2019年8月19日 更新

尽くす女の特徴と診断9選!尽くす女の心理とやめる方法

自分が尽くす女であるとはなかなか自覚できないものです。尽くす女であるかどうかを、その特徴と心理からいろいろ分析、診断して、尽くす女をやめる方法についていろいろ紹介します。

付き合い始めは愛される

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尽くす女を恋人に持った男性は、最初はとても感激します。そして自分に尽くしてくれる女性をとても愛するようになります。
「なんて優しい女性だろう!」「君は僕の天使だ!」という風にです。

ところが時間の経過とともに、最初の感動は次第に薄れていきます。最初は感謝していたものが、当然のサービスのように思うようになってくるのです。

それどころか、最初は「なんて君は料理上手なんだ!」と感激していたのが、時を経るうちに「・・塩味が足りない」とケチをつけるようになってくるのです。

感謝していた気遣いも、慣れてくるうちに当然のように思い始めます。サービスすればするほど、相手はさらに要求してくるのです。そしてあなたの気遣いの上に胡坐をかくようになってくるのです・・・

尽くす女でいるデメリット3つ

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尽くす女性には様々なタイプがいることをご紹介してきましたね。いろんなタイプがいますが、共通しているのは、相手の男の人を中心に生きる、なのです。

それは一見して美徳のように見えますが、感謝されたい、愛されたい、評価されたい、あるいは相手を思い通りにしたい、独占したい、相手に決定権をゆだねて楽をしたい、といったように対価を求めてしまうエゴイズムがこちらにある限り、マイナス面を持ってしまうのです。

それでは、どういったデメリットを持ってしまうのか、次にご紹介していきましょう。

彼氏にうざがれる

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尽くす女で、独占欲が強い場合、相手を常に監視してないと、気の済まない女性もいます。これは支配欲の強い、尽くす女性の特徴になります。相手の行動を管理していないと気が済まないのです。勝手にスマホを見たり、パソコンを覗き見てしまうのです。

そうするとパートナーからうっとうしいと思われてしまいますね。
また、世話好きの女性の場合は、概して男性を子供のように扱ってしまうので、そういった扱いがうっとうしく思われてしまうこともあります。

また、なんて控えめで女らしい女性なんだろう!と感激されていた、自己主張のない女性の場合も、あるいはチェーホフの「かわいい女」タイプのなんでも同意して、相手と同一化してしまう女性も、時が経つうちに、自分のない空虚な女性のように思われてしまうのです。

尽くす女の特徴として、女性性と母性がありますが、女性性と母性のマイナス面の特徴もまた持ってしまうのです。
相手の男性を拘束する、飲み込んでしまうような怖い面も、女性性と母性には特徴として持つのです。なんでも飲み込んでしまうような空虚さも、女性性の特徴です。

彼氏が調子にのる

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また、尽くす女には、相手にほとんど文句を言わないという特徴があります。相手に嫌われたくない、理想的な女でいたい、愛される女でいたい、という心理からパートナーの男性を甘やかしてしまうのです。

そうするとどうなるでしょうか?いったん甘やかされてしまうと、最初は感謝していたあなたのサービスを、当たり前のように受け止めるようになっていくのです。

調子にのってしまうと、当たり前として受け止めていたあなたのサービスを、不満に思うようになり、さらにサービスを要求するようになるという悪循環がはじまってしまいます。

相手の男性だけが悪いのではありません。理想の女でいたい、愛されたい、というあなたの心理と受け身の姿勢にも問題があるのです。

浮気されやすい

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調子に乗ったパートナーの男性は甘やかされた子供と一緒です。あなたを何でも許してくれる優しい母親のように思ってしまうのです。そうすると、浮気を始める男性もいるかもしれません。

尽くす女は、母性的、女性的な女性が多いので、浮気をされやすいのです。相手の男性は、何をしてもあなたには許されるだろう、と勘違いしてしまうのです。

また、あなたがあまりに相手に依存しているので、うっとうしくなってしまうのです。特に、相手の男性を四六時中監視するような、支配型の女性の場合、相手の男性は息苦しくなってしまうのです。

相手の男性から、一番愛されたい、気に入られたい、という心理は、恋愛していると誰にでもあるような心理ですが、尽くす女は、愛されたいという欲求が人一倍強いので、そういった心理が過剰になってしまうのです。

そういった特徴を持つ女性は、たとえば夏目漱石の「明暗」という小説に出てくる、主人公の新婚ほやほやの妻である、お延が典型です。お延はとても聡明で、夫の気持ちにはよく気の付くような女性なのです。夫のこうしてほしい、をいつも先回りして、あれこれ世話を焼くのです。

ところが主人公はそんなお延をうっとうしく思って、なかなか愛せないのです。そしてついに、昔好きだった女性にこっそりと逢いに行くのです・・

お延は賢くて、非の打ちどころがないような優秀な奥さんなのです。主人公のことを精いっぱい愛して尽くしているのです。それなのに、なぜそうなってしまうのでしょうか?

