の現在
- 関根元への判決
- 山崎永幸への判決
- 風間博子への判決
- 関根元は拘置所で病死
- 山崎永幸は出所後、本を出版
- 風間博子は今も収容されている
- 関根元と風間博子の娘が週刊誌で心境を告白
- 殺されかけた住職が明かす犯行手口
- 神や仏はいるんだな
- 関根元は自ら「在日」を名乗っていた
- 愛犬家を震撼させた、埼玉の凶悪事件
幼少時代の関根元は、虚言癖があるという事で「ホラ吹き元」と呼ばれていたそうです。口が達者で、いつも嘘をついて皆んなの気をひき、注目を集めていました。周りの人たちはそれに振り回され、困惑していました。
この虚言癖は大人になって更にタチが悪くなっているようです。
また、異常な目立ちたがり屋で、中学生の時には注目を集めたくて学校の2階の窓から、校庭に飛び降りるなんていう事をしていたそうです。何かの形で人から認めてもらいたかったのかもしれません。
この虚言癖は大人になって更にタチが悪くなっているようです。
また、異常な目立ちたがり屋で、中学生の時には注目を集めたくて学校の2階の窓から、校庭に飛び降りるなんていう事をしていたそうです。何かの形で人から認めてもらいたかったのかもしれません。
中卒で就職
via pixabay.com
中学を卒業した関根元は、高校へは行かずにラーメン屋に就職をします。進学しなかったのは、家庭の事情もあったのかも知れません。そして、そこで一緒に働いていた女性と19歳の時に結婚しています。
その女性とは3人の子供を授かり、ここまでは普通の幸せな人生のはずでした。
しかし、そのラーメン屋の主人は後に殺害されていて、関根は自分がやったかのように仄めかしています。関根元は4人を殺害した罪で捕まりましたが、人には30人以上殺していると言ったこともあり、もしかしたらラーメン屋店主も本当に殺めているのかも知れません。
その女性とは3人の子供を授かり、ここまでは普通の幸せな人生のはずでした。
しかし、そのラーメン屋の主人は後に殺害されていて、関根は自分がやったかのように仄めかしています。関根元は4人を殺害した罪で捕まりましたが、人には30人以上殺していると言ったこともあり、もしかしたらラーメン屋店主も本当に殺めているのかも知れません。
結婚離婚を繰り返す
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19歳で結婚した関根元ですが、その後結婚と離婚を繰り返す事になります。最初の奥さんとの間に3人の子供を授かり、幸せな家庭を築いていた関根元ですが、看護婦をしていた別の女性と関係を持ち、それが理由で最初の奥さんとは離婚してしまいます。
別の女性とアパートに住みはじめた関根元はその後もすぐに浮気をし離婚、結婚を繰り返します。中には最初の妻との間に出来た娘の同級生までいました。
そんな関根元が7回目に結婚したのが、風間博子でした。当時、風間博子はヤクザに付きまとわれていて、それを関根元が助けた事がきっかけで付き合いが始まりましたが、そのヤクザは資産家の風間に近ずく為、関根元によって仕込まれていたという可能性があり、さらに関根と報酬の事で揉めた後、ヤクザが失踪したという話もあります。
別の女性とアパートに住みはじめた関根元はその後もすぐに浮気をし離婚、結婚を繰り返します。中には最初の妻との間に出来た娘の同級生までいました。
そんな関根元が7回目に結婚したのが、風間博子でした。当時、風間博子はヤクザに付きまとわれていて、それを関根元が助けた事がきっかけで付き合いが始まりましたが、そのヤクザは資産家の風間に近ずく為、関根元によって仕込まれていたという可能性があり、さらに関根と報酬の事で揉めた後、ヤクザが失踪したという話もあります。
「アフリカケンネル」を開業
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1975年頃から関根元は地元の秩父で、ペットショップや、犬、ライオンや虎などのリース業をはじめます。そういった猛獣を扱っている事に加え、ヤクザのような風貌で地元住民からは距離を置かれていました。
その頃付き合いのあった暴力団幹部との揉め事が原因で、関根元は一時期秩父を離れ、静岡県の伊東市に身を眩ませていました。
その後、埼玉県に戻り熊谷市で「アフリカケンネル」を開業します。1982年の事です。
その頃付き合いのあった暴力団幹部との揉め事が原因で、関根元は一時期秩父を離れ、静岡県の伊東市に身を眩ませていました。
その後、埼玉県に戻り熊谷市で「アフリカケンネル」を開業します。1982年の事です。
詐欺まがいの商法を行なっていた
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人心掌握能力が高く、巧みな話術とユーモアで人を惹きつけるのが上手かった関根元は、当初から詐欺まがいの商売をしていました。
顧客に販売した犬をこっそり忍び込んで盗み、ある時は殺してしまって、悲しみにくれている飼い主の所に行って、また新たな犬を買わせるという事もしていました。
幼少の頃からの虚言癖で、自分を資産家にように見せたり、英雄のような経歴があると見せ、取材などの際にも店の宣伝に利用していました。
