2019年2月22日 更新

サイコパスの意味とは?身近にもいるサイコパスの特徴や見分け方

サイコパスとは一体どんな人の事をいうのか?サイコパスの特徴や傾向知りたい、また身の周りの人かサイコパスかどうか知りたい方、またはサイコパスに悩んでいる方のために、サイコパスについてまとめていきます。 また過去にサイコパスが起こした事件もいくつかご紹介します。

サイコパスの意味とは?

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サイコパスについての、理解を深めていくために、
まずはサイコパスとはなんなのか、サイコパスの基礎の部分を紹介していきます。

サイコパスの意味

Dry Leaf End Yellow · Free photo on Pixabay (73922)

まず最初に、サイコパスとはなんなのか、基礎からお伝えしていきます。
サイコパスは精神病質(psychopath)、反社会的人格の精神病者を指します。


サイコパスは「性格や遺伝などの先天的な可能性が高い」とされている一方で、ソシオパス「育った環境などによる後天的なもの」というサイコパスの症状によく似た方も存在します。両者の違いは、それが先天的か、後天的かだけの違いだそうです。

サイコパスは主に脳の前頭葉が関係しているという説もありますが、なぜ生まれるのか、なぜそのようになってしまうのか、原因は今だ特定されていません。

サイコパス=犯罪者ではない

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サイコパスにはテレビや雑誌などの報道の影響で、「異常な殺人犯」などのイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
普通に生活している方も多くいらっしゃいます。
一方で、多くの成功を収めるビジネスリーダーにも、このサイコパスがいるそうです。

特にサイコパスは第一印象は頭もよくきれもので、愛想もよく饒舌な人が多いそう。
なので一見、傍目から見ただけでは、とうていわかりにくい病気でもあるのです。
ですが人を引きつけるサイコパスだからこそ、周りが苦しんだりしている事も多いようです。

サイコパスってどれくらいいるの?

Puzzle Last Particles Piece · Free photo on Pixabay (69595)

ではサイコパスは、どれくらいの割り合いで存在しているのでしょうか?
マーサ・スタウト博士の著書によりますと、サイコパスの割合は、約4%とされています。
これだけでは、ピンと来ませんよね。割り合いにしてみるとなんと25人に1人の割合になるそうです。

ですが、国の地域によって発生率も変わるという説もあるそうで、欧米の国々と比較すると、発生率はとても低いそうです。
アジアにおける、サイコパスの発生確率は、欧米の10分の1とも言われているそうです。
日本では2~300人に1人と言われています。数字にしてみると、意外と多いと思われるでしょうか。

サイコパスってどんな人?サイコパスの特徴

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一体どんな人がサイコパスなんだろう。と気になってきますよね。
ここでは、サイコパスの特徴、主に見られる性格を紹介していきます。

良心の欠落

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サイコパスは良心(物事の善悪を把握し、正しく生きようとすること)が大きく欠落しています。
道徳的に善悪の区別がなく理解できないため、表面的にしか理解できず、正しい行動をする場合には、利益につながったり、自身の得になるような正当な理由なしではできないそう。

自分史上主義のサイコパスは、他人に関する感情を持ち合わせていないため、自分が悪いことをしてしまった、などという感情は、ないに等しいのです。

共感性がない

Young Woman Female · Free photo on Pixabay (69694)

サイコパスは自己のコントロールに関わる部分の脳の働きが弱いため、共感性が薄れているそうです。
とにかく自己中心的で、自分第一主義ですので、他人に共感することはありません。

そんなサイコパスですから、ほとんどの方がうつってしまう「あくび」が、移りません。
また、「かわいそう」「痛そう」などの感情がわからないため、犯罪につながってしまう人が多いようです。

非常に冷淡で、他人に対しても、自分メリットがあるかを常に考えています。
自分以外の人が大変な目に巻き込まれたりしていても、助けようとか、力になってあげようとは思いません。
人に協力することは、自分の時間を無駄にしたり、自分の欲求を叶えられなくなると思い、ただ淡々と他人が不幸になるのを見ているだけだそうです。

ですが近年の研究では、「サイコパスには共感のスイッチがあり、オンオフができるが相当意識しないと出来ない」
という研究結果もあるそうです。

責任感がない

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サイコパスは他人や、組織といったものが一切関係なく、自分の欠点がわかりません。
幼少期からルールを無視したり、積極的にルールを破ることを繰り返し行うというのも、サイコパスの特徴のひとつです。

そもそも責任感というのは、組織や、社会との結びつきが「誰かのためにこれをしなければ」という思いにさせます。
サイコパスは、自己愛が全てなので、もちろんそういった感情はありません。

自分の周りを「価値のないもの」と思っており、言ったことを忘れたり、指摘されても受容せずに、さらには相手を悪者に仕立てあげます。

罪悪を感じない

Rose Background Excuse Me Red · Free photo on Pixabay (69759)

他人に無関心なサイコパスは、他人がどうなろうとかまいません。
良心が欠落しているため、人を道具のように扱い、平然とした顔つきで人を傷つけます。

なにかが問題が発生したとしても、自らの非を認めず、「他人のせいだ」「運が悪かっただけだ」としか解釈しません。
自分の目的を達成するためならば、手段を選ばず、目的を達成するためならば、たとえ他人を陥れようとも、全く罪悪感はもたない感情の仕組みをしています。

プライドが高い

Alive Energy Divine · Free image on Pixabay (69785)

サイコパスは利己的、自己中心的なので、とても自信家です。
自分が世界の中心であると考えているため、人を見下したり、自分が優秀であると常に思っているため、他人を見下すことが多いようです。

とても自信家なので、自慢話が大好きです。
ですが、気に食わないことや、否定されることは大嫌いです。
自分のミスは認めず、それが事実であっても捻じ曲げてしまうほどの、プライドの高さをもっています。
自分の立場をよくする為には、手段を選びません。

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