目次
- 不思議な事件の多くは未解決
- 不思議な事件【日本編】
- 長岡京殺人事件
- 山菜採りに出かけた主婦2人が殺害される
- 入山者が多かったにも関わらず目撃証言なし
- 走り書きされたメモが発見される
- 田畑作之介ちゃんひき逃げ連れ去り事件
- 自動車に作之介ちゃんが撥ねられる
- 撥ねた本人が「病院へ連れて行く」と作之介ちゃんを連れて行く
- 病院で手当を受けた形跡がないまま行方不明に
- 佐久間奈々さん誘拐事件
- 同級生たちと深夜に出かけた際、男に声をかけられる
- 男は補導員を装い佐久間奈々さんだけを連れて行く
- その後行方不明に
- 赤城神社主婦失踪事件
- 家族で訪れた赤城神社で行方不明になる
- GW中でにぎわっていたが目撃証言はなかった
- 事件後無言電話がかかってきている
- プチエンジェル事件
- 小学6年生の少女4人が誘拐・監禁される
- 犯人の自殺方法が不可解
- 事件を調べていたフリーライターが殺害される
- 岡山地底湖行方不明事件
- 地底湖で男子大学生が行方不明になる
- 洞窟探検サークルのメンバーの行動が不可解
- 遺体は見つかっていない
- 不思議な事件【海外編】
- ヒンターカイフェック事件
- ドイツの農場で一家5人と使用人が殺害される
- 事件の数日前には怪しい足跡が発見されていた
- 犯行後も犯人は農場に居座っていた
- ディアトロフ峠事件
- 10人の若者が冬山登山へ出発
- その後1人が離脱し9人で登山を続けることに
- 後日テントが内側から裂かれた状態で発見される
- 9人全員が薄着姿のままテントの外で死亡しているのが見つかる
- 先住民族に襲われた説やUFO説も
- オーランメダン号事件
- シルバースター号が無線信号を受信
- オーランメダン号の中で乗組員が全員死亡しているのが発見される
- 船内調査の前に船が炎上し死亡原因は不明となる
- 不思議な事件は世界中で起きている
via pixabay.com
事件の数日前に怪しい足跡があるのを殺害されたアンドレスが見つけています。足跡はヒンターカイフェック農場に向かっていましたが帰りの足跡がなかったことから農場内に誰かが侵入したとアンドレスは考えていました。
足跡を発見した日には屋根裏から足音もしていたため屋根裏を捜索しましたが人がいるのを見つけることはできませんでした。
村人に相談をした際、警察に通報した方がいいとアドバイスを受けていましたが実行することはなく事件が起きてしまったのです。一家は近所との交流があまりなかったことから事件の発覚は遅れました。一番近い家とも500mほど離れていて村人が異変に気づかなかったことも理由の一つです。
足跡を発見した日には屋根裏から足音もしていたため屋根裏を捜索しましたが人がいるのを見つけることはできませんでした。
村人に相談をした際、警察に通報した方がいいとアドバイスを受けていましたが実行することはなく事件が起きてしまったのです。一家は近所との交流があまりなかったことから事件の発覚は遅れました。一番近い家とも500mほど離れていて村人が異変に気づかなかったことも理由の一つです。
犯行後も犯人は農場に居座っていた
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犯行後も犯人がしばらく農場に居座っていたことが明らかになっています。屋根裏部屋には藁が敷き詰められており誰かが横たわって寝ていた形跡が見つかりました。
また家畜へ餌をやった跡や敷地内が見渡せるように屋根瓦が数枚外されていているのも発見されています。パンや肉を食べた痕跡もあり犯人が数日農場で暮らしていたことが伺えます。
警察は霊媒師を頼り6人の頭を霊媒師の元へ送りましたが、事件が起きた当時は第一次世界大戦が終わった直後で混乱のさなかにあり6人の頭が行方不明になったまま事件は解決されませんでした。金品には手が付けられておらず怨恨の説が有力です。
また家畜へ餌をやった跡や敷地内が見渡せるように屋根瓦が数枚外されていているのも発見されています。パンや肉を食べた痕跡もあり犯人が数日農場で暮らしていたことが伺えます。
警察は霊媒師を頼り6人の頭を霊媒師の元へ送りましたが、事件が起きた当時は第一次世界大戦が終わった直後で混乱のさなかにあり6人の頭が行方不明になったまま事件は解決されませんでした。金品には手が付けられておらず怨恨の説が有力です。
