目次
- エタるの意味と語源
- エタるの意味
- エタるの語源
- エタるの類語
- 未完成品
- 連載終了
- エタるを使った例文
- 誰からも反応が無く、このままエタってしまいそう
- この作品、全然話が進んでいないけど、このままエタるかも…
- この漫画の作者が急死してしまったけど、やはり、エタってしまうのだろうか?
- エタる作品の特徴と原因10つ
- ファンがいない
- ネタ切れ
- ラストを考えていなかった
- 時間が取れなくなった
- 書きたくなくなった
- 誹謗中傷が辛いから
- 誰かと作品が似ていたから
- 話が自分で手に負えなくなったから
- 面白くないと思いこんでしまったから
- 書くのがめんどくさくなったから
- 好きな作品がエタる状態になった時の対処法
- 作者にファンメールを送る
- 脳内で補正する
- 同人誌を買う
- エタるのをやめるために作者が気を付けるべきこと
- プロットを作る
- 読者の声を聞きすぎない
- ファンレターやメールは大切に
- ネタ切れしたら気分転換を
- ラストはある程度考えてから書く
- エタるのエピソードを紹介!
- 誹謗中傷に心を痛め、作品をエタらせてしまった
- 書くのが面倒になり、執筆を止めてしまいエタらせてしまった。
- 「エタった」と言われる作品とは?
- 誰でも作品が書ける時代だからこそエタるのも多いかも……
エタるの意味と語源
via pixabay.com
若者言葉の一つとしてよく耳にする『エタる』という言葉。この言葉は、漫画や小説・ゲームなどを作成するクリエイターにまつわる言葉として使われている言葉です。では、「エタる」には一体どんな意味があるのでしょうか。
また、エタるにはどのような語源があるのか、意味についても一緒に確認していきましょう。
また、エタるにはどのような語源があるのか、意味についても一緒に確認していきましょう。
エタるの意味
via pixabay.com
主にクリエイターにまつわる新語ということで、多くの若者が中心に使っている『エタる』という言葉。この言葉は、『作成したものが未完のまま放棄され終わってしまう』という意味を持ちます。つまり、漫画や小説などの作品が作者の都合によって途中で話が止まり、連載そのものが完全に終わってしまったものを『エタる』といいます。
大事なのは「作者の都合で」「終わった」ということですので「人気が出なくて打ち切り」や「休止している」という状態は「エタる」とは言いません。そのため、個人ホームページなどで公開されている作品に「エタる」はよく使われる言葉です。
大事なのは「作者の都合で」「終わった」ということですので「人気が出なくて打ち切り」や「休止している」という状態は「エタる」とは言いません。そのため、個人ホームページなどで公開されている作品に「エタる」はよく使われる言葉です。
エタるの語源
via pixabay.com
未完のまま、作者の都合で制作が放棄されてしまった作品を『エタる』ということまで分かりましたが、では、この言葉は、どこからやってきた言葉なのでしょうか。
実は、この『エタる』という言葉の語源は、英語で「永遠の」や「不滅の」という意味を持つ『エターナル』が語源と言われています。この『永遠の』という意味が、『永遠に終わることなく放棄されてしまった作品』というふうに派生した意味で、『エタる』と使われるようになったのです。
実は、この『エタる』という言葉の語源は、英語で「永遠の」や「不滅の」という意味を持つ『エターナル』が語源と言われています。この『永遠の』という意味が、『永遠に終わることなく放棄されてしまった作品』というふうに派生した意味で、『エタる』と使われるようになったのです。
エタるの類語
via pixabay.com
さて、『エタる』という言葉には、よくにた類語というのもあります。もちろん、本来の『永遠の』、『不滅の』といった意味とはまた異なりますが、ニュアンスはよく似ています。
では、どんな類語があるのか見ていきましょう。
では、どんな類語があるのか見ていきましょう。
未完成品
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未完成品というのは、エタってしまった作品同様、完成までたどり着いていないまだ未完な作品を総称して指す言葉です。
ただし、こちらは、あくまで未完成品で、制作を放棄したわけではありません。先程も触れた、連載休止したものも含まれていれば、今連載中のものも含まれます。
あくまで完結していない作品に対して未完成品と言っているに過ぎず、決してこれらの作品はエタっている作品ではありませんので、誤解しないようにしましょうね。
ただし、こちらは、あくまで未完成品で、制作を放棄したわけではありません。先程も触れた、連載休止したものも含まれていれば、今連載中のものも含まれます。