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お延が、愛と思っているのは、(自分が一番愛されたい)という心理からくる競争心に過ぎないのです。
また、よく気が付く、というのは、常に相手の顔色を読み取ることでもあります。四六時中、自分の顔色をうかがったり、探偵しているような女性と一緒にいるうちに、男性が窒息しそうになってしまうのです。

このお延という女性には、今までご紹介してきた、(世話好き)(自己主張しない)(相手の好みにあわせる)(努力家)(劣等感の強さ)(承認欲求が強い)(依存心の強さ)など、ほとんどの要素が見られます。

相手に期待することの大きい、依存心の強い女性がその対価として、経済的なものを求めたり、自分の安定のために相手を利用してしまいがちであるのに比べて、尽くす女は、その対価が「愛されたい」「認められたい」「一体感を得たい」という心理的なものであるところが特徴になります。

また両方の特徴が混在してる場合も多くみられますが、好きな男性を目的として、依存して生きるというところは、両者に共通する特徴的な心理です。

対価として相手に求めるものが、経済的な物質的なものであっても、「愛されたい」「認められたい」という精神的な渇望であっても、安定を求めることには変わりはなく、両方ともエゴイズムの欲求でしかないのです。

尽くす女の末路3つ

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診断結果はどうでしたか?自分が尽くす女であることに、意外と自覚のない女性が多いのです。経済的に自立してる女性、比較的恵まれた環境で育った女性、不自由なく育った女性のなかには、尽くす女が少なくありません。

無償の愛と奉仕が美徳とされる、ミッションスクール、キリスト教の環境で育った女性も比較的、尽くす女になりやすいのです。

「与えられる」を目的にする依存心の強い女性と違うのは、尽くす女は、「与える」を目的に生きてしまう事です。「与える」ことによって相手に依存してしまうのです。また、「与える」ことが好きになるのには、ある程度恵まれた資質や環境が必要なのです。

「与えられる」を求める依存心の強い女性が他人を利用してしまうのに比べて、尽くす女は、そのため逆に他人から利用されてしまうことが多いのです。

それでは尽くす女でいると、どういうデメリットになるかをご紹介しましょう。

利用されて捨てられる

Board Heart Play - Free photo on Pixabay (77143)

「与えられる」が目的になる依存心の強いタイプより、「与える」が目的の依存心の強い尽くす女のほうが、他人から利用されやすいことはもうおわかりになりましたね?

尽くす女に最も多いリスクは、男性からいいように利用されて捨てられる、です。特に、女性を利用する性質の悪い男の人には注意してください。

女性を利用する男性の特徴としては
・口がうまい
・他に付き合っている女性がいる

・信用されるために権威を持ち出す
・計算高い、打算的
・平気でうそをつく

・・などの特徴があります。詐欺師と似た特徴ですが、人を平気で利用する詐欺師もまた、依存心が強いのです。またそのような危険な男性ではなくとも、漱石の小説「明暗」の主人公のように、あなたに拘束されている状態から息苦しくなって逃げ出すこともあるでしょう。

あるいは、常に同意してしまう、大人しいあなたに飽きてしまって他の女性を求めるかもしれません。

尽くせる相手しか愛せなくなる

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また、尽くす女は、男性に尽くして傷ついた経験があっても、また、自分が尽くせるような相手を好きになってしまう可能性が高いのです。

尽くす女は、母性本能が強いので、「この人は私がいないとダメだ」と思わせるような男性を好きになってしまうのです。あるいは自分が尽くすことで、相手の男性のわがままを増長させてしまう危険があるのです。

あなたが愛し方を変えない限り、あなたはいつも同じことを繰り返してしまう事になります。

精神的に疲弊してしまう

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そして、ついには自分が理想的な女性であることに疲れてしまいます。与えるというのは素晴らしいことですが、与え続けていると、あなたが疲弊してしまうのです。

疲弊してしまう、というのはあなたがどこかで無理をしていたということなのです。

尽くす女をやめる方法9つ

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