ディアトロフ峠事件
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ディアトロフ峠事件は1959年に当時のソ連で起きた事件です。冬山登山をしていた若者9人が多くの謎を残して死亡しました。
遺体の服から通常の2倍の放射線が検出されたことから、核実験の発覚を恐れたソ連当局から捜査に圧力がかかり早期のうちに捜査が打ち切られることになりました。
現在は自然現象による説が有力ですが、様々な説が飛び交い謎の多い事件として注目を集めました。事件の詳細を見ていきましょう。
遺体の服から通常の2倍の放射線が検出されたことから、核実験の発覚を恐れたソ連当局から捜査に圧力がかかり早期のうちに捜査が打ち切られることになりました。
現在は自然現象による説が有力ですが、様々な説が飛び交い謎の多い事件として注目を集めました。事件の詳細を見ていきましょう。
10人の若者が冬山登山へ出発
via pixabay.com
男性8人女性2人の合わせて10人がウラル山脈北部へスノートレッキングへ出発しました。メンバーは現在のウラル工科大学の生徒や卒業生で全員に山岳遠征の経験があるベテランたちです。
スポーツマスターと呼ばれるアスリートを育てるための資格取得を目指していて、冬山登山が成功すれば全員が資格を得ることができるとされていました。
隊員はみな経験豊富で知識もあったため冬山登山を反対する者は誰もおらず登山は決行されたのです。非常に難易度の高い登山ではありました。
スポーツマスターと呼ばれるアスリートを育てるための資格取得を目指していて、冬山登山が成功すれば全員が資格を得ることができるとされていました。
隊員はみな経験豊富で知識もあったため冬山登山を反対する者は誰もおらず登山は決行されたのです。非常に難易度の高い登山ではありました。
その後1人が離脱し9人で登山を続けることに
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10人で登山を始めたもののリューマチの持病があるユーディンが腰と脚に痛みを訴えて離脱しました。残りの9名は再び登山を続ける途中で先住民族のマンシ族と遭遇します。
マンシ族からはホラチャフリ峠は死の山と呼ばれているから気を付けるよう忠告を受けました。ホラチャフリ峠とは雪原でなだらかな丘が広がる場所です。
丘を風よけにして9人はテントを張り、結果としてここで命を落とすことになりました。隊長の名前がディアトロフであったことから後にこの地はディアトロフ峠と名付けられます。
マンシ族からはホラチャフリ峠は死の山と呼ばれているから気を付けるよう忠告を受けました。ホラチャフリ峠とは雪原でなだらかな丘が広がる場所です。
丘を風よけにして9人はテントを張り、結果としてここで命を落とすことになりました。隊長の名前がディアトロフであったことから後にこの地はディアトロフ峠と名付けられます。
後日テントが内側から裂かれた状態で発見される
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登山を終え次第、ディアトロフが電報を送ることになっていましたが途中で離脱したユーディンは遠征が長引くかもしれないと告げられていたため下山予定日が過ぎていたことを誰も不審に感じていませんでした。
しかし下山予定日を8日過ぎても連絡がなく、親族の要請を受けて最初の救助隊が送られることになりました。その後は軍と警察により大規模な捜索が行われました。
メンバーたちは雪山経験が豊富だったこともあり救助隊はディアトロフたちが生きていると思っていましたが、発見されたテントは内側から破かれていて中には誰もいませんでした。
しかし下山予定日を8日過ぎても連絡がなく、親族の要請を受けて最初の救助隊が送られることになりました。その後は軍と警察により大規模な捜索が行われました。
メンバーたちは雪山経験が豊富だったこともあり救助隊はディアトロフたちが生きていると思っていましたが、発見されたテントは内側から破かれていて中には誰もいませんでした。
9人全員が薄着姿のままテントの外で死亡しているのが見つかる
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テントからは足跡がのびており、足跡をたどっていくとそれぞれの場所で9人全員が死亡していました。遺体はみな薄着で防寒着を着ておらず裸足の状態でした。
