日ユ同祖論は信憑性あり?嘘ではないの?海外の反応も

日ユ同祖論とは日本人とユダヤ人の先祖が共通だとする考えです。実際、共通点は多く「君が代」をヘブライ語に訳すことができます。嘘だとする説に対する反論や信憑性の高い説、遺伝子の関係性をご紹介していきます。海外の反応も見ていきましょう。

目次

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日本とユダヤには共通点が多くありますが、日ユ同祖論については批判もあります。ユダヤ教は一神教なのに日本の神道は異なるという点や日本の狛犬はユダヤではなくペルシアから伝わったとする点が批判の対象となっています。

また、ユダヤでは油を神聖なものとして扱っていますが日本では違うなど文化の相違もあります。日ユ同祖論への批判内容を見ていきましょう。

共通点だけでなく相違点を知ることでより日ユ同祖論の理解が深まります。

ユダヤ教は一神教だが日本の神道は異なる

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ユダヤ教は唯一神との厳格な契約に基づく宗教である一方、日本の神道は一神教ではありません。神に対する概念は対極にあると言えることから先祖が同じだとは考えにくいとされています。

また天皇の三種の神器の一つである八咫の鏡の裏にはヘブライ文字が刻まれているという噂がありますが、実証は不可能であり仮にヘブライ文字が刻まれていたとしても証拠にはならないという意見があります。

天皇家とユダヤにはつながりを示す証拠は実証不可能なものが多く信憑性に欠けるものもたくさんあります。

日本の狛犬はユダヤではなくペルシアから伝わった

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日本の狛犬と古代ソロモン神殿の前にあったライオンの像が似ているという説がありますが、実際はユダヤではなくペルシアから伝わったとする説が有力です。

古代中国はペルシアとの交流が盛んだったため、中国へ渡った遣隋使や遣唐使がペルシアの文化を持ち帰ったのだとされているのです。

飛鳥時代にはペルシア人の景教徒が日本に渡来したこともあります。ユダヤとペルシアは同じ中近東にあることから文化には類似点があり日ユ同祖論の証拠にされることが多いのが現状です。

ユダヤ教では油は神聖なものだが日本では違う

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古代ユダヤ教では油を神聖なものとして扱い、聖者や特定人物などの体に清めの油を塗る習慣がありました。油が神聖だとされていたのはイスラエルが地中海気候の乾燥した土地に位置するためです。

日本には体に油を塗る習慣はなく神聖なものとしても扱っていませんでした。そのため日ユ同祖論に矛盾が生じるとする意見があります。

ただしユダヤも日本も水を使い禊を行う習慣があることは類似していて、まったく文化が異なるわけではありません。

日ユ同祖論への批判に対する反論も

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日ユ同祖論への批判に対しては反論意見がきちんと用意されています。日本が一神教でないことについては、ユダヤ人の中にもユダヤ教の協議に疑問を抱く人がいたはずだとする考えがあります。

狛犬がペルシアから伝わったとする説にはペルシアに居住していたユダヤ人がいたとする考え、日本では油を神聖なものとして扱っていないことについてはユダヤの習慣が根付かなかっただけだとする考えでそれぞれ反論があります。

日ユ同祖論への批判に対する反論を見ていきましょう。

ユダヤ人の中にはユダヤ教の教義に疑問を抱く人もいたはず

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イスラエル周辺諸国にはユダヤ教以外にも多くの信仰が存在していたとする記載が旧約聖書にあります。ユダヤ人の中にはパレスチナ地域の先住民であったカナン人の宗教や偶像崇拝に傾いた人も存在したとあることから、厳格な一神教ばかりではなかったことがわかります。

ユダヤ教の教義に疑問を持った人が存在していても不思議ではないということは普通に考えることができることであり、日本が一神教でなくても日ユ同祖論の批判には値しないとする考えがあります。

ユダヤ人はペルシアにも居住していた

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古代ペルシアとイスラエル周辺は時代によっては交流があったことから、ユダヤ人がペルシアに居住したこともあったようです。

古代ペルシアはユダヤ教やキリスト教の信仰を許していた時期もあり狛犬がペルシアから伝わっていたとしてもユダヤ人が伝えた可能性は十分にあります。

三種の神器については、古墳の発掘調査が禁じられていることから詳しく検証することは不可能だとされています。ただし検証できないからと言って否定することはできないとする考えもあります。

日本では油が高価だったためユダヤ人の習慣が維持できなかった

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地中海では主にオリーブオイルのような植物性油脂でしたが、日本では植物性油脂を抽出する技術が登場したのは平安時代になってからでした。そのため、ユダヤ人が油を使う習慣を持ち込んでいても油が高価で習慣を維持できなかった可能性があります。

日本は地中海のようには乾燥しないことも習慣として定着しなくても不自然ではありません。さらに植物性油脂によるサンオイルやアロマオイルは現代の日本に商品として存在しており、清浄なものと思われないから肌に塗る行為は存在しないと言う展開と矛盾します。

ユダヤで塗油は王や救世主、聖職者にのみ施されていて一般人には適用されなかったことから日本で習慣化しなかったとする説もあります。

日ユ同祖論の信憑性は不明だが共通点はたくさんある

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日ユ同祖論についての信憑性は定かではありませんが実際に多くの共通点があることは事実です。特に日本語とヘブライ語の類似や神道の儀礼には酷似している点が多くあります。

今後の研究で日本人とユダヤ人の先祖が同じだと結論づけられる可能性もあれば、別の人種だと結論づけられる可能性もあります。

真相はいまだにわかっていませんが興味深い話題であることには間違いなく、今後の進展が楽しみだと言えるでしょう。日本とユダヤの共通点を知るだけでも勉強になります。

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