幸せな意味の花言葉をもつ花！花の季節や贈る相手は？

スズランの開花時期は4〜6月であり、輝くような白く愛らしい花をつけるスズランは、春の訪れを知らせてくれる代表的な花の一つです。すずらんは、ユリ（キジカクシ）科の多年草で、北部や高地の山野に多く自生し、北海道を代表する花としても知られています。

通常出回っているのは、多くがヨーロッパ原産のドイツスズランで、日本に自生しているものよりも葉や花が大きく、香りが強いのが特徴で、香水の原料にもなっています。しかし、そんな愛らしいすずらんですが、全草に毒を持っていますので、取り扱いには注意しなければなりません。

via pixabay.com

スズランの花言葉には幸せが再び訪れる「純粋」「癒やし」「謙遜した美しさ」があります。
①「純粋」…スズランがヨーロッパで「聖母の涙」と呼ばれていることにも関係しており、聖母マリアは清らかで汚れのない存在なので「純粋」という花言葉が生まれたそうです。

②「癒やし」…花言葉の由来は、イギリスで語り継がれている、森の守護神であるセント・レオナードの伝説から来ています。スズランがレオナードの傷や心を癒したというエピソードから「癒し」という花言葉が生まれました。

③「謙遜した美しさ」…スズランの花が葉の影に隠れながらひっそりと咲いている姿から、この花言葉がつけられました。男性の後ろに静かにたたずむ女性のような謙虚さを感じせます。

ポインセチア

via pixabay.com

ポインセチアとは、クリスマスシーズンによく見かける赤色が特徴のお花です。開花時期は10月〜3月であり、自生地のメキシコでは、樹高が2～3mほどに生長する常緑性の低木でもあります。

ポインセチアは明治時代に日本にやってきて歴史は100年以上です。クリスマスシーズンの11月〜12月頃、花屋さん店頭へ行けば、赤や白、ピンクに色付いたポインセチアが見られます。

via pixabay.com

花のように赤や白に染まっている部分は、苞というつぼみを包んでいた葉っぱが変化したもので、実は花びらではありません。ポインセチアの花は、苞の中央に集まっている緑色の部分です。

ポインセチアには色別に花言葉をがあります。
①赤色…「祝福する」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖なる願い」「聖夜」「清純」というその色から想像できる意味合いであり、またクリスマスやプロポーズに使われるのは、この赤色のポインセチアです。

via pixabay.com

②白色…「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」の意味を持ちます。そんなやさしい色の印象からか「慕われる人」という花言葉が付いており、また白いポインセチアは、花嫁のドレスにもあるように祝福を意味するカラーです。

③ピンク色…「思いやり」「純潔」という花言葉の通りピンク色のポインセチアはとても優しい色合いで、ポインセチアのやわらかな葉っぱの質感とあわせて心が解きほぐされるような雰囲気である特徴と、清々しく上品な印象を受けます。優しいピンク色はクリスマスカラーではありませんが、花言葉「思いやり」はとてもマッチしています。