気温がマイナス30度という極寒の中に薄着と裸足の状態で出たのはかなり不可解なことです。9人中6人は低体温症を発症したのち凍死していて残りの3人は頭蓋骨骨折や大量出血が原因で死亡していました。
中には舌を失っている者もいて遺体の状況は明らかに異様でしたが事件の真相はわからないまま、当時のソ連は未知の不可抗力と結論付けて捜索を打ち切りにしています。
気温がマイナス30度という極寒の中に薄着と裸足の状態で出たのはかなり不可解なことです。9人中6人は低体温症を発症したのち凍死していて残りの3人は頭蓋骨骨折や大量出血が原因で死亡していました。
中には舌を失っている者もいて遺体の状況は明らかに異様でしたが事件の真相はわからないまま、当時のソ連は未知の不可抗力と結論付けて捜索を打ち切りにしています。
先住民族に襲われた説やUFO説も
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不可解な点が多かったことから様々な説が飛び交いました。説としては先住民族であるマンシ族の襲撃を受けたのではないかとする説やUFO説が挙げられます。
メンバーたちがマンシ族と遭遇していたことが理由ですが、マンシ族は温和な部族で捜索にも協力していたことやテントの周りには隊員の足跡しかなかったことから可能性は低いとされました。
UFO説は遺体の衣服から通常の2倍ほどの放射線が検出されていたこととディアトロフ峠付近でオレンジ色の光の球が目撃されたことが理由です。しかし現在では自然現象であるヘアピン渦が発生して隊員たちがパニックになり外へ飛び出たとする説が有力です。ヘアピン渦は強風が丸い半球状の障害物にぶつかる時に発生する特殊な渦のことです。
メンバーたちがマンシ族と遭遇していたことが理由ですが、マンシ族は温和な部族で捜索にも協力していたことやテントの周りには隊員の足跡しかなかったことから可能性は低いとされました。
UFO説は遺体の衣服から通常の2倍ほどの放射線が検出されていたこととディアトロフ峠付近でオレンジ色の光の球が目撃されたことが理由です。しかし現在では自然現象であるヘアピン渦が発生して隊員たちがパニックになり外へ飛び出たとする説が有力です。ヘアピン渦は強風が丸い半球状の障害物にぶつかる時に発生する特殊な渦のことです。
オーランメダン号事件
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オーランメダン号事件は1948年にインドネシアのマラッカ海峡で起きた事件です。船の乗組員は凄まじい形相で手を前に伸ばした不可解な格好で死んでいました。
乗組員だけでなく犬まで死んでいましたが船が爆発して沈没したため死因はわかっていません。有毒ガスの発生が原因ではないかとする説もありますが真実は不明のままです。
謎の多い事件について見ていきましょう。
乗組員だけでなく犬まで死んでいましたが船が爆発して沈没したため死因はわかっていません。有毒ガスの発生が原因ではないかとする説もありますが真実は不明のままです。
謎の多い事件について見ていきましょう。
シルバースター号が無線信号を受信
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航行中のシルバースター号はインドネシアのマラッカ海峡でオランダ船籍のオーランメダン号から無線信号を受信します。無線は無線技士からと見られ、船員のほとんどが死亡したことと自分も死の危機に瀕していることを伝えました。
無線が途中で切れてしまったため不審に思いシルバースター号はオーランメダン号に近づいて船員が確認のために中へ入りました。そこで乗組員たちが死んでいるのを発見することになります。
死体は山のようにあり人間だけでなく犬も死んでいました。
無線が途中で切れてしまったため不審に思いシルバースター号はオーランメダン号に近づいて船員が確認のために中へ入りました。そこで乗組員たちが死んでいるのを発見することになります。
死体は山のようにあり人間だけでなく犬も死んでいました。
オーランメダン号の中で乗組員が全員死亡しているのが発見される
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