あくまで完結していない作品に対して未完成品と言っているに過ぎず、決してこれらの作品はエタっている作品ではありませんので、誤解しないようにしましょうね。
連載終了
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連載終了とは、作者の都合だけに限らず、出版社の都合もあって、連載そのものが終了してしまった作品に対して使われる言葉です。例えば、読者アンケートで人気が何周も低い漫画作品は、漫画雑誌の連載を打ち切られることがあり、その際に連載終了とされることがあります。このような作品には「エタる」という表現は使われません。
あくまで「エタる」とは製作途中で放棄された作品に使う言葉なのです。「書ける環境があるのに、作者が飽きて放棄した作品」にのみ使われる言葉だと理解しておきましょう。
あくまで「エタる」とは製作途中で放棄された作品に使う言葉なのです。「書ける環境があるのに、作者が飽きて放棄した作品」にのみ使われる言葉だと理解しておきましょう。
エタるを使った例文
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『エタる』という言葉にもしっかりとした意味があり、また、一方では、『未完成品』・『連載終了』といった類語も存在しているため、使い方には注意が必要です。ここでは、実際に「エタる」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
誰からも反応が無く、このままエタってしまいそう
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頑張って書いた作品をネットにアップしても、誰からも相手にされないと創作意欲がなくなってしまうという人もいるでしょう。アンチの反応すらなく、全くの無反応だと「そもそも見ている人がいないんじゃないか」と悲しくなってしまうのも当然のことです。
そのため、書き続けるモチベーションを失い「このままだとエタッちゃいそう」と自分で言うこともあります。お気に入りの作品の作者がブログなどで「エタりそう」と言っていたら、感想を送ったほうが良いかもしれません。
そのため、書き続けるモチベーションを失い「このままだとエタッちゃいそう」と自分で言うこともあります。お気に入りの作品の作者がブログなどで「エタりそう」と言っていたら、感想を送ったほうが良いかもしれません。
この作品、全然話が進んでいないけど、このままエタるかも…
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短編小説ならまだしも、連載ものの漫画・小説って、一冊読み終えたら、早く続きが読みたいと思いますよね。しかし、作者の都合によって連載が滞り、一切連載再開のめどすら見えなくなってしまうなんてことも、実は意外とよくある話です。
たとえば何度も休載を繰り返している「HUNTER×HUNTER」のような作品は、もう続きが描かれないかもしれないと不安になっている人は多いのではないでしょうか。読者の間で「あの作品、エタッちゃうかもね」なんていう噂が発生することもあります。
たとえば何度も休載を繰り返している「HUNTER×HUNTER」のような作品は、もう続きが描かれないかもしれないと不安になっている人は多いのではないでしょうか。読者の間で「あの作品、エタッちゃうかもね」なんていう噂が発生することもあります。
この漫画の作者が急死してしまったけど、やはり、エタってしまうのだろうか?
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連載中の漫画や小説の中には、作者自身が、病気や事故により急死してしまい、エタってしまうことがあります。例えば、多田かおる先生の『イタズラなKiss』、青山景先生の『よいこの黙示録』など、結構有名な作品も、実は、エタっているのです。人気作品が『エタる』のは、ほんとに寂しく悲しいことですが、自殺という最悪なケースも含め、事故や病気により、作者が急死されている以上、どうすることも出来ませんよね。
ただし、作者が急死してしまっても所属事務所の社員や家族が跡を受け継いで完結させてくれる場合もあります。たとえば「サイボーグ009」のように、小説版として完結、ということもあるのです。
ただし、作者が急死してしまっても所属事務所の社員や家族が跡を受け継いで完結させてくれる場合もあります。たとえば「サイボーグ009」のように、小説版として完結、ということもあるのです。
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