目次
- 子供ができないという悩みを持つ夫婦は多い?
- 不妊症とは
- 不妊症の夫婦の割合
- なぜ?子供が欲しいのにできない夫婦が増えている原因とは
- 晩婚化が進んだ
- ストレスの多い社会になった
- 仕事と妊活の両立が難しい
- 環境や食生活の変化の影響で生殖機能が衰えた
- 辛い!不妊が深刻な悩みになりやすい理由とは
- 終わりが見えないから
- 不妊治療は心身共に負担が大きいから
- 最大の味方であるはずの配偶者と温度差を感じることが多いから
- 人に相談しにくいから
- 不妊を公表する芸能人も!芸能人が与える影響の光と影
- 不妊治療で同じ悩みを持つ人の励みになる
- 世間の不妊治療への理解や関心が高まる
- 成功例を見て高齢でも不妊治療で子供ができると過信してしまう
- 同じレベルの治療を受けられないことへの不満やストレスも
- なかなか子供ができない時はどうしたら?正しい対処法とは
- 基礎体温表を付ける
- 排卵日前後を狙って夫婦生活を持つ
- 食生活や睡眠など健康面を見直す
- できるだけ早く医療機関を受診する
- すぐに通院する人は少数派?不妊治療をためらう理由とは
- すぐに治療を始めなくても問題のない年齢だと思っているから
- 不妊治療や検査に不安や抵抗があるから
- 不妊の原因を知るのが怖いから
- 費用が高額だから
- 仕事と通院の両立が難しいから
- 不妊治療ではどんな検査が?不妊の原因としてチェックされること
- 排卵周期に乱れがないかどうか
- 卵子の質や育ち方
- 女性のホルモンバランス
- 卵管に詰まりがないかどうか
- 精子の数や運動率
- 卵子と精子の相性
- 子供ができないことが原因で離婚はできる?
- 双方の合意があれば理由に関係なく離婚は可能
- 不妊を離婚理由として一方的に離婚を求めるのは難しい
- 不妊が原因で夫婦仲が悪化したケースは離婚が認められることも
- 一度不妊が理由で離婚話になると関係を修復するのは厳しい
- 不妊治療の道は厳しい!離婚という最悪の結果にならないためには
- 旅行へ出かけるなど息抜きをする時間を確保する
- 自分が辛い時は配偶者も辛いことを忘れない
- 受ける治療の内容や終了期限について話し合っておく
- 限界が来たと思ったら治療をやめることも検討する
- 不妊は他人事ではない!不安な時はできるだけ早く医療機関へ!
子供ができないという悩みを持つ夫婦は多い?
via pixabay.com
近年、「不妊症」という言葉を色々なところで聞くようになりました。女性の社会進出が大きく進み、一昔前の「専業主婦」の概念が薄れ、晩婚化が進んだ今、子供ができないことで悩んでいる夫婦が増えています。
芸能人が妊活や不妊治療を告白し、少しずつ不妊症への認知度も高まってきていますが、まだまだ女性にとって不妊症はとてもプライベートな問題です。
「今まさに不妊治療に取り組んでいて、悩んでいる」「今は子供がいないけれど、今後子供が欲しい」という方に向けて、ここからは不妊症について深く掘り下げていきます。
芸能人が妊活や不妊治療を告白し、少しずつ不妊症への認知度も高まってきていますが、まだまだ女性にとって不妊症はとてもプライベートな問題です。
「今まさに不妊治療に取り組んでいて、悩んでいる」「今は子供がいないけれど、今後子供が欲しい」という方に向けて、ここからは不妊症について深く掘り下げていきます。
不妊症とは
via pixabay.com
不妊症とは、妊娠を望んでいるにもかかわらず、避妊をしない自然な状態で妊娠に至ることができない状態、また、ある一定の期間妊娠を維持できない状態のことを言います。
原因が男性側か女性側か特定できることもありますが、はっきりとした原因が分からないことも多くあります。
原因が男性側か女性側か特定できることもありますが、はっきりとした原因が分からないことも多くあります。
不妊症の夫婦の割合
via pixabay.com
日本の夫婦における妊娠率は、1年間の夫婦生活で80%~85%、2年間で85%~90%と分析されており、おおよそ10%~15%の夫婦が不妊で悩んでいる状態です。
この数値は年々徐々に増えており、大きな問題になりつつあります。また、別の統計では、夫婦の3割は不妊症を心配したことがあるというデータもあり、不妊症であるか否かにかかわらず、多くの夫婦が一度は悩む問題です。
この数値は年々徐々に増えており、大きな問題になりつつあります。また、別の統計では、夫婦の3割は不妊症を心配したことがあるというデータもあり、不妊症であるか否かにかかわらず、多くの夫婦が一度は悩む問題です。
なぜ?子供が欲しいのにできない夫婦が増えている原因とは
via pixabay.com
では、なぜ今不妊症に悩む夫婦が増えているのでしょうか?子供が欲しいと悩む夫婦の多くは、、現代社会ならではの問題を抱えています。
ここでは、不妊症が増えている背景と原因について、具体的に紹介していきます。
ここでは、不妊症が増えている背景と原因について、具体的に紹介していきます。
晩婚化が進んだ
via pixabay.com
