2019年7月28日 更新

39歳で妊娠する確率は?出産年齢が高くなると起こる妊娠のリスクも

結婚していてもなかなか妊娠できなくて、人工授精を考えている人もいるのではないでしょうか。高齢出産だとダウン症の心配も出てきます。39歳で妊娠する確率や妊娠のリスク、二人目や三人目の方が妊娠の確率が上がる理由などをご紹介します。

一人目を出産すると、二人目や三人目はできやすいと言われています。どうして妊娠しやすいと言われているのでしょうか?二人目、三人目のほうが妊娠の確率が上がる理由をご紹介します。

妊娠できる体ではある

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二人目、三人目のほうが妊娠の確率が上がる理由は、妊娠できる体ではあることです。一人目を出産したということは、妊娠しづらい体ではなく、妊娠できる体であるということがわかります。一度目の出産でホルモンバランスが整いやすくなっています。産後にホルモンバランスが整うことで、排卵が起こったり、生理が再開するようになります。

排卵や生理がくるようになれば、当然妊娠することが可能になるのです。先ほども前述した通り、一度目の出産を経験したことがある人は、子宮が綺麗になり、妊娠できる準備が整っています。そのようなことから、二人目や三人目のほうが妊娠の確率が上がると言われているのです。

精神的余裕を持っている

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二人目、三人目のほうが妊娠の確率が上がる理由は、精神的余裕を持っていることです。初めての出産は、妊娠のこと出産のこと、その後の子育てのことなど何もわからない状態でママをしなければならないということもあり、心に余裕を持っていられないことも多いです。

子育ては様々で、思い通りにいかないことも多々あります。しかし、二人目や三人目となると、子供をどのように育てていったら良いのかということが理解できているため、精神的余裕を持って、妊娠・出産・子育て期間を過ごしていくことができるのです。そういうことからも、妊娠の確率が上がると言われています。

体作りができている

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二人目、三人目のほうが妊娠の確率が上がる理由は、体作りができていることです。妊娠・出産・子育てと体力が必要です。特に出産は、人間を一人世の中に出すわけですから、体力がないと乗り越えることができません。

一人目の出産と子育てをしていくうちに、わんぱくな子供と接することで、だんだんと体力がついていくものです。体作りができていることから、二人目や三人目の妊娠や出産に対して恐怖心もなく、子供が欲しいと思う女性も多く、妊娠の確率が上がると言えるでしょう。

妊娠における知識がある

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二人目、三人目のほうが妊娠の確率が上がる理由は、妊娠における知識があることです。初めての妊娠というのは、妊娠期間中体調はどのようになるのか、このまま特に異常なしで出産を迎えることができるのか、出産後子供をちゃんと育てていくことができるのかというのは不安になる時期です。

一度出産を経験すると、妊娠中はこういうことに気を付けたら良い、悪阻がどういう風になるのかということもわかってくるため、二人目からは不安になる気持ちが少なくなるのです。妊娠への知識があると、妊娠の確率が上がります。

39歳で自然妊娠できない場合

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39歳で自然妊娠したいと思っていたけど、子供をなかなか授かることができないという女性もいるでしょう。自然妊娠できないけど、子供が欲しい場合、どのような方法があるのでしょうか?39歳で自然妊娠できない場合どうしたら良いかをご紹介します。

不妊治療をする

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39歳で自然妊娠できない場合は、不妊治療をすることです。夫婦が避妊せずに性行為をして1年以内に妊娠まで至らなかった場合は、不妊症であると言われています。高齢になるほど卵子は衰え、数も減ってきてしまうため、早めに不妊治療を開始することが大切です。

不妊の原因は女性の方だけではありません。男性の方に問題がある場合もあるので、不妊治療を行う場合は、夫婦でしっかりと話し合って、夫婦一緒に不妊治療に挑むという覚悟がなくてはいけないのです。

検査をする

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39歳で自然妊娠できない場合は、検査をすることです。妊娠できないということは、夫婦どちらかに問題があるため、夫婦一緒に検査をすることが大切です。

検査は基礎体温、超音波検査、子宮卵管造影検査、精液検査が一般的です。基礎体温から、排卵が起こっているか、排卵の時期がわかります。エコーでは、子宮や卵巣の状態がどうかを見るのです。子宮や卵巣の働きが良くても、卵管が精子をきちんと通ることができなかったら妊娠できないため、子宮卵管造影検査で卵管の状態を調べます。

ここまでが女性が検査するものですが、精液検査で男性が検査をします。4~7日くらい禁欲した後、マスターベーションで精子を採取し、精子の数や精子の動きを調べます。

タイミング法

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39歳で自然妊娠できない場合は、タイミング法です。タイミング法は、病院で医師に一番妊娠しやすい時に性行為を行うタイミングをみてもらう方法です。医師は、基礎体温、超音波検査などを見て、タイミングを図ります。自分で排卵時期を調べて、タイミングを見て性行為をしているという人もいるのではないでしょうか。

しかし、自分でタイミングを図っていても、生理不順などから排卵時期がずれているということも考えられます。そこは専門医師に見てもらうことで、バッチリのタイミングを見てくれるので、自然妊娠しやすくなると言えるでしょう。

タイミング法は個人差も大きいようで、タイミング法での1回の妊娠率は3~5%と言われています。1年以上経っても妊娠しないという人もいます。妊娠しなかった場合は、次の不妊治療へと進めていくことになるのです。

人工授精

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39歳で自然妊娠できない場合は、人工授精です。タイミング法の次に行う方法です。人工授精とは、子宮の中に管を通し、そこから子宮に精液を入れることを言います。精液を入れて、卵管を通り、受精しなければ妊娠はできないのです。

人工授精と聞くと、何だか抵抗があると思っている人もいるかもしれませんが、受精してからは、妊娠して出産までの経緯は自然妊娠と全く同じです。ただ、精液が子宮内に届くように手助けをしているだけです。タイミング法と同じく、自然妊娠に近い方法だと言えます。

人工授精の1回の妊娠の確率は、5~10%と言われています。奇跡的に1回で妊娠に至る人もいますが、たいていの場合は1回では妊娠まで至ることができないことが多いです。何回か繰り返し人工授精を行うことで、結果が得られると言えるでしょう。

体外受精

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