顧客に販売した犬をこっそり忍び込んで盗み、ある時は殺してしまって、悲しみにくれている飼い主の所に行って、また新たな犬を買わせるという事もしていました。
幼少の頃からの虚言癖で、自分を資産家にように見せたり、英雄のような経歴があると見せ、取材などの際にも店の宣伝に利用していました。
暴力団との交友
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ペットショップを始めた頃から、関根元は暴力団との付き合いがありました。
シベリアンハスキーなどは当時の日本ではまだ珍しかったのですが、関根元はブリーダーとしての優れた嗅覚を活かし、いち早く日本に輸入し注目を集めていました。
一時は随分儲かっていた関根ですがバブルの崩壊と共に、多額の負債を抱え込むようになり、金銭トラブルの解決のために暴力団がよく相談に乗っていたそうです。
シベリアンハスキーなどは当時の日本ではまだ珍しかったのですが、関根元はブリーダーとしての優れた嗅覚を活かし、いち早く日本に輸入し注目を集めていました。
一時は随分儲かっていた関根ですがバブルの崩壊と共に、多額の負債を抱え込むようになり、金銭トラブルの解決のために暴力団がよく相談に乗っていたそうです。
共犯者・風間博子とは
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共犯者である風間博子について説明していきましょう。「アフリカケンネル」は株式会社としての実質的な経営者は関根元でしたが、登記上の代表取締役社長は風間博子でした。
関根元が主犯で、風間博子は従犯という印象が強いのですが、3人目の殺害事件までは2人が対等の立場で犯行に及んでいると認定されています。
この夫婦は事件前の1993年に離婚をしていますが、これは税金対策のための偽装離婚で、それにより2人は別の姓を名乗っています。
関根元が主犯で、風間博子は従犯という印象が強いのですが、3人目の殺害事件までは2人が対等の立場で犯行に及んでいると認定されています。
この夫婦は事件前の1993年に離婚をしていますが、これは税金対策のための偽装離婚で、それにより2人は別の姓を名乗っています。
結婚をきっかけに客から従業員へ
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風間博子はもともと、「アフリカケンネル」に客としてきていました。そして関根と関わっていく中でだんだんと惹かれていき、ついには結婚までする事になります。関根元という男は何故かモテるようです。
風間博子は関根元に本当に惚れていたそうで、関根の前の妻たちに対してライバル心を抱き、刺青までいれていたそうです。
もともと犬が大好きな風間は「アフリカケンネル」でブリーダーとしての才覚も目覚め、ドッグショーなどで関根に代わりハンドラーを務めたりしました。
風間博子は関根元に本当に惚れていたそうで、関根の前の妻たちに対してライバル心を抱き、刺青までいれていたそうです。
もともと犬が大好きな風間は「アフリカケンネル」でブリーダーとしての才覚も目覚め、ドッグショーなどで関根に代わりハンドラーを務めたりしました。
金銭管理能力が高い
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風間博子はまた、激しい浪費癖を持っている関根とは対照的に、金銭を管理する能力が高く、「アフリカケンネル」では経理を担当していました。
風間博子は関根元と税金対策の為に偽装離婚をしていて、形式的には「アフリカケンネル」の社長となっています。「アフリカケンネル」の金銭面の事を担当していたので、金銭関係の事件には大体関わっていると言われています。
風間博子は関根元と税金対策の為に偽装離婚をしていて、形式的には「アフリカケンネル」の社長となっています。「アフリカケンネル」の金銭面の事を担当していたので、金銭関係の事件には大体関わっていると言われています。
出生
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風間博子は1957年の2月に熊谷市で生まれました。お金持ちのお嬢様として不自由のない生活をしていました。犬が大好きで、寡黙ではありますが気が強いところもある少女だったようです。
風間博子は関根元とは違って資産家の家に生まれ、お嬢様として育ちました。そして、保育士として働いていたり普通の真っ当な暮らしをしていました。とても殺人を犯したりするような家庭環境ではありませんでしたから、ご両親はさぞ驚いたでしょうし、胸を痛めているでしょう。
風間博子は関根元とは違って資産家の家に生まれ、お嬢様として育ちました。そして、保育士として働いていたり普通の真っ当な暮らしをしていました。とても殺人を犯したりするような家庭環境ではありませんでしたから、ご両親はさぞ驚いたでしょうし、胸を痛めているでしょう。
離婚歴
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