女性の社会進出が進み、結婚しても共働きという夫婦が増えてきました。一昔前は、「結婚したら家庭に入る」「寿退社」も普通でしたが、今はキャリアを重要視する女性が若者を中心に増えています。
社会的かつ経済的に女性が自立できるようになったことで、結婚の必要性が薄れ、晩婚化が進みました。また、会社の方針が、かつての終身雇用と年功序列から成果主義にシフトしたことで、収入にばらつきが生まれ、将来について不安に思う人が増えたことも晩婚化の要因となっています。
晩婚化が進めば進むほど、女性が妊娠する年齢が上がります。妊娠するベストな年齢は20代と言われ、30代からは徐々に妊娠が難しくなっていきます。
社会的かつ経済的に女性が自立できるようになったことで、結婚の必要性が薄れ、晩婚化が進みました。また、会社の方針が、かつての終身雇用と年功序列から成果主義にシフトしたことで、収入にばらつきが生まれ、将来について不安に思う人が増えたことも晩婚化の要因となっています。
晩婚化が進めば進むほど、女性が妊娠する年齢が上がります。妊娠するベストな年齢は20代と言われ、30代からは徐々に妊娠が難しくなっていきます。
ストレスの多い社会になった
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現代社会はストレス社会と呼ばれています。終身雇用と年功序列が崩れ去り、男性同様、働く女性も会社の倒産や自分のリストラの可能性、退職金の有無など将来に関わるストレスと日々戦っています。
ストレスは、女性の妊娠可能性に大きな影響をもたらします。ストレスで整理が大きく遅れることも珍しくないように、ストレスによって不妊に悩む女性も少なくありません。
ストレスは、女性の妊娠可能性に大きな影響をもたらします。ストレスで整理が大きく遅れることも珍しくないように、ストレスによって不妊に悩む女性も少なくありません。
仕事と妊活の両立が難しい
via pixabay.com
毎日仕事で忙しい女性にとって仕事と妊活の両立は非常に難しい問題です。不妊症を考えた時、どうしても病院に行く必要があります。
病院は勤務時間内に休みを取って行く必要があり、「会社から休みをもらいにくい」「休暇理由を言いづらい」など、色々な理由で病院に通うことが難しいという女性もいます。
また、旦那さんが仕事で忙しい場合も、妊娠の可能性が一番高い排卵日に狙って夫婦生活を持つこともとても難しくなってくるでしょう。
病院は勤務時間内に休みを取って行く必要があり、「会社から休みをもらいにくい」「休暇理由を言いづらい」など、色々な理由で病院に通うことが難しいという女性もいます。
また、旦那さんが仕事で忙しい場合も、妊娠の可能性が一番高い排卵日に狙って夫婦生活を持つこともとても難しくなってくるでしょう。
環境や食生活の変化の影響で生殖機能が衰えた
via pixabay.com
昔に比べ、環境や食生活が大きく変わったこと、不妊に悩む女性が増えた原因の一つです。
欧米のライフスタイルが頻繁に取り入れられることが多くなり、ヴィーガンやベジタリアンなど肉食を避け、野菜を中心としたライフスタイルが推奨されることが多くなりましたが、妊娠を望むのであれば、肉をしっかり食べることでたんぱく質を補給することも大切です。
また、甘いお菓子やケーキをたくさん取りすぎると、糖質や脂肪が身体中に蓄積され、結果として卵子の質の劣化や老化を招くことも証明されています。
欧米のライフスタイルが頻繁に取り入れられることが多くなり、ヴィーガンやベジタリアンなど肉食を避け、野菜を中心としたライフスタイルが推奨されることが多くなりましたが、妊娠を望むのであれば、肉をしっかり食べることでたんぱく質を補給することも大切です。
また、甘いお菓子やケーキをたくさん取りすぎると、糖質や脂肪が身体中に蓄積され、結果として卵子の質の劣化や老化を招くことも証明されています。
辛い!不妊が深刻な悩みになりやすい理由とは
via pixabay.com
女性にとって不妊症はとても深刻な悩みとなってしまうことが多いです。すでにお伝えしたとおり、不妊症に悩む女性は少なくありません。なのになぜ、女性にとって大きな問題となってしまうのでしょうか?
ここからは、不妊症が深刻な悩みとなってしまう原因について、具体的に掘り下げていきます。
ここからは、不妊症が深刻な悩みとなってしまう原因について、具体的に掘り下げていきます。
終わりが見えないから
via pixabay.com
不妊症が大きな悩みとなってしまう原因の一つは、不妊治療に終りが見えないからです。病気のように「完治」となるわけではなく、いつやってくるのか分からない赤ちゃんを妊娠するまで治療が続きます。
「あとどれくらいで妊娠ができる」「本当に妊娠できるか分からない」といった指針のない状態で続けなくてはいけないのです。
「あとどれくらいで妊娠ができる」「本当に妊娠できるか分からない」といった指針のない状態で続けなくてはいけないのです。
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