2019年8月24日 更新

池袋通り魔殺人事件を起こした造田博の生い立ちは?事件後の現在とは

池袋通り魔殺人事件は2名の死者と6名の重傷者を出した事件で、犯人の造田博は死刑を言い渡されて現在は東京拘置所に収監されています。複雑な生い立ちの持ち主ですが犯行動機は非常に身勝手なものです。事件の概要や生い立ちについてご紹介します。

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造田が事件を起こした後も失踪した両親が名乗り出ることはありませんでした。遺産を相続したことがきっかけでギャンブルにはまり、息子を捨てて行方をくらませた両親の罪は計り知れません。

現在は生きているのかさえわかりませんが遺族に対して謝罪が行われないのは悲しいことです。造田の生い立ちが複雑であることから犯行に対しては同情の声も上がりました。

しかし亡くなった29歳の女性の父親は「加害者ばかりが同情的に報道され不愉快」だと語っています。また「声をかけられるのが嫌で、近所付き合いが減った。外出する時はサングラスをかけて歩くようになった」とも話しました。

犯行動機は身勝手で生い立ちは関係ない

Police Crime Scene Blue Light - Free image on Pixabay (579031)

両親がギャンブルにはまらなければ造田は高校を中退することもストーカー行為をすることも、事件を起こすことさえなかったかもしれません。

事件から3週間後には山口県でも通り魔事件が起き、5名の方が亡くなりました。犯人は池袋の事件を参考にしたと語っていることから、一つの事件が他の事件に影響を及ぼしていることがわかります。

複雑な生い立ちの持ち主ではあるものの犯行動機は身勝手で許されるものではありません。2名の死者と6名の重傷者を出した池袋通り魔殺人事件が風化しないよう祈るばかりです。

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