2019年7月25日 更新

宮古島の伝統行事パーントゥの実態!お祭りの問題点と注意点

夏に最高の沖縄ビーチ。しかし、沖縄の島々には奇妙な伝統行事があるのをご存知でしょうか?とくに奇妙だと話題になっているのが、宮古島ののパーントゥ。南国のイメージを大幅に裏切る宮古島の謎。これからパーントゥの実態についてご説明いたします。

パーントゥが周知されるようになってから、クレームや暴行事件まで起こりパーントゥの廃止まで検討されました。無形文化遺産として保護されている現在、パーントゥはどのように行われているのでしょうか?

これから存続しているパーントゥの現在についてご説明いたします。

大々的な宣伝はしていない

Burglary Crime Theft - Free vector graphic on Pixabay (505634)

パーントゥは、広く知られるようになり安易に興味を持って参加した観光客などからクレームが相次ぎました。存続が危うくなった以降は一時のように大々的な宣伝はしていません。

無形文化遺産として保護されていますが、パーントゥの活動自体が制限されています。2つの地区でひっそりと集落以外の人に泥を塗らないようにおとなしく行われているようです。からかいに訪れた観光客がいても、パーントゥは以前のように泥を塗る対象とせずに、現在は集落の人だけを対象に行っています。

看板やアナウンスで注意喚起

Highway Signs Freeway Funny - Free image on Pixabay (505621)

また、宮古島では面白いからと安易な好奇心でパーントゥ祭りに参加したり、はやりのスピリチュアルだと勘違いして近寄ってくる観光客への対策もとられました。2つの地区に対してパーントゥ祭りの活動を制限するとともに観光客に注意喚起をしています。

2つの地区でそれぞれのパーントゥの時期になると、「パーントゥに泥を塗られたくない人は地区内に立ち入らない」という看板やアナウンスがされ、安易に集落に立ち入らないよう呼びかけをしています。

パーントゥに護衛

Military Fifer Musician Ceremonial - Free photo on Pixabay (505609)

それでも、パーントゥの時期になると集落のお祭りに参加したいという観光客がいます。現在は2つの集落のみで行う集落の伝統行事として、以前のようにパーントゥが観光客に泥をつけることはなくなりました。

観光客には、パーントゥの狙う対象であっても、パーントゥは素通りするようです。それが面白くない観光客がいて無理やりパーントゥに泥を付けさせるようにからかうのではと用心深い2地区の島人は、2つの集落のパーントゥに現在それぞれ護衛をつけています。

パーントゥに狙われやすい人の特徴

Cat Goldfish Aim Japanese - Free image on Pixabay (505598)

パーントゥは宮古島の2地区でのみ行われている集落のお祭りです。年に1回必ず催される宮古島の2地区のパーントゥのお祭りの中で、パーントゥに特に狙われやすい人はどのような人なのか知識として覚えておきましょう。いつ宮古島の2つの地域の人とかかわりを持つかは分かりません。

これから、特にパーントゥに狙われやすい特徴としている地区の島人についてご紹介します。

小さな子どもや赤ちゃん

Baby Sleeping Girl - Free photo on Pixabay (505593)

小さな子どもや赤ちゃんは、通常柔らかくて可愛いものに包まれて安らかに過ごさせてあげたいと考えますが、パーントゥ祭りでは真逆のことをされます。強烈な臭いのする泥を赤ちゃんにもつけることで、あかちゃんが厄払いができてご利益があると信じ込まれています。

パーントゥは、家に上がり込みその家に赤ちゃんや小さな子供がいたら真っ先に狙いを定めます。家の人は赤ちゃんが泣き叫ぼうとご利益があると信じきっているためパーントゥに狙われるがままですが、パーントゥに泥をつけてもらって良かったと微笑むのです。当然赤ちゃんんも小さな子供も泣き叫びます。

女性(特に妊婦)

Beautiful Young Pregnant Woman In - Free photo on Pixabay (505587)

パーントゥは、泥をつけることで厄払いや悪霊払いができるとされている宮古島の2地区の古いお祭りなので、女性も特に狙われやすい存在です。最悪なことにパーントゥに狙われた女性は、強烈な臭いとパーントゥに抱きつかれ泥を塗られる恐怖からキャーキャーとわめき叫びます。

パーントゥも島人たちも、それで厄払いや悪霊払いができると信じ切っているので、悪霊払いができて良かったねと微笑むのです。女性の中でも特に妊婦が狙われやすいとされています。

背を向けている人

Wedding Back Backs - Free photo on Pixabay (505576)

パーントゥは、背を向けている人も狙います。背を向けている人は構えている人よりも狙いやすく襲いやすいのでパーントゥの手順に、背を向けている人を狙うと教え込まれています。

パーントゥがやってきた時に、パーントゥが真っ先に狙う赤ちゃんや女性や妊婦さんより先に、パーントゥから背を向けている人がいたら、その背中めがけて泥をつけにきます。狙いやすくしている人をパーントゥは狙いに定めるのです。暗くじめじめしたパーントゥの古くからの技です。

警察

Squad Car Police Lights - Free photo on Pixabay (505567)

パーントゥは、警察でさえ手出しができません。警察に全く動じず、容赦なくパトカーや警察官に泥を付けまくります。

パーントゥは、赤ちゃん・小さな子供・背を向けている人・警察のほかになんとハゲを狙います。パーントゥに泥を付けられた島人たちは、強烈な臭いをつけられてさえ厄払いができたと微笑むのです。パーントゥが語り継がれ崇められていることは、宮古島の人々にとって本当に神なのかを今一度考えてみるのも良いのではないでしょうか。

日本の有名な来訪神

Fantasy Wanderer Sculpture - Free photo on Pixabay (505452)

パーントゥは強烈な臭いのする泥を神聖として、暗くてじめじめしたところを好みますが、神を見立てて厄払いをする伝統行事は、宮古島以外の日本の地方にも同じような伝統行事として継承されています。

宮古島のパーントゥと異なるところがあるのかをこれから含めて、その他の日本の地方の来訪行事について紹介していきます。

男鹿のナマハゲ

☺︎ on Instagram: “2019/07/22 げつようび ・ お早うございます👹✋ ・ 長男👦🏽 ひと足お先に夏休みSTART⤴︎⤴︎⤴︎ ・ ・ 夜は暗闇に隠れて全く見えなかった門前の巨大なまはげ。 ・ 次女👧🏻 おびえて車から降りられず、見もせず。笑 ・ ・ ・ #行くぜ東北 #秋田 #男鹿半島…” (505463)

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